乳がん☆乳ガン☆乳癌☆日記

●05年5月乳癌左乳房全摘腋郭清手術●13年6月再発 失くしたモノより今を見つめ前に歩くナリ♪  再発しちゃいましたぁ~

2005 5/6(金)

2005年05月06日 23時05分52秒 | 告知後準備
◆20:00~主治医による説明を受ける。(1時間)
                  参加者 母 弟
■*質問したこと ( 回 答 )
*組織型(病名: 浸潤性乳管癌 )
*ステージ(stsge: Ⅱb )
*クラス(class: 5 )
*グレード(grade: 1)悪性度・顔つきのおとなしい癌細胞
*腫瘍の大きさ(Tumor: 4.9 )
*レベル(revel: Ⅱ )
*リンパを郭清するによる浮腫・神経障害等の後遺症の見込みは?腋窩リンパ節を郭清する事による後遺症、特に浮腫が怖いです。
(医師の見解  2~3年後の長期期間経過後10人に一人の割合で浮腫がおこるが、ハルステッド手術の場合と比較して浮腫の重度も低くなる。現段階ではそんなに過度の心配をするほどではないですが、手術による浮腫は起こりますので気をつけていきましょう。とのことでした。浮腫がおきた場合これを軽減する薬がある。)
*どの手術を行うか?(非定型的乳房切除術)腋窩リンパ節を郭清revel:Ⅱ
*手術後は痛むか。そのときはどのように痛みを止めるのでしょうか。
(医師の見解  術後すぐは座薬です。翌日からは錠剤の飲み薬で抗生物質と一緒に飲んでもらいますが、痛みに応じて其の都度対処しましょう。)
*傷はどこにどのようにできますか。
(医師の見解  リンパ節を郭清するということはメスで「えぐる」行為ですので腋の下がへこみます。乳房を切除し皮膚を縫合するため皮膚がつる(ツッパリ)ことによる痛みや違和感が起きます。術後はドレンを2本通します。私の場合は、糖尿病も併発していますので、血管の脆さ、傷口治癒状況が注意の対象となります。術後の血糖コントロールはもちろんのこと、血圧にも気をつけましょう。)
*術後特別な体操をしなければいけませんか。
(医師の見解  術後の運動注意や、マッサージ等はありますが、特別器具を使用したものはありません。日常に動かすことを心がけて無理なくするのが大切です。)
*日常生活に戻れるのはいつ頃ですか。
(医師の見解  退院されて2ヶ月後と考えて下さい。)     END

もう片方(右乳房)に癌が発生する確率は5%。グレード1だからこそこんなに癌が大きくなっていても大丈夫だったんだって。微妙・・。胸部のレントゲン写真や癌確定日(4/7(病理医が確定した段階で癌が確定されるそうです))を丁寧に説明してもらいました。
医師の対応に誠実さを感じました。この医師と共に癌と一緒にやっていこうと思います。回を重ねるごとに感じました。あとはなんとかこの局面を乗り切ろう!
「これからの調査における留意点」
「しかし、こうして多くのHPを拝見させていただいていくと、乳がんの指標は様々で更に最新指標の更新がなされていないものがほとんどでした。どこかで統一したものが出来ないモノなのだろうか・・・『 乳がん 』自体がまだまだ日常に浸透していない日本では、形として固まっていないと念頭に置く必要があるのが現状である。この事を踏まえた上で情報の収集に努めなければならない。担当医師の見解を先に知ることが出来れば更に的を射た調べが出来ると思う。」
以下参考資料(自己調査したものです)2005年5月
(アメリカ)
■レベル1のリンパ節・小胸筋の外側に位置します。この群のリンパ節は乳房から最も豊富なリンパ流が流れ込んでいます。
■レベル2のリンパ節・小胸筋の裏側に位置し、レベル1からのリンパ流と一部乳房からの直接のリンパ流が流入します。
■レベル3のリンパ節・小胸筋より内側で、鎖骨下窩に位置します。この群のリンパ節はレベル2からのリンパ流と、乳房上部の一部からのリンパ流が流入します。
■局所療法:限られた範囲においてガン細胞を切除、破壊、制御する方法で、外科療法(手術)と放射線療法があります。
■全身療法:全身にわたってガン細胞を破壊、制御する方法で、化学療法とホルモン療法があります。
■外科療法。乳房全体を切除する乳房切除術。ガンの部分だけを切除し乳房は残す乳房温存術。方法や利点、欠点、術後の外観
■腫瘍切除術(ランペクトミー):乳房の腫瘤を周囲の健常な乳腺組織の一部を付けて切除する方法です。
■乳房部分切除術(または乳腺区域切除術):乳房の腫瘍を含む区域の乳線組織を楔状または一回り大きく切除します。腫瘍直下の胸筋上の組織も切除します。
【【 乳房切除術 】】
■単純乳房切除術(または全乳腺切除術):乳房のみを切除します。アンダーバストを切開して乳腺だけをくり抜き切除し、乳頭を残す方法を皮下全乳腺切除術といいます。
■非定型的乳房切除術:乳房、乳頭、乳輪、わきの下のリンパ節の一部、皮膚と脂肪を切(胸筋温存乳房切除術)除します胸筋(大胸筋・小胸筋)は残します。オッケンクロスAuchincloss 術前の画像診断などでがんが乳房の中で広く広がってい(ペイティPatey(小筋は取る))ることが予想される場合選択されます。
■定型的乳房切除術(またはハルステッドの手術):乳房、乳頭、乳輪、胸筋、わきの下のリンパ節の全て、さらに脂肪と皮膚を切除します。“定型的”とは“最も一般的な”という意味で、この手術が長年にわたって一般的に行われていたことを示し、現在ではほとんど行われない。
■胸筋温存乳房切除術:全乳房とわきの下のリンパ節を切除しますが、胸筋(大胸筋・小胸筋)は残します。術前の画像診断などでがんが乳房の中で広く広がっていることが予想される方に選択されます。
◎乳頭腺管癌 浸潤性乳管癌の中の1型。
 癌は乳管から外に広がっている。乳癌の約20%を占め、10年生存率は86.0%である。
◎充実腺管癌 浸潤性乳管癌の中の1型。
 癌は乳管から外に広がっている。乳癌の約20%を占め、10年生存率は68.8%である。
◎硬癌。
 癌細胞がばらばらになって外に広がっている。乳癌の約40%を占め、10年生存率は67.2%と悪い。
◆病期Ⅰ・腫瘤が2cm以下で腋窩(わきの下)リンパ節に転移がないもの。早期乳癌に分類される。
◆病期II・腫瘤の大きさが5cmまでで、腋窩リンパ節のみ転移をみとめるものか、腫瘤の大きさは5cmを越えても腋窩リンパ節に転移のないもの。
◆病期III・腫瘤の大きさに関係なく、鎖骨下や胸骨傍リンパ節(わきの下のリンパ節より遠いリンパ節)に転移を認めるか、リンパ節転移に関係なく腫瘤が胸壁と一塊になっていたり、腫瘤が皮膚に顔を出しているもの。
◆病期IV ・腫瘤の大きさやリンパ節転移に関係なく、肺、肝、骨などに遠隔転移を認めるもの。
浸潤癌invasiv cancerに入るものは
浸潤性乳管癌として以下三種に分類。
・乳頭腺管癌papillotubular carcinoma (私はこのタイプ)
・充実腺管癌solid-tubular carcinoma
・硬癌scirrhous carcinoma
浸潤癌の内、特殊型は次のように分類。
・粘液癌 ・髄様癌・浸潤性小葉癌・腺様膿胞癌 ・扁平上皮癌 ・紡錘細胞癌
・アポクリン癌apocrine carcinoma・骨、軟骨化生を伴う癌・管状癌
・分泌癌secretory carcinoma ・皮脂分泌癌・カルチノイド腫瘍
まだまだ沢山あるけれど・・・・・・・わかった事は、本当に多種多様であることだ!