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STAP細胞

2014年04月16日 21時54分11秒 | 過去~徒然から~
連日、様々な報道がされている。

でも、結局重要なのは、STAP細胞ができるのか、否かだ。

小保方さんにも、そのあたりをきちっと証明してほしかったが、自分が証明できる立場にないということなんだろう。
自分も一応、科学的な実験をする立場にあったが、資金もなく、機材もない場で、自分の実験結果を「証明」するというのは、不可能だと思う。
もちろん小保方さん自身にも、自身がしたことを証明できるだけの「証拠」を残せなかったところに落ち度があるのだが。

とりあえず、現象が目の前にあったのなら、小保方さんがした「論文は取り下げない」という意思表示も納得できる。
なぜなら取り下げてしまえば、彼女が出した論文をもとに、STAP細胞を作り、『自分が最初に作りました』と世間に公表できてしまうからだ。
それが、科学者、研究者の世界だということだ。

彼女が取り下げれば、血眼になって、実在を証明し、論文を出すものが出てくるだろうし、取り下げない限りは、彼女の研究をフォローしてきた理科学研が証明するのを待つしかない。


得てして今日の笹井さんの会見では、STAP現象は「仮説」となった。


仮説と言われれば、格下げのように感じるが、


STAP現象があると考えなければ『証明しようのない現象が起こっている』と訴えているわけだ。

それだけ、STAP細胞、STAP現象には、通常ではありえないことが起きていると暗に彼は言っているのだと感じている。

『STAP細胞はあるんだ』と大声で言えない、小保方さんの周囲の研究者にも、多くのしがらみがあるのであろうことを感じさせる。
STAP現象自体が、今までの生物界の常識を覆す内容であるだけに、ちょっとした不備があるだけでも、慎重な対応をしないと、自分の居場所がなくなってしまうと感じているのだろう。
それがいい意味でも悪い意味でも、日本人的だと感じる。

その点、ハーバードの教授が、『論文をとり下げるべきでない』と訴えていることに興味を感じる。
きっと、『事実は事実だ』という、合理的な考えが、かの教授の頭からつま先までを貫いているのだと思う。


…とにかく、STAP現象はあってほしい。

だって、誇らしいじゃん。iPSも、STAPも、日本人が発見したんだぜっていえるから。

そんな下世話な感覚と、小保方さんを取り巻く周囲の、政治的であったり、民族的であったりする模様を、勝手に想像しているけふこの頃でした。

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