
20150901
この日、2本目のUP
また雨でしたので、先日録画した番組を見ました。とても興味深い部分がありましたのでUPさせてもらいます。NHKの「晴れ、ときどきファーム」という番組です。おやっと思った内容は、畑に入れた資材によって野菜の味が変わってくるというものです。MCはV6の長野君と女優の滝沢沙織さん、そして野菜のプロ有名レストランに野菜を納めたり、野菜の目利き・調理法を教える塾を主宰しているという内田悟さんの3人が野菜の味を評価しています。
番組では同じ畑に3つの区画で畑に入れる資材を変えて、それぞれに同じ作物を栽培し味比べをしようというものです。それまで放置されていた畑だったようですが今後作物を作るにあたって入れた資材については ①鶏糞を入れた後、緑肥を鋤き込んだエリア。②鶏糞を入れた後、竹パウダーを入れたエリア。③鶏糞を入れずに特別な土づくりをしなかったエリア。以上の3つです。
作物はミニトマト・ナス・ピーマンでした。(画像はテレビ録画画面を撮影したものです)
同じ鶏糞を入れたエリア(①と②)で、はっきり違いが確認できたのはミニトマトのようです。①緑肥を入れたエリアのミニトマトは、中味が詰まり糖度が高い。一方②竹パウダーで育てたものは、ジュル部分が多く、水分量が多い、という評価でした。画像を見てもそれは解りますね。
次に鶏糞なし(③)も含めた3つの比較ができたのはピーマンでした。それぞれのエリアから収穫したピーマンを食べ比べると、外見上はあまり違わないのですが、①とても甘みがある(緑肥)、②水分が多く瑞々しい(竹パウダー)、③辛みを強く感じる(鶏糞なし) というものでした。
野菜のプロ、内田さんのコメント ;ピーマンの味は③辛みを感じるのが一番自然。ピーマンはもともとは唐辛子だったので先祖返りをしようとしたもの。これは自然に近い土で栽培したためにこういう現象になった。この辛みは火を通すと甘味になる。 というもの。
私も周囲の人から自然農で栽培すると何が違うのかとよく聞かれる。私の短い経験では、自然農の野菜は味が濃い個性的な味になる野菜が多いと感じていた。特に家内とも強く体験したのはニンジンだった。スーパーで購入したものと比べると味に個性的なものを強く感じた。スーパーの野菜は味が薄いというかそれぞれ作物の形はしているが野菜それぞれの個性がないというか、ニュートラルというか、あっさりしたものが多いように思っていた。
この番組での野菜のプロの説明にはなるほどと納得したのだった。
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