【追想】ローマのおっさん！

外国に出ると、最低これだけは覚えないといけない言葉がある。
「こんにちは（おはよう）」「ありがとう」「さようなら」「はい」「いいえ」の他に
「出口」だ。

イタリアでは"Uscita"という。

今回、ほとんど航空券とホテルのみのフリープランに近いパッケージツアーだったが、
Uscitaを出たところで現地人ドライバーが出迎えに来ることになっていた。

いない。

15分以上経っても来ない。

で、旅行会社の現地支店に電話。
「オレンジ色の柱のMeeting pointにすぐ向かわせますので」という返事。

さらに待つこと10分以上。
ようやく、目印をもったドライバーがにこにこ笑いながらやって来た。

おっさん、何分待たせるねん。笑ってごまかすんやないで。

と突っ込みたかったが、言葉もわからないので、ま、しょうがない、ということで。

【追想】CXとQFは仲良し！

2010.9.17
夜も明け、ようやく機上からヨーロッパ大陸が見えてきた。
やはり、ヨーロッパは遠い。
しかも、経由地である香港での乗り換え時間が4時間もあったからなおさらだ。

フィウミチーノ空港に降り立つ。イタリアへは初めての訪問だ。
Baggage claimに行くが、各コンベアの上に、普通の液晶TV大のモニターに１０数の便名が表示されているだけで、非常に見づらい。
で、すべてのコンベアに近づいて見て回ったが、乗ってきた便名が見つからない。うーん。

インフォメーションに便名を告げると"N°4"ということだったので、あれっ？と思いながら、再度4番のコンベアに行く。あった。"CX***" の文字。なぜ？
と、次の瞬間、CXの文字が消え、その一列の表示が "QF***" に変わった。
QANTASとの共同運航便だったのだ。そんなこと、機内で言っていたっけ？　と、自分の英語力の無さにがっくり。

思えば、先般乗ったMalaysia Airlinesの便もAll Nippon Airwaysと共同運航だった。
航空連合への収斂が進み、その合理化効果の１つである共同運航も昨今増えた。
私と違って、よく飛行機を利用している諸兄諸姉は、利用する航空会社がどの航空連合に加盟しているかよくご存じのことだろうけどね。