山田の山歩き(^_^)vⅡ

可憐に咲く花々、夕焼け、満天の星、ご来光そして素晴らしい風景等山に登らなければ味わえない感動を皆様におすそわけ!

尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ  9月27日(単独)

2014年09月29日 10時31分17秒 | 山歩き
 今回のルートは、鳩待峠⇒山ノ鼻⇒牛首⇒龍宮⇒見晴⇒白砂峠⇒尾瀬沼⇒三平峠⇒一ノ瀬⇒大清水で歩行距離25km、歩行時間は休憩を含め8時間20分であった。
 秋の尾瀬は久々であるが、四季を通じては草紅葉の頃が最も好きな時期である。
 鳩待峠を6時20分にスタートした時はガスがまいていたが、時間が経つにつれ晴れ間が出てきて、見晴付近になると快晴状態になり、ガスで見えなかった至仏山が全貌を現していた。
 白砂峠越えは20年ぶりであるが、沼尻川の音を聞きながら始まったばかりの紅葉の中を気持ちよく歩いた。
 峠を降りると沼尻平で、休憩所前にはくつろぐ登山者で一杯であった。
 尾瀬沼ビジターセンター前広場で昼食を摂ったが、目の前の燧ヶ岳を見ながらであるので、食事が実に旨い。
 一ノ瀬から大清水までの砂利道は毎回飽きるが、今回は大阪のご夫婦と会話をしながらであったので楽しく下れた。
 今回は長距離であったので苦戦を予想していたが、好天に恵まれたことや単独であったので、疲れはさほどなく気持ちの良い山行となった。



鳩待下りで紅葉が始まっていた



牛首手前ではまだガスが



夜中に鹿が歩いた跡



下の大堀川付近



景鶴山(2004m)が見事に出てきた



見晴らしの山小屋と燧ヶ岳(2356m)



振り向けば至仏山(2228m)が全貌を現す



沼山峠方面の分岐



尾瀬沼と燧ヶ岳



紫が鮮やかなトリカブト(鳥甲)



今が盛りのエゾリンドウ(蝦夷竜胆)



夏は真っ白な花が咲いていたズミ(酸実)

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谷川岳一ノ倉沢エコツアー下見

2014年09月20日 14時19分31秒 | 山歩き
 これから紅葉シーズンの向けて、エコツアーの下見に行ってきた。
紅葉の時期は10月初めからなのでまだ早いが、山頂部を見上げると少しずつ色付きが始めており、足元の花も秋の花になってきている。
 今回は一ノ倉沢出会いを越して幽ノ沢まで行ったが、美味しい湧水が出ていたり、静かであったりと、スロートレッキングを実感した。
 驚いたのは、一ノ倉沢で昼食を摂っていたら、突然雷のようなものすごい音がしてきたので落石かと思いきや、後で確認したところ雪渓が崩落した音とのことであった。
自然とは凄いことを実感した。
 ロープウエイ駐車場から片道4.4kmと手頃なハイキングコースなので、これからも沢山の人に紹介できればと思う。



途中から顔を出す白毛門と笠ヶ岳



マチガ沢出合い



一ノ倉沢出合い



前日の一ノ倉沢(雨のため幻の滝が流れている)



幽ノ沢へ向かうブナ林



静かだった幽ノ沢



ピラミダルな武能岳と堅炭尾根



真赤に色づいたツタウルシ(蔦漆)



沢山咲いているミゾソバ(溝蕎麦)



鮮やかなミズヒキ(水引き)
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空木岳(2864m) 9月9日~10日

2014年09月13日 10時04分37秒 | 山歩き
 中央アルプスの主峰「空木岳」に、山仲間3人で行ってきた。
コースはロープウエイで千畳敷まで登り、極楽平を経て檜尾岳(2728m)→熊沢岳(2778m)→東川岳(2671m)→木曽殿山荘→空木岳(2864m)→駒峰ヒュッテ(泊まり)→駐車場という1泊2日の稜線を歩くコースであり、日本百名山1山、日本百高山4山を踏破した。
 夫々の山が独立をしているため、アップダウンが厳しくたっぷり汗を絞られるが、南アルプスの山並や富士山が一望であり、足元の花々が疲れた身体を慰めてくれた。
 途中にある水場の「木曽義仲の力水」はとても冷たくて美味しく、最後のきつい登りに力を与えてくれた。
 山小屋は無人の「駒峰ヒュッテ」に泊まったが、とても清潔で快適な山小屋であり、寝具付きで4,500円と宿泊費もリーズナブルであった。
 陽が沈む頃になると、夕闇の中に今日歩いてきた山々がくっきりと浮かび、大きな感動を与えてくれた。
そして極めつけは、陽が沈んだ後に南アルプスの山から大きな満月が登ってきたが、とても神秘的で心が震えるようであった。
 今回はアップダウンの厳しい難コースであったが、天候が良かったことで素晴らしいロケーションが見られ、想い出に残る山旅となった。




快晴の千畳敷カール



伊那の街と南アルプスの山々



堂々と聳える御嶽山



左奥がこれから向かう空木岳、右は南駒ヶ岳



元気だった山友二人



檜尾岳山頂



カマボコ型の檜尾避難小屋



東川岳を下ると木曽殿山荘



元気をもらった木曽義仲の力水



最後の登り1時間30分



ようやく着いた空木岳



夕闇に浮かぶ御嶽山



神秘的であった満月



出発前の山小屋



清潔で快適だった駒峰ヒュッテ



大きかった駒石と空木岳



疲れた身体を慰めてくれたトウヤクリンドウ(当薬竜胆)



可憐に咲いていたウサギギク(兎菊)



水場に咲いていたウメバチソウ(梅鉢草)



紅く色づいてきたウラシマツツジ(裏縞躑躅)
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観月音(月見会) 9月7日

2014年09月11日 15時37分19秒 | 山歩き
 いつも戸神山トレーニングでお世話になっている、観音寺主催による「観月音」が盛大に開催された。
 目的は「戸神山山頂で月光を浴び、月下に奏でる調べに酔う」と言うものでした。
参加者は、檀家の皆さんと登山仲間総勢60人になりました。
 まず陽が沈むと同時にヘッドランプを点け、全員で山頂に向かい約40分後に山頂に到着しました。
残念ながら仲秋の名月は雲の中でしたが、山頂で住職のありがたいお経を聴いた後全員で記念撮影。
 下山後は境内で利根商高OBバンドによるコンサートを楽しんだり、抹茶と饅頭を戴いたりと楽しいひと時を過ごしました。
 今夜は名月を見るのは駄目かなと思っていたところ、懇親が無事終了し皆が外へ出たら、なんと月が煌々と輝いていました。
 当寺にとって観月音は初めての試みとなりましたが、参加者全員が感動し貴重な体験をすることが出来ました。



夕方の準備風景



参加者に住職からご挨拶



ヘッドランプを点け山頂へ向かう



住職のお経を聴く



山頂で記念撮影



コンサート開始



プロ顔負けの名演奏



山仲間代表挨拶



名月が煌々と輝く
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谷川岳(1963m)天神尾根コース 9月6日

2014年09月08日 09時49分36秒 | 山歩き
 今回は新潟県三条市の11人の方を、ガイド二人でご案内させていただいた。
 当日の天気は曇りの予報に反し、空気の澄んだ晴れで、絶好の山日和となった。
今回の参加者は全員山の経験者で、特に心配することはなく、一緒に楽しみながらガイドが出来た。
 オオカメノキやナナカマドが徐々に紅くなると共に、トリカブトやリンドウの紫が見事であった。
また途中に広がるチシマザサの緑がとてもきれいで、まるで茶畑の中を歩いているようであった。
 午前9時に登山口をスタートし、予定通り12時に山頂に到着した。
山頂では越後の山や尾瀬の山の眺望が素晴らしく、西に進む谷川岳の縦走路がはっきりと見え、至福の時を過ごした。
 下山は往路を慎重に下り、3時30分無事登山口に到着した。




岩場を慎重に登る



大勢の登山者で賑わっていた



デンと聳えるマナイタグラ



チシマザサが風に揺れている



山頂からオキノミミを望む



天神ザンゲ岩



全員無事下山しガッツポーズ



鮮やかなトリカウト(鳥甲)



秋の花リンドウ(竜胆)



オオカメノキ(大亀の木)も秋の気配


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燧ヶ岳(2356m)  9月4日(単独)

2014年09月05日 09時10分04秒 | 山歩き
 東北以北で最高峰の「燧ヶ岳」に10数年ぶりに登ってきた。
今回は大清水⇔一之瀬間を試験運転中の低公害車が利用出来たので、約2時間時間を短縮できた。
 当日の天気予報は曇りであったので、眺望は期待せず秋の花を楽しもうとスタートした。
 ところが、長英新道分岐の辺りを過ぎると、予報に反し徐々に陽が射してきて、森林限界を過ぎ周りの景色が見え出した頃は、すっかり快晴となった。
 5時50分に一之瀬をスタートし、山頂には10時15分に到着したが、すでに5人の登山者が眺望を楽しんでいた。
 山頂は360度の大展望であり、日光白根山を筆頭とする日光連山、たおやかな会津駒ヶ岳、平ヶ岳と越後の山々、そして遠くには妙高山等が見え実に見事であった。
 そして極めつけは、眼下にやや秋色になってきた尾瀬ヶ原、その上に聳える至仏山(2228m)と、ロケーションとしては最高であった。
 今年の山行は天候に恵まれず、雨具を着用することが多かったが、今回は今までの分を帳消しにする快適な登山となった。




お世話になった低公害車



朝のうちは霧に包まれていた



長英新道分岐・・・ここから4.5km



秋色の尾瀬ヶ原と至仏山



平ヶ岳と越後駒ヶ岳



たおやかな会津駒ヶ岳



尾瀬沼と日光連山



360度の展望を楽しむ



今が盛りのオゼトリカブト(尾瀬鳥甲)



白く輝くシラタマノキ(白玉の木)



沢山咲いていたオヤマリンドウ(御山竜胆)



白が目立つイワショウブ(岩菖蒲)



紫が鮮やかなサワギキョウ(沢桔梗)



静かに咲いていたツルリンドウ(蔓竜胆)



花を落としたツクバネソウ(衝羽根草)



花より大きなマイズルソウ(舞鶴草)の実



鮮やかなゴゼンタチバナ(御前橘)の実


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