山崎裕二 活動誌 ブログ版

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グリーンハイツ区自治会施設財産の行政移管に関する協定の締結についての賛成討論

2021-12-22 11:52:30 | 定例会

 明日、再開する本議会において、議案 第69号 グリーンハイツ区自治会施設財産の行政移管に関する協定の締結について、賛成討論を行います。

 討論に関しては、以前、記事を綴ったことがあります。

 本議案は、およそ5年前、産業建設委員会に所属していたときに、趣旨採択し、とりまとめを行いました。そういった経緯から、今回の協定締結に関して、積極的に評価し、賛成討論を行うこととしました。

 以下が討論において、主張する点です。昨日の第6回定例勉強会でも、議員各位に見てもらいました。

 ただいま審議中の議案 第69号 グリーンハイツ区自治会施設財産の行政移管に関する協定の締結について、賛成の立場で討論を行います。

 まず、本議案提出に至った経緯を確認します。

 17年前の平成16年9月、開発会社からグリーンハイツ区自治会に移管のあった道路などの公共用地、下水道・水道施設を、すべて無償で速やかに町に移管したい旨の陳情が、当時の横山町長宛になされました。

 ここを起点とし、その8年後の平成24年6月には、町とグリーンハイツ区で、町営バス路線を軸として、認定外道路の維持管理に関する協定締結もなされています。

 さらに、平成27年12月、グリーンハイツ区自治会から提出のあった「グリーンハイツ区自治会施設財産の行政移管に関する陳情書」を議会が受け付けたのち、当時、私も所属していた産業建設委員会において、趣旨採択し、およそ9か月かけて、陳情審査報告書をとりまとめました。平成29年1月、町長より、同「陳情書」に関わっての処理報告があったものの、協定を締結しようとする本議案提出まで、実に5年近くが経過しています。

 議案の内容は、移管を受けるために必要な分筆登記などの条件整備に関する協定を締結するもので、協定期間は10年、概算事業費は3,000万円、うち、グリーンハイツ区より150万円×10回=1,500万円の協力金を負担いただくものです。

 今後、所有者不明土地の解消に向けた民事基本法制の見直しなども施行を待つ状態であり、協定期間の10年のあいだには、さまざまな状況変化を予見します。

 協定書第4条第2項において、協議会を設立し、年2回をめどに必要となる事項の協議、情報交換、意見交換を行うとしています。協定事項のいち早い かつ 滞りのない完遂に向けて、実り多い場として機能していくよう、町としても、最大限の努力を行っていくことを求めて、本議案に対する賛成討論とします。


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