1つ前の記事「なぜ、クヌギの樹液にカブトムシたちが群がるの?」で、樹液に関するお話をしましたので、今回も樹液に関するお話です。
今回は、危険な?樹液についてです
何が危険かというと、「触るとかぶれる」。
かぶれる樹と言えば、
ヤマウルシ
一番、危険なのが、ツタウルシ
近くを歩いただけでかぶれる人もいるという恐ろしいヤツです。
(僕も近づくだけでアウト。気づかずに近づけばセーフ。気持ちの持ちようなのかな?)
一般的に、白い液や黄色い液を出す樹木にはかぶれる成分が含まれているので、肌の弱い方は触らないように。
白い液を出す樹木と言えば・・・(上の2種は省きます。)
ハゼノキ、ヤマハゼ、ヌルデ、イヌビワ、イチジク、テイカカズラなど。
僕はイヌビワでもかぶれます
あと、イチジク好きですが、勿論かぶれます
ちなみに、マンゴーはウルシ科なので、肌の弱い人は、マンゴーも要注意です。
話が逸れてしまいました・・・
危険な樹液(かぶれる樹液)の話に戻ります
写真がなくて、申し訳ないのですが、夏になると、時々、泡が吹いたような樹液を出している木を見かけます。
傷を受けたから樹液が流れていると思うので、何かの菌(酵母菌??)が原因で、樹液が発酵し、泡立っていると思います。・・・
この泡立つ樹液に触れると、かぶれることがあります。
おそらく、樹液に含まれる抗菌物質のポリフェノールが、発酵による何かしらの反応を起こしているのかもしれません。
どの樹種とは特定しにくいのですが、「樹液が泡立つ樹」は要注意です。