携帯電話の調子が良くない。
機種変更する事にした。
電話会社を変える気もないので継続、8,000円余り割引きになった。
携帯電話は、やはり故障だった。
アドレスがコピー出来ずに困った。
理由はわからないけれど、更に幾つかアドレスが消えてしまい、実質、連絡が取れない。
●◎さん、貴方です。
連絡、下さい。
. . . 本文を読む
黒い革のコートと、
チェックのカシミアマフラーと、
笑うと深くなる目じりのしわと…。
初めて深く触れた別のいきもの、それは貴方。
冬の夜空フロントガラス越しにただ、見ていた。
つないだ手を離さないで。
好きで
ただ、好き、それだけ。
あの夜に帰る事が出来たら。
ふたりは、一緒に生きていたのだろうか。
わからない。
わからないよ。
鈍くなりたい。
年末、死にたくなる病は、いつ治るのだろうか . . . 本文を読む
何年振りかな。
あの駅で降りたのは。
明日がクリスマスイブじゃなかったら、多分こんな気持ちにはならなかったのだろう。
様変わりした駅に、軽いめまいを感じる。
区画整理の進んだ駅前、ふらりとクリスマスイルミネーションきらきらのデパートに入る。
そう、あの頃も、このデパートをふらふらしていた。
10年ちょっと前、この街に住んでいた。
今までの人生の中で、かなり辛かった。
荒んでいた。
墓場に持っていく . . . 本文を読む
そう、かのじょは変わっていた。
殆ど、初対面の時に、
「あなた宇宙人でしょ。隠しても無駄よ。」
と、言われた。
面倒だったから、身長150cm体重推定70kgのかのじょを見下ろしながら、
「よく、わかったわね。」
と、言ってみた。
「やっぱり!でも残念ね。あなたの生まれた星は、もうすぐ我が☆*▼星人に侵略されるのよ。もう、あなたの帰る場所はないのよ。どうするの?一生、この地球で、宇宙人だというこ . . . 本文を読む
移動中に読もうと購入した、新潮文庫。
本の間に挟んであったインフォメーションに、読者WEBアンケートとして書かれていた。
私が、生きている作家の中で最も敬愛している村上春樹は5位・・・宮部、江国、井坂、恩田の下って、はぁ~?????なんだそれ、という感じ。
でも、唯一10位に文豪「夏目漱石」がランクインされていたのでほっとした。
ちなみに私も、今、
「我輩は猫である」を読んでいる。
常時、4冊程度 . . . 本文を読む
はー。。。。。
イタリアンレストランを貸しきって。
温野菜、冷野菜のサラダ、チーズとハムの盛り合わせ、ピザ2種、パスタ2種、デザートはシフォンケーキ+生クリーム添え・・・。
ワインや、おしゃれなカクテル・・・・・飲み放題・・・・・。
英会話スクールのyear end partyがあった。
講師とマネージャー以外、全員初対面だった。
そう・・・。
私は少人数クラスなのだが、クラスメートがおらず、ほ . . . 本文を読む
仕事はともかく。
私生活での私は、どうしてこうもぼんやりというか、浅はかなのだろう。
サトウの鏡餅を買った。
真空のお餅が入っているタイプ。
買うのはかまわない。
でも、何故今日買ってしまったのだろう。
クリスマスまで、クリスタルのツリーの隣に鏡餅を飾る事になるではないか。
だって、鏡餅を戸棚にしまうのは気が引ける。
12月25日過ぎで良かったのに。
しかも。
お餅が気になって仕方ない。
鏡開きを . . . 本文を読む
12月、東京は夜のゲートを潜ったばかり。
雨に滲んだイルミネーションに、戸惑うばかり。
ちょっとだけ、
泣いてもいい。
今だけ。
チョコレートバーが、食べたい。
カプチーノの薫りに包まれて、
夏目漱石読みたい。
もう、帰る。
誰もいないマンションは、南向き。
真夜中でも暖か。
もう、愛とか恋とか。
したくない。
嫌な事があった、なんて事はないけれど。
しばらく、ぼんやりしていたい。
. . . 本文を読む
池袋での待ち合わせは久しぶり。
いきつけの美容院があるから、4週に一度はこの辺りに来るけれど。
年末ね。
混んでいる。
予約したから、大丈夫だよ…。
三越の前でさようなら。
しかも、こんな早い時間に。
ツリーの横で振り返り、大きく手を振る。
手を、振りかえす。
私は、一緒に池袋線には乗れない。
ああ、それにしても。
あんまり食べないヒトと一緒は、辛い。
●カセに寄ったら、大好きなコーヒー . . . 本文を読む
思いつき。
ただそれだけで訪れた冬の海は、雨が降り始める寸前の、鈍い色した空を映している。
まるで出来の悪い鏡のように。
寒い。
ばかみたい私。
こんな日に、ホリディ。
本当、ばかだな、私。
海の幸の町なのに、
中華食堂に入っちゃって。
片言日本語の店員に、ワンタン頼んでさ、地元の新聞広げたら…。
あのひとと同じ名字の詐欺師の記事が一面に載っていた。
苦笑い。
ワンタンは、普通においしかった600 . . . 本文を読む