
20180512-3
ミニトマトの第1花房に実が付き始め(見出し画像)ました。
花が付き始めるまではポット苗で育苗していましたが、最初に花が付いたので第1弾で自宅脇に定植した株です。もちろん花の向きは通路側に向くような形で。受粉に関しては何もしていません。本やHP等では最初の花(第1花房)にうまく実が付くと次々と順を追って実が付いていくようになると云われており、そのためトマト農家などは人工授粉やホルモン剤で受粉に気を使うことが大きいようです。
たんじゅん農では、あまりSさんの話にもトマトの第1花房の話など技術的な話は出てきません。そのため私達もあまり実が付いた・付かないは話題にならないし、関心を向けません。しかし農林短大での農業研修の講師はよく言っていました。
トマトの第1花房への着果が収量に影響する。
そのため筆等を持っての人工授粉やホルモン剤トマトーンの使用。
トマトーン使用は同じ花に複数回しないようマーキングをして管理すべし。
トマト定植の際は、花は通路側に向けて定植すると収穫しやすい、
トマトの芽欠きはこまめにみて見つけ次第すぐに実施している。この日も既に定植し、活着している株から5本の脇芽を取った。
更に最初に定植した株などはだいぶ太く生長し始めているので、誘引テープでの誘引を施した。
以前、たんじゅん農でトマトを栽培していた人が、トマトトーンを使用していた。それは恐らく農薬と指定されたものであるということを知らず、近隣の農家で使用しているからしたのでしょう。無農薬・無化学肥料で栽培していると公言している人が、ホルモン剤も農薬の1種類であることを知らずにいて、その様子を詳しいお客さん等に見られたら、「看板に誤りあり」と云われ始めたら信用が無くなってしまう。
トマトトーンはトマトの着果促進、肥大促進で効果があるとされるが、1花房に1回又は1花に1回という使用制限が掛けられているホルモン剤。通常開花時に使用するが、複数回使用すると空洞果が発生してしまうことがある。
野菜に付いて「無農薬」を標榜する場合には、使用する資材が農薬に指定されていない事を確認して使用すべきだ。
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