つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

”レーシック=メガネが不要になる”ではありません。

2010年12月08日 19時57分15秒 | Weblog
繰り返しになりますが、特に30代後半以降で、ご検討中の方に
改めてご忠告の意味で申し上げたく存じます。

前の記事に書いたとおり、
必ずしも、レーシックを受ければメガネが不要になる、ということではありません。

【ケース1】
手術の結果、近視が改善されても老眼が出てしまう場合、
近くを見るための老眼鏡を買わなければいけなくなります。

【ケース2】
逆に、老眼の影響が少ないように、近視の矯正の程度をゆるくする場合で、
強度の近視の矯正のために角膜を削る量が多く、結果、矯正範囲が限定されるケースでは、
思うような視力を得られないかもしれません。
そうなると、手術前とは度数の違う近視用のメガネが必要になってしまいます。

上記のようなケースのいずれにおいても、
生まれ持った自分の眼にレーザのメスを入れるという大決断と、多額の手術料に比して、
メリットが極めて少ないか、意味がない、と思わざるを得ません。

なお、老眼への対応も考えたレーシックの一種で
通称「カメラ法」などと呼ばれる絞りを入れるような方法もあるようですが、
近視が強く、角膜を削る量が多い場合は施術できないそうです。

勉強になりました。



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