花を咲かせよう

鼻先ばあさんから3度目の引っ越しで~す!
ひとこと絵日記。最近「ほぼ毎日」とはいかず・・

ダ・ウ”ィンチ・コードを読む

2012-09-16 15:09:27 | 
「ダ・ビンチ・コード」上・中・下を読み終わる
6年ほど前に映画化されたが、見ていない。
ミステリー小説としてスリルがあり、面白いのだが、それ以上に
「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に
基づいている。」と書かれている点で、世界中に重い話題を投げかけた。
「最後の晩餐」に描かれたマグダラのマリアは有名だが、キリストが妻帯者であり、子孫も残しているという記述などがカトリック教会の反発をかい、世界各地で上映禁止になった。
館長の残した暗号を解読しながらメッセージを読み解いてゆく。
宗教に関心のない人にも面白い小説。
何の世界にも隠された秘密は存在するのか。それは何のためかなど考えながら読むと
興味は尽きない。

プロバンスへ汽車で・・。

2012-08-29 19:07:16 | 
プロバンスへ汽車で・・。


娘と婿さんは、4時間かけてプロバンスへ行って来たそうだ。
のどかな汽車の旅で、両脇にせまる山や空、緑を見ていてあきることがなかったと。
田舎でも市場があり、買ったサラミがあまりにも美味しかったので、
帰りの汽車で爆食したそうです。

ニース郊外

2012-08-25 19:26:23 | 
ニース郊外


ニース郊外のお金持ちの別荘の多い場所。
ビーチは地味で日本の海水浴場みたいだそうです。
花は上海の方が安いと・・。

又、「星の王子さま」を読む

2012-08-23 20:22:43 | 
何年も前に読んで心に残っている本が文庫になっていたので、
これは買っておいていいものだ!と購入する。
しばらくぶりで読んだが、以前読んだ時より「ほんとにそうだな~」と感じる。
易しい文章でありながら、人間の本質をえがきだしてぐっとくるところが・・。
自分の人間としての経験が増えた分、分かることもふえたのかなと思う。
孫も読んだらしいが、面白いお話というとらえかただった。
やはり、大人になってから読む本だと思った。
サン≂テグジュぺリの本は「夜間飛行」や「南方郵便機」をよんだが、「人間の土地」は
まだ読んでいないので、図書館で借りよう。

「オリンピックに勝つ物理学」を読む

2012-08-14 18:44:53 | 
理工学部教授の望月修さんの本。
流体工学の視点から様々な競技に勝つには?ということを解明している。
「流して走っている」ように見えるボルトがなぜ早い?
水の抵抗をおさえる泳ぎとは?
スキージャンプは、「飛ぶ」ではなく「効率よく落ちる」ことで勝つ。
など、図形や数式で解明している。
又、その競技に適した理想体型なども面白く読んだ。
オリンピックが終わりに近ずいた時、図書館から届いたのがちょっと残念だったが。


ニースに着いた娘夫婦から「お父さんお誕生日おめでとう」とメールが届いたが、
文章を見ると「お誕生おめでとう」になっていて、大笑い。
「お父さんが産まれた!」

又、孫です。

2012-08-11 19:24:10 | 
又、孫です。


オットットの誕生祝いに息子家族が来てくれる。
孫と思いっきり遊ぶことができ、満足!
孫娘も急に大きくなり、もう、身長は完全にぬかされている。


パパのサングラスで遊ぶ孫。
言葉が通じるようになり、意志の疎通もスムーズ。
語彙も増えて、声はちいさいが、なんでもしゃべるようになった。
孫バカになった爺じは駅までお見送りに。
見えなくなるまでバイバイをしてくれ嬉しかったと・・。
ちょっとしたことで、最高の幸せを感じられるのは年寄りの有難い特徴。



ミラノに移った娘たちは、サンタ・マリア・ディレ・グラツィエ修道院の
壁画、「最後の晩餐」を見たと。10分ほどの説明の後、ダ・ビンチの絵に近づいて
見られたのは1分くらいで残念だったと・・。

新藤兼人「100歳の流儀」を読む

2012-08-09 17:01:29 | 
49本の監督作品と250本藻のシナリオを書き、100歳で亡くなった新藤兼人。
若者のような感性で生き抜いた人の人生が、分かりやすい言葉で表現されている。
社会性の強い作品から目をそむけたくなる人の気持ちもわかるが、
「悲劇の実態から目をそらしたら、悲劇は再び起こる」と・・。
現実を鋭く見つめた作品の中にも、ユーモアがあるのが好きだ。
又、人生を通して支えられた女性に対する尊敬の気持ちがさわやかに感じられる。
つくづく人間年齢は関係ないんだな~と思う。


そうそう、歳は関係ないよね・・。

IQ84を読み終わる

2012-07-21 14:07:18 | 
文庫化された村上春樹の「IQ84]を読み終わった。
話題になっているので1冊だけ買ってみて面白かったら図書館で借りようと・・。
順番待ちをしているうちに来年になってしまうので、6冊とも買う。
1984年から月が2つあるIQ84に迷いこんだ「青豆」と「天吾」の話が交互に語られる。
子どものころNHKの集金人である父親について歩かされた天吾と、「証人会」の布教に連れ回された青豆が同級生であり、20年後、人生がかさなっていく。
空気さなぎ・リトルピープルというキーワードの謎。
70年代の学生運動が破たんし、有機農業の集団として認知されていたグループが
閉鎖的宗教団体に突然変化していく謎など、どうなっていくんだろうと思って
最後まで読んでしまう。
論理的に考え過ぎてはだめなんだね。面白く読んだ。


今日はオットットが85歳・93歳の伯母のお伴で旅行に行っているが、
お役にたったんだろうか。
手をひいたり、荷物を持ったりするのにリュックじゃなきゃだめよ!と言ったが・・。
一人娘のいとこが付いてるから大丈夫だとは思うが・・。

「1Q84」村上春樹

2012-07-06 16:44:06 | 
文庫化された「1Q84]を3刊まで読んだ。ちょうど半分。
お話の展開につられつい読んでしまう。
図書館で頼んであったのは取り消した。在庫3冊ではいつ回ってくるかわからない。
文庫本もだいぶ溜まってしまったのでブックオフしないと・・。
値段は安くても家をふさいでおきたくないほうが先。
オットットに読み終わった本を渡すと、きれいにならべてしまうので
自分で処分しなければだめだ。

スカイツリー展望デッキに登る

2012-06-21 15:14:56 | 
スカイツリー展望デッキに


台風一過の昨日、友人5人で予約してあったスカイツリーに行く。
5時予約で5時半までに入ってくださいと言われていたのに、長蛇の列で、
1時間半も待った!
上は風速が強く、エレベーターが止まっていると・・。
30日以内ならいつでも入れるチケットに交換できるというので、時間のない人は
帰っていく人も多いので、列は少しづつ前に進む。
帰ろうか?と相談していると、エレベーターが動き出す。一人で行ったのならさっさと帰っていたことだろう。

やっと発券カウンターが見えてきてほっとする。
エレベーターの中はそれぞれ工夫が凝らされている。350メートルを一挙に進むので、耳がポーンとする。



富士さんが見えたので撮ろうとしたが、上手くいかず、やはり肉眼が最高。
記念撮影をしてもらえるコーナーが何箇所かある。


「根津権現裏」を読む

2012-06-12 15:56:16 | 
短編が面白かったので、藤澤清造の代表作「根津権現裏」を読んでみた。
無名・貧困・野垂れ死にがキーワードになっている作家なのだが、
独特の形容詞、感情表現が面白く、つい引き込まれてしまう。
演劇に詳しいせいか、会話が面白い。話が回りくどいと敬遠するむきもあろうが、
こんな作家がいたのかとびっくり。
友人との関係、友人の自死のなりゆきなど内面世界を濃く描いている。
時代・状況によって、つつじで賑わう現在の根津権現と、なんと違う場所になっていることか・・。




めんどくさいこと言ってるようだがな、
わしは今晩のワールドカップ予選のほうが気になる!

「毎日が日曜日」「日本の再生」を読む

2012-06-08 18:55:48 | 
植草一秀さんの「日本の再生」が図書館から届き、すぐに城山三郎さんの
「毎日が日曜日」も来る。だいたいこういうことが多いな~。
まず「日本の再生」を読み、そうだ、そうだと思う。この人の名前どこかで聞いたなと
思い出したあの事件。どうも結びつかない。
そんなことした人と思えない理路整然とした庶民に優しい視点。
「毎日が日曜日」は退職した人物の話も面白いが、経済小説といったほうがふさわしいのではないかと思った。

昨日いつもの友人5人とランチをし、「スカイツリーのチケット取れるよ」と言う話に
全員が登りたい!という。
早速皆の都合のいい日に申し込んだ。並んでチケットが買える前に行きたいという
ミーハーおばさんばかり。

今週読んだ本

2012-05-25 19:47:44 | 




妹が貸してくれた本「死ぬときに後悔すること」という題名におやっと思う。
妹もこんなことに興味を持つ年齢になったかと・・。
大津秀一先生はまだ30代なのにこういう本をかいたんだ~。
緩和ケアの専門家の先生は、若くても死に行く人を沢山見ている。
人によって死を前にして後悔することは全く違う。
自分がしたいと思ったことをしなかったことを悔やむのが人間なのかな。


城山三郎さんの「無所属の時間で生きる」は3年間の連載に加筆した文庫。
5,6ページで1話になっているので電車で読みやすい。

藤澤清造短編集

2012-05-15 16:31:40 | 
貧困・病などをえがいた私小説家・藤澤清造の短編集の文庫を読む。
赤貧洗うがごとしを描いても、文章がどことなくユーモアや品があるのがいい。
昭和7年、44歳で芝公園で凍死体となっているのが発見されたのもショッキングだ。
歿後弟子を名乗っている「西村賢太」さんが編集したものだが、
なるほど文体や視点のルーツは「藤澤清造」から来ていたのか、ということがわかる。
「根津権現裏」も読んでみたい。
最近能登にある「清造」のお墓に参る若者が急増したらしいが、現代の若者の貧困と
無関係ではないと思う。

今月読んだ本

2012-04-20 19:49:16 | 
「大往生したけりゃ医療にかかわるな」
現役のお医者さんが書いたと思えぬ題名に魅かれて読んでみる。
弟を亡くし、いろいろ考えることがあったので、衝撃的な題名にかかわらず、
おおいに参考になった。
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吉本隆明さんが亡くなったが、この人の書くものが好きなので新書を買ってみた。
若い人はよまない題名だなと・・。



「心に怒りの火をつけない」スリランカ上座仏教の長老のアルボムッレ・スマナサ―ラ氏の著書。
ブッダの言葉にいちばん近い「ダンマバタ」を現代に理解しやすいような言葉になおしたもの。