つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

奇特なタクシーの運ちゃん

2011年09月12日 22時36分08秒 | Weblog
タクシーの運ちゃんって、本当にいろんな人がいる。

おっさん、じいさん、おばさん。
無口な人、よく語る人。
丁寧な人、無愛想な人。
素人っぽい人、玄人。

最悪なのが、道を間違えたのに言い訳ばかりで、
(この辺りは営業区域外だとか、都心はわからないとか)
そのまま、上がったメーターの表示料金を平気でとる人。

通行止めがわかっていたはずのに、
わざわざそこを通って、でもって迂回して、
メーターを上げた運ちゃんもいた。

で、今日乗ったタクシーの運ちゃん。
目的地まであとわずかのところで、
「そこ(目的地)まで行くとワンメータ上がるから」といって、
「精算」にしてくれた。
結局、目的地まで行ってくれたのに。

いわく、
「わしらもあとちょっとのところで、メータが上がるのはイヤなんや」

商売人にあるまじき功徳。

「わしら」って言っても、あんただけかもしれんよ。
タクシーの場合、お客は「あんた」を選べないのに、そんなサービスをする必要があるの?
単に「あんた」だけが損をするのでは?


でも、嬉しかった。
そんな人もいることに。

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1 コメント

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Unknown (dai)
2011-09-13 14:29:59
自分が、損をするか得をするか、の時は損をする方を選ぶ、
そして、「損を貯めれば大得となって返ってくる」、とかいうことは考えない。
、というのが商売人としては一番楽な生き方です。
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