写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

ふうりん

2020年06月28日 | 京都
梅雨の中休みの土曜日・・・
ふと、ある場所を思い出したので行ってみることにしました。
ま~た紫陽花か?と思われるでしょうが、紫陽花もあるけれど、今回の場所は
一度で二度おいしい場所なのでもあります。
二兎を追うもの一兎も得ずという不吉な言葉も脳裏を横切りましたが気にしないのです♪

朝方のひんやりとした空気の中を走らせること小一時間
到着しました。綾部の東光院
ここ東光院は、高野山真言宗に所属する古刹で、本尊は薬師如来をまつってるそうです。
寺伝によると、天武天皇の673年に理趣仙人によって開創され、かつては坊舎二十一坊備えて隆昌したそうですが、応仁の乱等の兵火にもあって、大部分は焼失してしまったそうです・・・なるほど!!
ということで、仁王門をくぐって本堂に向かいまっす。
なにかで参拝は8時半からと書いてあったので、余裕を持って8時に来たのですが
いざ本堂前にきてみると、9時半からと書いてありました・・・
ガビーン・・・
いくら何でも1時間半待つのは辛いということで、一旦別の所に行くことにします。
で、別の所にも行ったのですが、ハズレだったので、また戻ってきました(笑)
それでもまだ参拝できるまでは30分ほどあります・・・
風が吹くと境内の方から風鈴のカラコロと涼し気な音色が響いてきます。
涼し気な音色を聴いても蒸し暑いのは変わらないので汗でベトベトです・・・
本当に暑いのって嫌ですよね~
徐々に参拝に訪れてくる人も増えてきました。
ここらで風鈴のお寺と言えば、ここぐらいしかないので、近隣からかなり訪れてくるようです。
風鈴のお寺と言えば、京都では宇治田原にある正寿院が有名ですよね
正寿院といえば♡の形の猪目窓もあって、いつか行ってみたい場所でもあります。
さあ、時間になりました。
受付で300円を払って入ります。
風鈴の数は1000個、昨年は700個だったと思うので300個増量です!!
ちなみに正寿院は2000個なんだそう・・・
そう言えばこの風鈴、元は平安時代に唐から伝わった風鐸というものからであったそうです。
青銅製で仏塔の四隅に邪気除けとして吊るされて、この音が聞こえる範囲は聖域なので災いが起きないといわれてるんですって

で、その後鎌倉末期に風鈴が作られ、江戸時代に夏の厄除けとして庶民の間に広まったんだそうです。
ちなみに、先ほど払った300円の中には、お茶代も含まれていて、庫裡で庭を見ながらお茶を飲むこともできます。
あっ ♡!!
ミーハーとしては、なんとかして♡を撮りたいと、この後粘るのですが、この頃から
風が吹き出してムムムって感じでした・・・
♡を撮ろうと苦闘している姿を見て、お地蔵様も笑ってます(笑)
さて、そろそろ帰りましょうか・・・
また来年来ようと思います。
終わり・・・