親心、子心

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夏休みは終わってないのに… (駄文)

2007年08月20日 22時15分51秒 | 過去~徒然から~
生徒が失踪した。












…いや、そんなに激しい話題じゃないんですが。

とはいえ確かにたまにあったんですよ、去年あたりは。
学校から抜け出して、盗んだバイクで走り出す勇気もないから、とりあえず近所の友達の家で先生たちが訪問してくるのをシカトして隠れて、んで親に見つかって九時以降くらいに親子ともどもごめんなさいって言いに来るのかと思いきや、こっちの話し方一つですぐ態度変える親を見ながら子どもは無気力続けてるなんてことが…。(はぁ、はぁ、はあ…。感情の吐露。残業代でない上に仕事片付けられない上に、なんで非を棚に挙げてるおめんどにいやみを言われ、あまつさえおめんどの非を諭してやらにゃならんのだ! …なんて、まあ、親の教育も最近は教師の仕事ですが…。)


今日のは軽いっす。

呼び出したのをすっぽかしやがったおガキ様が、親には行くようなフリして家を出てきたもんだから、私が電話を家にかけたら、「いったはずです…、どうしましょ?」ってな感じで捜索願い(警察には言ってないっす)が出され、その上で捜索中にウチにその子が帰ったみたいで電話連絡してきたから、10分位諭してあげて解決したって感じです。

…悪意に満ちた文章だなぁ…。


でもま、中学生っていうのは得てして周りが見えてないもので、なまじ自分で判断ができるもんだから、それに周りが振り回されたってだけなんですけどね。


…でも、まじめな話、最近はどんな子でも事故、事件にまきこまれる可能性はあるわけで、万が一に備えて行動はとらないといけないわけです。





…まあ、おそらくは所詮、マスコミ対策ですが…。(汗&爆弾)

だって考えてみればそうでしょう。
もし仮に誘拐された生徒がいたとします。
んで、子どもが帰ってこないと、心配した親が学校に連絡したとします。
学校のほうも心配して、校内外で巡回します。

でも、事件が起こった後にやることって、その子を救えますか?

事件になって親からも世間からも叩かれるのは、そういう有事に「動かなかった学校」が見受けられたときです。
「いじめがあったとは知らなかった」とか、「そのときはこんなに大きな事件になるとは思わなかった」とか、そんな弁解が聞かれるときですよね。

場合によっては、「こちらが要請してやっと動いた」なんて親が言うときにも、問題視されますよね。

要はいかにこっちが先手を打って事の行く末を考えた行動が取れるかってことなんでしょう。
手間を惜しまず先に手を打ったもん勝ちってところでしょうか…。

もちろん、その行為によって生徒を救えたなら教師として誉れですし、これ以上の教育的効果を与えられるものなんてそうそうないわけですから、事件があってその解決につながって「英雄」なんてことを考えないわけではないですが、金八じゃないし、そんなことそうそうないわけです。

むしろ何も起こらないことを喜んで、「心配させんなよ」、「反省しろよ」っていうことができればいいわけです。


それ以外の意味があるとすれば、やっぱりもしものリスクを考えた「マスコミ対策」以外の何物でもないと思うんです…。



ああ、なんか今日はダークサイドだな…。
こんなこと書いてていいんだろうか…。

いや、正直何もないだろうと思いながら探しに行って、探している最中は万が一を想定して、結局何もなければ安堵して、その上「ああ、無駄足」って思う自分がいるのは確かですから、それを自分でよりエグく振り返っているだけなんですが…。

でも悲しいのは、そうやってこっちが探そうとしている時に、親に「学校の先生ってそんなに暇なんですか?」っていわれること。

いや、探してくださいって言われるのも、正直警察に言ってくださいって気がするのは確かだけど、そこまで子どものことをかまおうとしない親がいることに絶望を感じる。
この辺が今日のダークサイドを出させてしまった要因なんだろうか…。



あ、改めていっておきますが、今回はそんなことありませんでしたからね?
いい子が周りを気にせず行動した結果、周囲に心配をかけたってだけです。


やっぱり去年はしんどかったんだな、きっと…。


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