花を咲かせよう

鼻先ばあさんから3度目の引っ越しで~す!
ひとこと絵日記。最近「ほぼ毎日」とはいかず・・

「鍵泥棒のメソッド」を見る

2012-09-15 21:50:11 | 映画
夕飯後「鍵泥棒のメソッド」を見に行く。
オットットは血なまぐさい映画と思い、パス!
香川照之と堺直人の演技が面白い。
とてもストーリーがよくできている。
殺し屋実は便利屋?と人生に絶望した役者のお話の中に、
人間として共感できる部分もちりばめられ、ただのアクションものでないのがいい。
帰ってくると、結局オットットは友人と飲みに行き居なかった。>

「あなたへ」を見る

2012-09-01 19:53:25 | 映画
午前中、おじいちゃん(父)の検査で病院へ行く。朝食抜きで血液や尿を採る。
薬を2カ月分出してくれたので有難い。
診察中に孫娘から電話。しまった!マナーにしておかなかった!
「折り返しこちらからするからね」
「少年の主張」の原稿が選ばれたので直すところを見てほしいと言って来る。
孫娘が帰ると、オットットが高倉健の「あなたへ」がいいらしいよと言うので
ちょうど見たいと思っていたので出かける。


降旗康男監督作品で、演技派の俳優がたくさん出ている。
妻を亡くした主人公が、富山から九州の平戸まで散骨のためにキャンピングカーで。
途中で山頭火の本「草木塔」を持った元教員の男や、妻の浮気に悩むイカ飯屋、
なぞの男南原との出会い。
散骨後、みんなこの道を行くんだ、ならばじぶんも・・と。
山頭火のうたや、慰問などで歌われる「星めぐりの歌」が効果的に使われている。

「ヘルタースケルター」を観る

2012-07-16 09:08:41 | 映画
昨夜、蜷川実花監督の「ヘルタースケルター」を見に行く。
オットットを誘ったが、本屋さんに行くと言う。
映画が始まってすぐ、ああ、夫が見に来なくて正解だったなと思う。
オットットには中味を吟味する前に、過激な描写に耐えられないんではないかなと。
脇をかためる俳優の存在感で沢尻エリカも引き立つ。
全身整形のモデルの内面を通し、美とは若さや外形だけではないことを描く。
華やかな世界を描きながら、若い人達にいろいろ問題提起している
よくできた映画だと思った。

百歳・新藤兼人監督 追悼上映会に行く

2012-06-23 16:29:41 | 映画
地域で催された新藤兼人監督追悼の「一枚のハガキ」を見た。
5日間20回の上映の幕開けである。
映画館での上映が少なく、見られなかったので・・。
100人の中年兵のうち生き残ったのは6人。クジによって行き先を決められ
生死を分けることになったことは、監督の実体験である。
兵士の死が残された家族の人生も破滅させていく。
そういう戦争の愚かしさをどれだけの人が経験させられたことか・・。
又、全てをうしなっても立ち上がる「希望」の映画でもある。
百歳の監督の創作意欲にびっくりさせられ、簡潔な表現で伝えたいメッセージを
残されて逝ったんだな~。
弟のfacebookに宮崎監督の反原発の写真があったが、後悔しないために
こういう表現も大切なことなんだな。

「テルマエ・ロマエ」を見る

2012-05-26 21:05:29 | 映画
今日は朝から大掃除をし、障子も張り替える。
もちろんオットットにも参加強要。というか、積極的に協力。
昼には小さい孫の進級イベントのDVDを6年生の孫の家で一緒に見る。
夜には「テルマエ・ロマエ」が面白いと聞いたので見に行く。
古代ローマのテルマエ(浴場)技師の話だが、現代日本と古代ローマを行ったり来たりする漫画のように楽しいお話。
笑ってリフレッシュしたいと思い見に行ったが、正解だった。
バックにオペラの曲が流れていたのもよかった!

「幸せの教室」をみる

2012-05-19 19:17:13 | 映画
「幸せの教室」を見る。
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの二人が主演なら見る価値ありと・・。
ちょっとお話が平板だが、現代アメリカの勤労者の無権利状態が描かれている。
学歴がないことを理由にリストラされ短大に行く主人公と、夫の問題をかかえる教師が
互いに引き寄せられていくのだが・・。
教師が主人公に魅かれて行くのはよくわかるが、反対に男性側の動機がいまいちかな。
中年男が、シャツをパンツインで着ているのを若い女子学生に直されたり、社会経験を話て喝采されたり、スクーターを連ねて出かけたりと学生生活が多く描かれている。
刺激的な場面や音がないので疲れなかったのはよかった!アメリカの一面が垣間見られるところがよい。

「アーティスト」を観る

2012-04-13 21:28:19 | 映画
アリオで「アーティスト」やってるぞ!とオットットが言うので、
夕飯の後、一緒に映画を見に行く。
お互いに見たかったのですんなりと・・。アカデミー作品賞を獲っている。
1927年からの数年間の物語。
サイレントのスターだった男優がトーキーに変わる時の苦悩を、
字幕がたまに出るだけで、あとは音楽と動きで表現している。
観終わって、「よかったね!」と言うと、
「まるで小説を読んでるみたいだった!」とオットットが言う。確かに。
筋書きは単純だが、心から楽しめる映画だった。

演技の上手い犬が可愛かった!

「戦火の馬」を見る

2012-03-03 18:44:56 | 映画
「戦火の馬」を見に行く。
第1次大戦で、軍馬としてイギリスからフランスに送られる馬の話なのだが、
少年と馬の絆、馬の目から見た戦争とはどんなものだったのか考えさせられる。
当時の民衆の生活や悲惨な戦争の実態が浮き彫りになる。
自軍の仲間が戦いを放棄して戻ってきたら射殺する役を与えられた若者のエピソードなど、スピルバーグ監督は、戦争の愚かさはいつの時代も変わらないことをえがいている。
しかし、これは児童文学であり、戦争ものというより馬と人間の絆という観点で作られて
いるようだ。

帰る時、イベント広場に若者たちが集まって踊ったりしているので、覗くとちらっとAKBじゃないけれど、似たような歳格好の女子が舞台に立っているらしい。
追っかけっているんだな~。

「麒麟の翼」を見る

2012-02-11 14:50:01 | 映画

「麒麟の翼」を見に行く。
東野圭吾の本の映画化であるが、この人の本を一冊も読んだことが無いのは
珍しいかもしれない。
なぜか、ああ、ミステリーねという調子で何となく敬遠してた。
オットットは「男が見るもんじゃないの?」というくせに見には行かない。
水泳顧問が生徒を守るという観点からだが、真実から目を背けたことに始まる事件。
どんなにつらくても事実からは逃れられないし、受け止めなければならないと訴える。
現代の非正規労働者の立場にも暖かい目を注いでいることも気持ちがよいし、
親子が真っ向から向かい合うことの大切さも訴えている。

五街道の基点の日本橋が舞台なので、東京の人には馴染みのあるところ。
1963年に首都高が橋の上にかかり、景観が悪くなってしまったのは残念である。

映画で出てくる七福神めぐりもそのうちしてみようかな。

「ALWAYZ3丁目の夕日64」を見る

2012-01-21 17:29:57 | 映画

久しぶりにオットットを誘って映画を見に行く。
1作目から、自分の子ども時代&青春時代そのままなので、懐かしさが先に立つ。
1,2作目は誘っても行こうとしなかったオットットも、前からの約束なので
めんどくさそうについて?くる。
「あ~、泣かされたな!」と終わった時の感想。
集団就職で鈴木オートに務めた六ちゃんの結婚や、子どもたちの巣立つ姿がえがかれ、
あの時代の雰囲気が満載なので、同世代の方たちにお勧めしたい映画である。
閉塞感に覆われた現代をどう生きていくかのヒントがあると思う。

辛亥革命 1911を見る

2011-11-19 20:58:32 | 映画
又、オットットから誘われ、雨の中「1911」を見に行く。
日本でおなじみのジャッキー・チェンが孫文の片腕の黄興役で出演している。
性格俳優としてのジャッキー・チェンが見られた。
列強に植民地化される清王朝に対して独立国としての誇り・
民衆の幸せのために立ち上がる若者を中心とした「辛亥革命」を描いている。
たった100年前だと思うと世の中の変化のスピードはすごいものだなと・・。
現在の中国の外交が、つねに自国の利益を最優先させる姿勢は、
この時代の経験から来ているともいえるのかな。
清政府と革命軍の間で上手く立ちまわる「袁世凱」がやはり面白い。
裏表のない「孫文」とのちがいが浮き彫りになる。

「ステキな金縛り」を観る

2011-10-31 16:42:32 | 映画

夫をムリヤリ誘って、三谷幸喜の「ステキな金縛り」を見た。
人気があるらしく、2つのシアターで同時上映していてしかも満員。
ポイントが貯まっていたのでそれを使う。
なかなか面白かったが、私は「ザ・マジックアワー」の方が好き。
主役級の俳優がちょこっとでてくるのが楽しい。
「三谷作品で一番面白かった」という感想を話ながら帰る人もいた。
夫のマフラーとハンチングを買う。
歳不相応のちょっと若向きのものだが、それでちょうどバランスがとれる。

「猿の惑星 創世記」を観る

2011-10-22 20:48:17 | 映画
妹夫婦と一緒に、夕飯の後映画館へ行く。
オットットはこういうのは苦手だという。
副題に「これは人類への警鐘」となっていたが、たしかにその通り。
実験に使われるチンパンジーたちの扱いの悪さが極端にえがかれていたが、
後のストーリーに繋がっていくんだなと分かった。
アルツハイマーの父親に実験用の薬を使い、劇的に回復。
しかし、抗体ができ容体は後退?する。チンパンジーはそういうことがない。
ペットとして育った主人公?の猿が、立派なリーダーになり、
「家に帰ろう」と言われ、「ここが私の家」というのには納得。
最期の人間とチンパンジーのバトルが見せ場なんでしょうね。
目で演技する猿のボスがなんだか男らしく感じてくるからおかしい。
人間の何でもアリの尊大さに警鐘をならす。

「はやぶさ」を観る

2011-10-01 18:41:48 | 映画

「徹子の部屋」で西田敏行が映画「はやぶさ」のことを話していた。
「見に行こうね」と夫と話していたので、ファーストデイの今日観る。
ここのところ観たいものが一致しているのが不思議。
擬人化された「はやぶさ」は、わざとらしい感じがなく、すんなり気持ちに入る。
大変なプロジェクトだったことは知っていたが・・。
小惑星「イトカワ」の物質をもちかえることで、
宇宙の成り立ちなどの解明を目指して奮闘する日本人の素晴らしさ。
宇宙の成り立ち、にんげんの成り立ちを考えると皆つながっているんだ
ということが無条件で納得できる。
いい映画だと思った。