つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

【追想】マルグッタ通り

2010年09月30日 01時56分22秒 | Weblog
グレゴリー・ペック演じる新聞記者が、ヘップバーンのアン王女を持て余して、
タクシーの運ちゃんに押しつけようとするが、
結局、マルグッタ通りの自分のアパルトマンに泊める、そのマルグッタ通り。

ロケの対象になったというアパルトマンがあるが、中には入れない。

雨の中、ツタの緑が美しい。

【追想】パンテノンは雨

2010年09月30日 01時40分17秒 | Weblog
同行者が歩き疲れることを想定して、午後はオプションでバスツアーを申し込んでおいた。

ツアーコースのテーマは「ローマの休日」。名作のロケ地を訪ねる。

真実の口に行った後、
ヘップバーンが煙草を吸ったという、パンテオンそばのカフェを遠目に眺めた。

で、パンテオンに入る。
かつての神殿だが、後世、ほかの用途に使われて破壊を免れた、という。

この旅行中、ほとんど雨は降らなかったのに、雨が降り出した。

ツアーガイドのおばさんは、かつてパンテオンの傍に住んでいて、
雨が、このパンテオンの天井から降り注ぐのが好きだったという。

で、この雨。

係員が天井の穴直下のエリアを閉鎖する前に、我々は屋内の雨をしばし楽しめた。

周りには、ピザに名を残すマルゲリータ王妃の像。

【追想】トモコさん紹介のトラットリア

2010年09月28日 23時55分54秒 | Weblog
角を曲がると、トモコさんが言った。

「あそこに2軒並んでるでしょ。手前の赤いテーブルクロスの店はダメ。
 むこう側の白いテーブルクロスの店が普通においしいもの出すから。
 私もコックがいないとき、よく行くのよ。今日もあとで友人と行くから。」

そこまで言われれば、よし! 決めた。

ちょっとしたコースを注文。

写真は、骨付き子牛のシャンピニオン添え。
確かにうまい! ワインが合う!

同行者は、ミネストローネがおいしい、おいしいと盛んに言っていた。

食べ終わって、
近くの席で、大人数に囲まれているトモコさんにお礼を言って、辞去。

それにしても、こんな生活、うらやましいな。御馳走様でした。

【追想】トモコさんとの出会い

2010年09月28日 23時48分16秒 | Weblog
サンピエトロ広場からバチカンをあとにした。

腹が減った。

三越のあるリパブリッカ駅に戻り、歩いて、
イタリア人の旦那さんと日本人の奥さんが経営するというリストランテに行ってみる。

と、あれ? 開いてない? 準備中?

とすると、中のおばさんが、
「悪いわねえ。せっかく来てもらったのに、うち、土曜のランチはやってないのよ」。

このおばさんが奥様。トモコさん。

「でも、近くに私の行く満足できる店があるから。こっちこっち」
と案内されるがままに、曲がり角を曲がる。

【追想】暴君ネロの水盤

2010年09月28日 01時19分00秒 | Weblog
なんでも、貴重な赤い大きな一枚岩(大理石の一種?)から誂えさせたという。

それにしても大きい。さすが暴君ネロ。

あー 暴君ハバネロってここから来たのね。なぜか、改めてネーミングに感心?

それにしても、暴君って愉しかったのかな。
自分じゃ暴君などと後世の人々に呼ばれるなんて思っちゃいなかったろうけど。

きっと自分が世の中の基準だったような皇帝や殿様が暴君だったのだろう。

【追想】トレビの泉

2010年09月28日 01時07分18秒 | Weblog
昨日、たまたま、TOKIOの番組で、トレビの泉まで3000歩で行く、などという企画をやっていた。

自分で地図を見ながら行ったが、トレビの泉は分かりにくい場所にあった。

雰囲気を楽しんだ後、人の隙間を発見して割って入り、後ろ向きにコインを投げ入れる。

1枚入れば、またローマに来られる、という。
2枚ならば、大切な人と永遠に一緒にいることができる、という。

3枚は?! やめておこう。

ケータイが故障!

2010年09月26日 21時25分15秒 | Weblog
昼間メールをチェックしたところで、胸ポケットにケータイをしまい、
自宅に帰って充電しようとすると

あれ? 点灯しない!

電源ボタンを押してもつかず、お手上げ。夕方ドコモショップへ行った。

「機械でチェックしましたが、電源は入りませんね。2週間ほどお預かりさせていただくことになります。」

えーっ!

写真も、着信メールも、iアプリも、全部、復旧しない可能性がある、ということで、ちとショック。
おサイフケータイは使ってないが、ヤマダ電器のポイントも復旧できるかしら。

代替機を借りて帰宅。
ケータイデータお預かりサービスにアクセスして、とりあえず、電話帳、スケジューラなどを元通りに復旧させた。

【追想】剣闘士たちへのレクイエム

2010年09月26日 10時44分00秒 | Weblog
コロッセオに入った。
中央闘技場の床は木製で、上に砂が撒かれていたそうだが、いまは地下構造物の跡のみが直に見える。

「つわものどもが夢のあと」という芭蕉の俳句があるが、
ここで闘った剣闘士たちにはそぐわない。

剣闘士となった彼らはここで古代ローマ人の見世物となった。
娯楽の道具となった時、彼らが本来抱いていたかもしれない夢はもう見えない。

地下に格納された猛獣の檻や人力舞台装置、
闘技場を囲んで聳え立つ一等席と二等席に分かれた客席スタンド、
異常なほどのエンシュージアズムを演出する仕掛けが、2000年前、ここにあった。

【追想】フォロ・ロマーノの凱旋門

2010年09月26日 10時28分38秒 | Weblog
古代ローマの政治の中心。フォロ・ロマーノ。
フォロはフォーラムの語源だとか。

国会議事堂、裁判所、造幣局など、紀元前から1世紀くらいの遺跡がある。
日本が狩猟生活(縄文時代)を送っていた頃、古代ローマが既にまるで近代国家のような政治の仕組みを有していたことが分かる。

そして、ここには3つの凱旋門がある。写真はその1つ。