裏やまちゃんchronicle

日常も非日常もまだまだ続きます。

鱗おんなの人助け

2006年09月03日 | “I”novel
駅前のビルの、地下にある喫茶店に入った。 男は34歳、某製薬会社に勤務する会社員。 ウチから100メートル位先の、マンションに住んでいる事がわかった。 薬剤師との事で、思いつく限りの自社他社製品を使ってみたが、全く効果が無い。 来週、会社の健康診断を控えており、どうしようと考えていたらお年寄りにぶつかりそうになり、避けて転がってしまったとの事だった。 私は男…伊藤さんに、鱗が出来て消えるまでの話を . . . 本文を読む