裏やまちゃんchronicle

日常も非日常もまだまだ続きます。

鱗と眠気の関係は

2006年09月05日 | “I”novel
新宿・・・八王子・・・ 甲府を通り過ぎた記憶はない。 車掌に起こされた時には、目的地に着いていた。 鱗仲間の伊藤さんも、車掌に起こされていた。 伊藤さんに、 “顔に寝ぐせが、ついています。” と、冷静に指摘されて我にかえった。 “涼しいですね。” “そうですね。” 伊藤さんの頭の中には、鱗の事しかないだろうから、それ以上は話かけなかった。 チェックインして、最上級の部屋に案内された。 “わー、、、 . . . 本文を読む

元鱗おんな、あずさに乗る

2006年09月05日 | “I”novel
新宿駅新南口の改札に着くと、指定席を購入した伊藤さんが待っていた。 ぎりぎり、夕飯に間に合うらしい。 5番ホームの、パープルを基調とした列車にふたり並んで座る。 7割は埋まっているだろうか。 間もなく、列車が走りだした。 . . . 本文を読む