乳がん☆乳ガン☆乳癌☆日記

●05年5月乳癌左乳房全摘腋郭清手術●13年6月再発 失くしたモノより今を見つめ前に歩くナリ♪  再発しちゃいましたぁ~

2005 5/24 (火)

2005年05月24日 23時29分31秒 | 2回目手術
アイソトープ(ラジオアイソトープ・RI)放射能マークがついていた
1回目  9:00 注射 (静脈注射)針が太ぉ~~~い ゲェッって感じ
2回目 14:00 撮影  顔部5分、胴部5分、脚部5分
癌の転移の有無や他に癌がないかを調べる検査です。1回目最初の注射に入っている放射能成分の反応を機械がマークして調査する検査です。この放射能成分は尿とともに排出されるので人体に残らないとのこと。
18:00 インシュリンをヒューマカート3/7(きめ打ち)から即効性のインシュリン(値打ち)に変更指示。ラインは、食前150 食後200
◎運動療法のため外出許可を再度リクエスト
5/24(火)
やっぱり初日は緊張するな。自分の鼾で何度起きたことか!周りの患者さんに迷惑かけるんじゃないかと、心配で心配で堪りません。本日は1人退院、2人入院、満室。
アイソトープ(RI)の検査を受けるが、これが何の検査だか理解していないんだな。調査!調査!
午前中に注射をして5時間後に撮影 それぞれの臓器各所と骨にお薬が行き届くまでの時間がかかるのでRIは時間がかかるのだ。外来でこれを受けるときは時間に要注意!だわ。
アイソトープ・RI検査で閉所・圧迫恐怖症の症状が出てしまいました。
「自由に動けない!狭い場所!」と思った瞬間、心臓が突然バクンと波打ち冷や汗がドット出てきた。そしてすぐさま、「しまった!別のことを考えなきゃ!」と何か他の物事を思い描こうとしたが時すでに遅し。試みは失敗に終わりあわてて先生を呼んだ(少し叫びぎみ)。感謝したのはこの後の対応です。「すみません、急に怖くなってしまって・・・・」先生と看護士の方が「いいんですよ。よくあることですから気にしないで横を向いていてくださいね。5分間我慢して下さい。」先生が少しだけ撮像板を上の位置にして、上部の拘束帯も緩めてくれた。ギリギリの範囲で考慮してもらい私も「信じて乗り切ろう」と思いました。何を大げさなとお思いになるかも知れませんが、患者にとってこの事はとても大切なのです。病院との信頼関係に繋がる事柄だからです。MRIと似たような形体の装置であるがMRIのように円筒ではなく二の字で横方向には何も無く上部から1メートル四方の撮像板をスライドさせる装置です。顔を横にしていても大丈夫と言っていただいたので遠慮なく顔を横にしたまま検査を受けました。目をつぶり必死で関係のないことを頭に浮かべて現実逃避をしている間にウトウトして機械が胸部を過ぎたあたりで目を開けました。しかしすっかりこの手の検査は苦手となりました。
見事にこの検査は『 出来ればしたくないリスト 』入りです。
しかし終了後、膝は、ガクガクで体はヨロヨロでしたが、心は、感謝の気持ちでいっぱいでした。病棟のシャワー室に入りリフレッシュ!(変な汗をたくさんかいたからね~~)
司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を今回持参したが、これは「当たり」でした!1巻を読んでいる最中だが、面白い!こんな本に出会うと、もっと早く読んでおけばよかった!と思ってしまうが、よく考えるとこの時だからこそこの本を自分が受け入れられたのだと思った。しかし、つくづく購入して良かったと喜んでいる。(私のチョイスに間違いなし!と 自画自賛!)
5/26(木)
隣のベットの人が、退院。空き。私の列の廊下側の人は、私と同じ日に入院してきた人。
向かいの人、。右斜め前の人、歩行用酸素ボンベ使用。列反対の窓側の人、退院。そこに緊急で入院してきた人、腸が悪く腸閉塞の疑いあり。この部屋は入れ替わりが激しい!
少しマンウォッチングしてみることに。速効で退院した人にはビックリさせられた。その辺の定食屋でこれいくらと聞くような気軽さで人の病気を聞く人なんだよね 何とも言えない浅はかな物言いをする人だと思いました。気をつけよう!
しかし・・・・入院しても更に襲ってくる思い無き言葉の嵐 !!!まっ・・世の中苦いことが沢山あるわ(へこたれるもんか~~(叫))何糞、根性で乗り切ってやる!
5/28(土)
日曜日をどう過ごすか考え中。なんか、のんびりしようとは思っていないのが私らしいかも。入院生活の中で気づくことって沢山あると思うけれど、これもその一つだといえます。一つの部屋の中に6人の病人がいることって当たり前に考えていたけれど、なかなかこれは考えさせられることが多いようです。ことに、私の病室はナースセンターに一番近い大部屋であるため、中でも重い人がいるように見受けられます。重い病気の人を見て自分はまだ幸せだなんて安易に思う人になりたくありませんが、人生の様々なかたちが私を戒め、より深く考えるチャンスを与えくれていると思いました。
5/29(日)
午後1時、駅でS氏と待ち合わせ20分ほど電車に乗る。目的は、喫茶店だ。ここは、ジャズレコード(CD)を迫力あるスピーカーで聴かせていることで有名な店である。S氏が以前きたことがあり、後学のためにサウンドの立体感を私に味あわせたく連れてきてくれたのである。感謝、感謝。270万のシステムときいたが、なかなかいい景色を持ったスピーカーといって良い。音を楽しむことと、想像する楽しさを同時に叶えてくれる上、見た目に美しい。これは、楽器の美しさと似たところがあり、やはり見栄えが大切である。十分に堪能し、別所でWEの復刻版を聴き、焼鳥屋に向かう。S氏は焼き鳥6本とビールを頼み食している。さすがに辛くなり30分後には店を出る。せかせてしまったがま~ご容赦願おう。