やっぱり本が好き@ミステリ

日頃読んだ本の感想・日常の生活など

鳥人計画 東野圭吾

2008-12-10 10:58:30 | Weblog
「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。
捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。
それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。
警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。
「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」
警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。
精緻極まる伏線、二転三転する物語。
犯人が「密告者=探偵」を推理する、東野ミステリの傑作。



聖女に救済 東野圭吾

2008-12-10 10:51:28 | Weblog
男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。

殺された義孝にとって結婚は子どもを持つための手段。
1年経っても綾音(妻)が妊娠しなかった場合、離婚するといっていた。
冷酷に期限が来たことを通告され、妻は決意する。
最低な男ですよね。
トリックはありえない!って感じでした。確かに現実的にはありえません。
しかし、彼女はそれをやった。すごいですね。