ぶらぶらと 山旅、海旅、里の旅

いつまでも、どこまでも、あてもなく、はてもなく

ババ平キャンプ場

2010年11月06日 23時49分36秒 | 山旅
7:40、懐かしのババ平キャンプ場に到着。横尾から2時間ちょっと、意外と早く着いた。ま、地図のコースタイムを上回れるのはこの辺までだろうな・・・
これだけ天気が良ければ当然だろうが、テントは一張りもなかった。
ここは今は石室があるだけのちょっとさびしげなテン場だが、ネットで調べると、槍沢ロッジの前身の槍沢小屋の跡地なのだそうだ。へぇ~、である。何度かテン泊したが、まったく知らなかった。
2年前の10月に泊った時は紅葉の最盛期で谷が真っ赤に染まるほど、それはそれはとても美しい紅葉が見れて感激した記憶がある。残念ながら写真がない。今回はまだ9月と言うこともあるが、それ以上に太平洋高気圧が異常に頑張っているので、まったく紅葉の気配はまだない。と言うか、秋の気配すらほとんど感じられない。これも異常気象の一つなんだろうな・・・
ここからもう少し歩くと、序々に沢から高巻の道になりそれにつれて勾配もきつくなってきて段々と本格的な登りになってくる。そして、いつも最後のガレ場の登りでバテバテになることもわかっている。
んだもんで、ここであまりゆっくり休む気持ちにもなれず、そそくさと先に進む・・・
(2010年9月北アルプスぶらり)

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ゴアのテント

2010年11月06日 17時15分36秒 | 装備&道具
秋の山旅では散々雨に降られた。おかげで雨中のテン泊の問題点はほぼすべて出尽くした、と思う。水はけの悪い雲ノ平では初めてウオーターベット状態のテントも経験した。そして漏水も。
ま、3年も使いこんでいればアンダーシートを敷いて保護しているつもりでもそれでも地面の岩に擦れてそこここに穴が開くのも致し方のないことなんだろう。
見た目で判れば当然自分でパッチあてするが、細かい穴はほとんどわからない。また、風呂場に持って行って、湯船に浸けて漏水個所を調べるのもちょっとめんどい・・・と言うことで、買ったお店のICI石井スポーツに漏水の検査を頼んだ。
一か月ぐらい経ってようやく検査が終わって見積もりの確認の電話があった。やはり細かい穴があいていたそうな。その数なんと18カ所との事。ひぇ~、そんなにあいてたんだ、それじゃ、洩るわけだ。自分で風呂場でチェックなどやらんでよかった、と思った。18カ所を全部探しきるなどド素人ではとてもできないだろうし、多分自分では全部探した気になっていてもいくつか見逃しがあって中途半端な修理で、次に使ってもまた洩る羽目になり、結局単なる時間の無駄に終わっただけだろうから。
「パッチあての修理代は3000円ですが、どうしますか?それとも自分でやりますか?」
「18か所もあるんじゃ、ぜひお願いします。」と頼んだ。
修理完了の電話があって、再びICIに取りに行った。
「さすが、プロのパッチあて!」ちゃんと表裏両面からシールをはってあったし、パッチ自体もまったく目立たない同じ色のテープであった。やはり自分でやるのとは違う・・と感心した。(ま、金取ってやるのだから当たり前のことなんだろうが)
その時お店で、いままで展示したあったGORE LIGHT Xのテントががモデルチェンジしていたのに気づいた。店員に聞くと、
「新製品です。もうゴアテックス社の規制でゴアテックスの生地をテントに使用することができなくなってしまったので、いままでのGORE LIGHTシリーズはなくなりました。」との事だった。
「およよ、あらら・・・」である。なんかそんな噂をどこかで聞いたことあったが、やはり本当だったらしい。
新しく展示してあったテントはゴアテックスと同じ防水透湿生地のX-TREK Fabricsを使ったものだった。形、サイズ、色などは、今までのGORE LIGHT Xとまるっきり同じだったが、残念なことに200gほど重たくなっていた。
家に帰ってネットで調べると、なるほど、アライの「ゴアライズ」も8月末で製造、販売が終了していた。エスパースもゴアのテントがX-TREK Fabricsになっていた。モンベルもゴアテックスのテントが見あたらなくなっていた。一部、ニッピンなどはまだ売っているようだが、これも在庫がなくなれば販売終了となるのだろう。やはりどこのメーカーもゴアテックスのテントを作れなくなってしまったらしい。残念である。同じ防水透湿生地でもやはりゴアテックスは一番軽い生地だし、性能も良かったのだろうから。
そう、思うと、この修理から戻ってきたGORE LIGHT Xがものすごく貴重なテントになってしまった気がした。なんせ重量1180gの軽さの防水透湿生地のテントはもう手に入らないのだから・・・
この先何年か使えば、いずれダメになるだろうが、それにしても、これからはいままで以上に大事に使って少しでも長く持たせたいと思う。
なんせ200gの差はけっこうデカイから・・・

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槍沢ロッジ

2010年11月06日 09時22分30秒 | 山旅
6:30前に一ノ俣を通過して、7:00過ぎ、槍沢ロッジに着く。ここら辺まではまぁまぁのコースタイム。そんなにキツイ登りもないし、道もわかりやすく整備されているので当たり前かも。まだ、そんなにバテテないが、取りあえず、荷物を下ろして少し、休憩。
小屋の前のイス、テーブルに、くつろいでいたのは小屋のスタッフで、登山客はすでにみんな出発して誰もいないようだった。
ここの小屋から槍の穂先が樹林帯の間に見える。それを見るための一眼鏡も三脚に据え付けられセットされている。覗きこむと、槍の穂先がはっきり見えた。上の方も晴れているらしい。穂先が見えるとなんだか少し嬉しい気分になってくる。
(2010年9月北アルプスぶらり)

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快晴の槍沢

2010年11月06日 07時37分48秒 | 山旅
3日目。
昨夜は8:00過ぎに一度目覚めてからなかなか寝付けなかった。多分まったく疲れてないからだろう。ま、2日間ほとんど動いてないのだから疲れないのも当たり前。
夜中、テントから出て空を見上げると天の川が見えてる。久しぶりに見る星空。明日は天気期待できるかも・・・と、思いつつやっと寝付く。
4:00過ぎ目覚めてチンタラ朝食を取りながら、荷物まとめ出発の準備。テントも畳んで、5:30明るくなってくるのを待って出発。どうやら天気は無風、快晴で絶好のコンディションの様子。
行く先は、昨日悩みぬいた挙句、結局、槍に向かうことにした。
何度か通っていて、道の様子もわかっていると気分も楽。一ノ俣を過ぎて、槍沢のせせらぎを左手に見ながら軽快に進んでいく。やっと山登りに来た、という感じになる。
(2010年9月北アルプスぶらり)

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横尾大橋

2010年11月05日 16時04分42秒 | 山旅
2日目。
昨夜9:00過ぎから強い雨が降り始め風がバタバタをテントを煽る。マジかよぉ~・・・と半分寝ている意識の中でがっかりする。昼寝したせいか、眠りが浅い。
いつの間にか明け方になっているが、まだ雨は止まない。二度寝、三度寝を繰り返し、天気の回復を待つ。7:00過ぎるとさすが目が覚めてくる。トイレにも行きたくなる。雨が小ぶりになった時を見計らってトイレに駆け込み用を足す。ほっと一息である。
テントに戻って落ち着いたところでコーヒーを沸かして朝食を取る。もう、完全に戦意喪失。停滞の気分95%である。天を恨んでもしょうがない、自分のタイミングの悪さが全てだもんな。
気を取り直して、テントの中で地図とにらめっこ。さてさてどうするか?よくよく地図を見ているとここ横尾は槍、穂高の分岐の他に蝶が岳に登る道があることにも改めて気がついた。そう言えば山荘の前の道標では槍とと涸沢と上高地しか表示されてないが、槍の方へ少し行くと蝶への分岐の道標もあったこと思い出した。あまりめだたないので、すっかり失念していた。改めて気がつくとこっちの蝶から常念を経て大天井へ回るコースも久々いいかも・・・と思い始めた。さてどこのコースから稜線に出るか・・?どうやら選択肢は三つ。
1)槍沢から槍の肩
2)涸沢から穂高、北穂
3)蝶が岳へ登ってそのまま常念、大天井を回るか・・
1)と2)は何回か行っているが3)はまだ行ったことない。行ったことないというのはけっこう魅力。
ん~ん、ただ、大天井から東鎌は8月に行ったばかりだし・・・
迷う、迷う、迷う・・・
10:00になっても雨が上がらない。他の登山者はカッパを着て槍に向かったり、上高地へ帰って行ったり、みな元気に雨をモノともせず行動している。
写真の横尾大橋を渡って行くと涸沢に向かうのだが、そちらにも朝早い時間から登山者がそこそこ渡って行く。ヒマなのでウオッチしていると3,4割が涸沢で2,3割が槍方面、残りの3,4割が上高地に戻って行く的な比率。
昼過ぎぐらいになってようやく雨もほとんど上がってきた。隣のテントの人がテントを畳み始めた。
「今から、どちらまでですか?」と聞くと
「ババ平まで行こうか、と・・・」
「今からだと3時ぐらいに着きますかね?この後天気どうなんでしょう??」
「さぁ~?どうなんでしょうね?」
「・・・・」
天気が回復するなら行きたい気もするのだが、イマイチよくわからない・・・
濡れて重たくなったテント担いで途中でまた雨に降られるのもちときつい。特にババ平のテント場は小屋もなく雨が降ってたら雨宿りする場所もない。雨の中ビチョになってテントを張るのもつらいし・・・そんなことを考えるとますます動きたくなくなってくる。
それに、もし明日天気がよくなったら蝶に登るのも魅力的だし・・・
そんなこんなでぐだぐだ迷い、結局出発のタイミングを逃してしまった。
優柔不断の自分に少し自己嫌悪になりながら連泊・・・
(2010年9月北アルプスぶらり)

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横尾のベンチ

2010年11月04日 21時47分24秒 | 山旅
久しぶりのテント。テントの中で、荷物を所定の位置に置き、サーマレストふくらませて、シュラフも広げ、その上にドテッと身を投げ出す。いつの間にか寝入ってしまった。気が付いたら寝ていた・・・って言うのはけっこう至福かも・・・
雨もほとんど止んでいて、のんびりコーヒーなど飲み、テントを出て小屋の周りをウロウロする。
もう夕方に近いと言うのにまったく寒くない。気候的には一番いい時なのかも・・・
山荘の横のベンチに腰掛けて行き来している登山者を眺めて、ぼっ~と時間を潰す。
このベンチ長さが2間~3間くらいもありそうな立派な木材の一本もの。安定感もあって実に座り心地がいい。良く見ると何やら文字が書いてあった
「昭和参拾八年六月弐拾七日建立」へぇ~、47年前・・
察するに、その当時横尾山荘に使われていた梁だろうが、その後の改修か建て替えで不要になったのを残してベンチとして活用しているのだろう。確かに捨てるのはもったいないほど長く立派な木材。妙なところに感心してしまった。
上からの登山者が下りてきてベンチで一休みしている。ちょっと話かけてみると、槍から降りてきたとのこと。今朝、上はガスと大雨でけっこう大変だったそうな・・・それはそれは、お疲れ様でした・・・と愛想を言うが、内心、「ゲェ~、そんなに悪かったのかよ~・・・」である。
急に明日の天気が気になった。早速山荘にスタッフに聞きに行くが、どうも「はっきりしない」らしい。なんかその答え方そのものも天気が悪いことに同情している様子ではっきりしないいいかたでますます悪いような気がしてきた・・・
天気がそんなに良くないのは覚悟していたつもりだったがそれでも初っ端から2日連チャンで悪いとなるとちと元気が失せてくる・・・
最悪ここで連泊かぁ・・・
(2010年9月北アルプスぶらり)

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横尾

2010年11月04日 11時55分31秒 | 山旅
徳沢で、トイレで出すもの出してスッキリしたら、少し気分が上向いてきた。天気は相変わらずず、しょぼしょぼと小雨、霧雨だが、もう少し先に行こうという気になってきた。
「よし!」と荷物を担いで樹林帯の中の遊歩道を進んでいく。10~15分も歩くと左側に梓川が見えてくる。晴れていれば河原の向かいに明神が見えているはずだが、残念ながら川しか見えない。焦ることもなくブラブラ歩いていると気が緩んでいるせいか、急に眠気が襲ってきた。
昨夜の夜行バスではそこそこ寝たと思っていたのだが、どうやら、寝た気になってただけだったのかも・・・
一度眠くなるとそれからはますます眠たい気がしてきて、歩いているのもふらふらしているのが判る。やっぱ、普段からナルコレシピーの気があるのがこんなところで出てしまったようす。
やばい、やばい・・
なんとか必死に眠気をこらえて歩いて行く。10:30過ぎ、ふらふらしながらもやっと横尾山荘に着く。いやいや、ほっと一息。
もう、今日は、ここでいいや・・・とまったく軟弱に本日の行程を終える。
恥ずかしながら3時間半しか歩いてない。それもほとんど平な遊歩道歩き・・・
いくら天気がはっきりしなかった、とはいえ、情けないにもほどがある・・・とは、思うのだが、一方で、ま、先長そうだし、初日だし・・今日のところは許してやろう、と許している。
まったく、いつもながら自分にチョー甘、甘・・・
ここは、槍と涸沢、穂高の分岐点。いつもにぎわっている。テント場は小屋の手前のトイレ、冬の避難小屋の建物の前にある広場と横尾大橋の下の河原に大きく広がっている。そんときの気分でけっこういろんな場所を選択出来て好きなテント場。静かに過ごしたいと思えば、河原に下りて奥の方に行けば、ほとんど普通の登山客も来ないし話し声も聞こえない。景色が見たければ、広場にテント張れば、屏風や明神などの岩の壁が見える。
今回は便利さを求めて広場の入口の水場に近いところに決めてテントを張る。
(2010年9月北アルプスぶらり)

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徳沢キャンプ場

2010年11月03日 11時00分57秒 | 山旅
 小雨、霧雨の中を他の登山者を見習って歩く。河童橋ではいつものように観光客が記念撮影をしている。それも傘さしながら・・・
30分も歩けば、懐かしの小梨平のキャンプ場に辿りつく。テントもいくつか張られている。
「どうしようか?ここにする???」自問してみる。
「ん~ん、ここまで来たらもう少し先まで行けるだろう」
「そうだな、まだ時間も早いし、雨もそんなにひどくはならないみたいだし、先へ行くか・・・」と自答。
そして一時間弱、明神に着く。ちょっと荷物を下ろして休憩。ここで、いつか岩魚焼きを喰いたいんだよなぁ・・・それと蕎麦を・・。ただ、金払ってまで明神池を見たいとは思わない。
さて、ここにはキャンプ場もないし、天気がまたいつ悪くなるか、もわからないし、頑張ってもう少し先にすすまないと・・・
と言うことで再び一時間歩いて、ようやく徳沢に到着。すでにテントが一張り張られていた。
どうするか?再び自問・・・
ここでもいいが、明日、槍の肩まで行きたいこと考えたら、もう少し、先に行っておきたいんだよなぁ・・・
それに、ここの水場は、手回しポンプ式でちょっとめんどくさいし・・・
さてさて・・・どうするか・・?
(2010年9月北アルプスぶらり)

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お餅

2010年10月31日 09時29分44秒 | 食料
久々にスーパーで山用の新食材発見!
「手作りおもち、もっち~」!
なんかネーミングが安易な気もするが、ミツカンの販売と言うちゃんとしたメーカー品。パッケージのデザインなど見ると、子供と一緒に楽しく作れる、と言うコンセプトなんだろうなと思う。
お餅は好きで正月以外にも普通に食べる。当然、2,3泊~一週間ぐらいの山旅なら必ずと言っていいほど持って行く。サトウの「スライス餅」とかきむら食品の「うさぎころころ」とか越後製菓の「ちびっこもち」など1~3分ぐらいで簡単にゆで上がる生餅が手軽でいい。ラーメン、味噌汁、など昼飯、晩飯に食べてもいいし、お汁粉に入れておやつにもなる。なんせ、餅は喰い応えがあるし、ズン!と満腹感をあたえる。それに腹もちもいい。食材の中の好意度では上位に入る。
ただ、やはり生餅は重い!一週間を超えて、二週間、三週間分の食料を担ぐ時にはちとその重量がこたえるのである。と言うことで、それに代わるような食材を以前から色々探してた。例えば直ぐに思いつくもち粉を始め、上新粉、だんご粉とか・・・しかし、いかんせんこの辺は作るのにけっこう手間がかかるのである。山の上のキャンプで、20分~30分も練ったもち粉を蒸かして、それから突いて丸めるなどはさすが無理!諦めざるをえない。その他の粉系では唯一白玉粉が丸めてさっと茹で上げるだけで簡単に出来るのだが、白玉団子はどうもラーメンに入れるとなるとなんかイメージが違う気がして・・・やっぱぜんざい、ずんだもちなんだよなぁ・・・と思ってしまう。
そんなこんなで、いままで適当な代替え品が見つからなかったのだが、つい最近、これを発見した。水で練って、あとは鍋などに入れて3分煮ればほとんど普通の餅になるのである。自分的には今までの餅粉などの手間と比べて、なんと画期的な商品!と感激ものだった。次の長期縦走には必ず持って行こうと思う。
肝心の重さは78gで団子もち10個分。ざっくり生餅200g分ぐらいにはなる。値段も安いし・・・1袋108円。長期縦走者にはお勧めかと思う。
一つ心配ごとがある。
ミツカンさんに言っちゃ悪いかもしれないが、ぶっちゃけ、いつまで販売し続けるか?と言うのが心配なのである。これから冬場、正月に向けては餅のシーズンでもあり売れるだろうが、春になって夏になった時、いまどきの忙しい主婦や若い人たちが餅を手作りで丸めて食べる、というそんな手間のかかることをあまりしないような気がしてならないのである。そして今の小売のシステムはスーパーでもコンビニでもPOSシステムで管理していて、売れなくなれば2,3か月もしないうちに即棚から下ろされてしまうのである。それはそれはもっと落ち着いて売ればいいのに・・・と思うくらいシビアであること考えた時、この餅が食べるラー油のように他のメーカーが真似しだして中身は同じでも名前だけ変えて売るような爆発的ヒットになることや、サッポロ一番のように定番商品となって10年20年売れ続けることにもならないんじゃないかと思うのである。
となると残念だが、いずれは消えて行く運命にあるような気がして・・・
それが唯一の心配ごとなのである。
少なくとも来年の夏までは販売し続けて貰いたい、とミツカンさんには切にお願いする次第である。

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取りあえず上高地へ

2010年10月30日 07時57分54秒 | 山旅
夏の山旅を終えてもう一度ぐらい、と9月に北アルプスへ行ってみた。
毎年、8月下旬から9月は太平洋vs大陸の高気圧のせめぎ合いで秋雨前線が発生したりして天気が良くないことが多いが、今年は特に太平洋高気圧が異様な強さを誇り、9月になっても衰えを見せず、山は悪い天気が続いた。ある程度天気図的に覚悟はしていたが、それにしても酷かった。ま、それも自然相手なら仕方のないこと。おかげさまで嫌いな雨中の行動や宿泊にも少しは慣れたし、問題点も良くわかり、今後の改善につなげられた。
雨の降る中、カッパ着て行動している登山者をテントの中から眺めているとつくづくみんなすごいなぁ・・・と感心していた。
まず、計画段階で北アルプスと決めたのだが具体的にどこにするか?理想は20日間ぐらいで北アルプス一周だが、どうもまだ自信ないし、この時期、天気的に無理だろうし・・・。ん~ん、絞るのがめんどいので、取りあえずいつもの毎日旅行の夜行バスで上高地行を申し込む。金曜日に行こうかと思っていたのだが、土曜日発だと500円安い、というので、直ぐにそっちに変える。まだ9月も初旬で上高地行はバスも混んでいるだろう覚悟していたのだが、土曜日発はガラガラに空いていた。それで安いんだ、と納得した。二人分の座席に一人ずつ、ゆっくり横になって眠れた。
朝、5時前、予定通りバスは上高地に到着。なんと早速雨!!昨晩の天気予報では「曇り時々晴れ」だったのに!!!予報を裏切られプンプン!
バスターミナルで仕事しているオヤジさんが「今日は一日雨!」と簡単に断言してくれて、ますますガツクリ、シクシクである
取りあえず、様子見る。30分~1時間ターミナルでウロウロしながらこの雨の中、どこまで行くか思案・・・周りを見ると、次々に到着するバスから降りてくる登山者や観光客はみなカッパを着こんで雨の中に向かって出発していく。みな、元気ですごい!!!ま、それが当たり前なんだろうな・・・
どっちにしろ、小梨平までは行かないとテントも張れない・・・雨に濡れたくないし、最悪このターミナルで野宿なんていうのも楽でいいかも・・・なんて思うが多分夜には追い出されるのだろうな・・・など夢想しながら雨が小止みになるのを待つ。晴れていなくとも雨さえ降っていなければ、槍の肩は無理でもババ平ぐらいまでは行きたかったのだが・・・
7時前、やっと小止みになってきた。いい加減、朝食も喰ったし、周りの登山者の観察も飽きたので、意を決して小雨の中を出発することにした。自分にとっては一大決心だった。さて、今日はどこまで行けるか?そして、今回の山旅がどこまで行けるか?の始まりである。
(2010年9月北アルプスぶらり)

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食料その7(北アルプス2010年夏)

2010年10月28日 09時52分05秒 | 食料
最後はサプリメント。
一週間や10日ぐらいの縦走なら、大して問題もないが、三週間、一か月の山中放浪となると、やはり軽くではあるが、ビタミン欠乏症の症状が出てくるので、持って行くことにしている。
サプリメントと言うと、大塚製薬のネイチャーメイドとかファンケルやサントリー、DHCなど色々なメーカーが販売しているが、今は100均のダイソーでも売っている。20日分で105円は超お買い得と思う。中身の成分含有量も他のメーカー品とそんなに変わらないように思えるので、最近は、ほとんどをこれで済ませている。ま、薬やサプリメントの原価など、このくらいの値段で売っても利益が出るほど安いということは良く聞く話である。ちなみ同じ100均でもローソン100で売っているサプリメントは一週間分しか入っておらず、実質値段が倍以上する計算になる。
左上から
1)クエン酸+ビタミンC
 言わずと知れたビタミンの代表格。効能としては
・コラーゲンの生成を助ける.
・老化・病気から体を守る.
・しみ、そばかす、しわを防ぐ.
・免疫力を高める. 発ガンを防ぐ.
・動脈硬化を予防する.
・抗ストレスホルモンの生成に関わる.
・アルコール分解に関与.
・肝臓の解毒作用に関与
だそうだ。
2)ビタミンE(ダイソーにはないのでDHC商品)
 ビタミンEの効能
・老化、ガンを予防する.
・動脈硬化を予防する.
・血行をよくする.
・溶血性貧血の予防.
・肌のしみ・しわ予防.
・生殖機能の維持.
ほかにもビタミンEは寒さ対策にも効くとの話もあるので、一応持って行っている。
3)ビタミンB群(ダイソーにはないのでDHC商品)
 ビタミンBには多様な種類があるようで、それぞれに効能も違う
ビタミンB1の効能
・エネルギー生産の手助け.
・疲労の蓄積を防ぐ.
・中枢神経、末梢神経の機能維持.
ビタミンB2の効能
・皮膚・粘膜を正常に保つ.
・エネルギー代謝に関与.
・成長の促進に関与.
・過酸化脂質の分解に関与.
・他のビタミンの生合成に関与
ビタミンB6の効能
・たんぱく質の代謝に関わる.
・たんぱく質のエネルギー代謝.
・神経細胞の興奮を抑える.
・動脈硬化の予防.
・月経前症候群の軽減.
ビタミンB12の効能
・貧血予防.
・精神を安定させる
ナイアシンの効能
・二日酔い予防
・炭水化物や脂質の代謝を助ける
・皮膚の健康を保つ
・血行改善
パントテンサンの効能
・ストレスに対する抵抗力を高める.
・エネルギーの代謝、
・肥満予防.
・善玉コレステロールを増やす.
・肌の健康を保つ.
・免疫力を高める.
葉酸の効能
・葉酸は細胞の生成に不可欠.
・貧血予防.
・神経細胞の働きを維持.
・動脈硬化を予防する.
ま、これも基礎的なビタミンで豚肉やウナギのかば焼きのレトルトでも持っていければいいのだが・・・
4)ビタミンミックス
 ビタミンBやC以外のビタミンも一応持って行く。主な種類として、
ビタミンAの効能
・目の明暗の感受性を維持する.
・遺伝子発現の調節する.
・皮膚や粘膜を正常に保つ.
・ガンの抑制.
・β-カロテンの抗酸化作用.
・β-カロテンの動脈硬化予防 .
・カロテノイドの発ガン抑制作用.
ビタミンDの効能
・カルシウムやリンの吸収を助ける.
・血中のカルシウム濃度を調節する.
・筋肉の収縮をスムーズにする.
・がん細胞の増殖抑制.
ま、登山とは直接関係なさそうだが、気休めの意味も含めて。
5)コンドロイチン
 コンドロイチンの能書き、
細胞どうしを結び付ける結合組織としての構成成分としての役割とともに、
水分を保持する働きや弾力性を維持する働きがります。
しかし、加齢とともに体内のコンドロイチンは だんだんと減少し、
成長期を過ぎるとコンドロイチンの合成は分解に追いつかなくなるといわれています。
そこで、コンドロイチンを摂取すると、関節を柔軟にし、円滑に可動させたり、
皮膚のうるおいを保ち、お肌にハリを与えたりするので、肌荒れなどの
予防や改善に効果があるといわれています。
さらに、コンドロイチンには、細胞の新陳代謝を活性化し、
老廃物の排泄などを促進する効果もあるといわれています。
コンドロイチンは、
医薬品としても使用されており、抗炎症作用による
変形性関節症や関節炎における痛みの緩和の効果や
症状そのものの予防や改善などの効能があるといわれています。
また、コンドロイチンは、
同じく、軟骨を構成する成分であるグルコサミンと併用することで、より良い効能が期待されています。
コンドロイチンの期待される効能抗
・炎症作用による変形性関節症や関節炎の予防や改善の効果
・お肌のうるおい保持や保湿の効果
・肌荒れや皮膚炎などの予防や改善の効果
と言うことで、足や膝の関節への効果を期待して服用しているが、実際、半日も歩くとCW-Xを履いていても昔傷めた膝関節の筋が痛くなっていたのだが、これを飲むようになってからその痛みがほとんどなくなったように思う。
6)グルコサミン
 グルコサミンの能書き、
ブドウ糖 〔 グルコース 〕 とアミノ酸 〔 グルタミン 〕 が結合した天然のアミノ糖類の一種になります。
グルコサミンを含む食品としては、蟹 【 カニ 】 や 海老 【 エビ 】
などの甲殻類があり、外殻を形成するキチン質という成分に特に多く含まれています。
また、植物性のグルコサミンとしては、山芋 【 ヤマイモ 】 などのネバネバしている部分である『 ムコ多糖類 』 という成分に多く含まれています。
グルコサミンは、人間の体内では主に、軟骨 や 靭帯・腱、爪、皮膚などを構成する成分として存在しています。
効果について!
グルコサミンは、細胞と細胞どうしを結びつける結合組織としての働きがあり、
特に 膝 や腰 などの間接部分の細胞の新陳代謝において効果を発揮しています。
グルコサミンは、もともと体内でも合成される成分ですが、
加齢とともに、だんだんとグルコサミンの合成力は減少していきます。
そして、グルコサミンが減少していくと、関節と関節をつなぐ軟骨がだんだんと
すり減りっていき、関節炎などを引き起こす原因になるといわれています。
そのため、グルコサミンの効能としては、
変形性関節症などの関節炎の症状に効果的だということです。
また、ヨーロッパや日本で行われた数多くの臨床試験により、
グルコサミンには、関節炎や変形性関節症の痛みなどを軽減し、
関節の可動性を改善するなどの効果が確認されているようです。
これらのことから、グルコサミンは、ヨーロッパやアメリカでは、
関節炎や変形性関節症の治療薬として使用されています。
そして、グルコサミンは、同じく、軟骨を構成する成分である
コンドロイチンと合わせて摂取することで、より効果的に
膝の関節痛や腰痛などの予防や改善への効能が期待されています。
期待される効能について!
・変形性関節症や関節炎などの症状の予防や改善の効果
・関節における軟骨の保護の効果
・加齢などによる、膝の痛みや腰痛などの緩和への効能
と言うことで、これも併用して飲んでいる。
7)カルシウム+マグネシウム
 カルシウムの効能
・骨や歯の形成.
・血中カルシウム濃度の調節.
・興奮や緊張を緩和する.
・筋肉の収縮.
・血液の凝固.
・生体膜を構成し、膜の安定化と透過性を保つ
・多数の酵素や酵素系の調節、活性化への関与
・細胞分裂・分化を促す
 マグネシウムの効能
・エネルギー代謝を助ける.
・たんぱく質の合成に関与.
・骨の構成成分.
・細胞膜内外の濃度勾配維持.
・虚血性心疾患を予防する.
カルシウムとマグネシウムはだいたい2:1~3:1の割合で摂取するのがいい。とのこと。
8)ミネラルミックス
 その他のミネラルも一応摂取。
・鉄=赤血球を作る
・亜鉛=味覚を正常に保つ。たんぱく質の代謝を助ける
・セレン=甲状腺ホルモンの生理活性を高める働き
・クロム=脂質代謝に関わり中性脂肪やコレステロール値を正常に保つ
・マンガン=酵素の働きの補助、活性化
・銅=体内酵素の正常な働きを助ける
・ヨウ素=たんぱく質の合成やエネルギー代謝、交感神経の感受性に関与
などなど。
9)野菜ミックス
 野菜などほとんど持っていけないので、これで補充してるつもり。(笑)
・大麦若葉
・トマト
・タマネギ
・バジル
・ケール
・あしたば
・ウコン
・ローズマリー
・タイム
・ブロッコリー
・パセリ
・さつまいも
・ニンジン
・セロリ
・大豆
・オオバコ種皮
が入っているのだそうだ。ま、何も摂らないよりは増しだろう、くらいの感覚。
10)ローヤルゼリー+プロポリス
 ローヤルゼリーはそれこそ色々な効果が言われている。
•美容・美肌効果
•自律神経失調症改善やホルモンバランスを整える
•イライラ、情緒不安定改善
•免疫力の増強、健康増進、肉体疲労・体調不良改善
•食欲増進、便通改善
•老化防止、滋養強壮
•更年期障害の改善
•冷え症、肩こり、腰痛の改善
•動脈硬化症、制ガン作用
•糖尿病、高血圧、低血圧の改善
•肝機能の改善
他にも色々あるようでキリない。要は疲労回復の目的で持って行っている。
 プロポリスの能書きは、
プロポリスとはミツバチが作り出す物ですがロイヤルゼリーやハチミツと違って、ミツバチ自身の内分泌による物だけではないのです。
ミツバチが自然界の様々な樹木から集めた来た樹脂などを自分が作った内分泌液である唾液とともに噛み砕いて作られた物がプロポリスなのです。
このようにプロポリスは植物樹脂とミツバチの内分泌物の合わさった物なのでロイヤルゼリーやハチミツとは違い人為的に採取できる訳ではないのでプロポリスの採取量はとても少なく貴重な物として扱われています。
またプロポリスの原料がミツバチの成育環境の植物に由来するためプロポリスの性質や成分は採取される地域、採取時期によって変わって来てしまうのです。またミツバチの種類によってもプロポリスの成分が変わってきてしまうとも言われています。そのため、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、国産と色々産地によって特色があるようです
効能としては、
抗酸化作用や免疫力アップ作用がプロポリスの効能、効果にはあると考えられています。
そのため、プロポリスサプリメントは抗菌、鎮静、抗ストレス作用が期待されています
と言うことのようだが、要はまだ実際には何も解明されておらず、想像や仮定での解説でしかない。
11)ニンニク
 ニンニクの能書きも多くある。
・殺菌力のあるアリシンと、強壮強精力があるスコルジニンの働きで、にんにくはさまざまの効能をあらわします。 
・疲労回復に スコルジニンの旺盛な新陳代謝作用によるものです。 
・食欲不振に スコルジニンの働きとともに、料理に使用したときの香ばしい香りが食欲を刺激するのです。  
・カゼに カゼはウイルスが原因の呼吸器系の炎症です。アリシンが抗菌作用を発揮し、スコルジニンの働きで呼吸が楽になるうえ、強壮作用によって体力がつき早くよくなります。  
・結核に 昔から結核療養所では生にんにくが用いられていたようですが、アリシンの抗菌作用とスコルジニンの効力を経験から会得していたものと思われます。結核特効薬のパス、ストレプトマイシンにスコルジニンを併用すると、より抗菌性を増すことが明らかにされました。  
・冷え症・不眠症に にんにくを食べると、スコルジニンが末梢血管を拡張するため、全身の血行がよくなって体があたたまり、眠くなるので、冷え症、不眠症によいのです。特ににんにく酒は卓効があります。  
・寄生虫に にんにくの強い成分が回虫などの寄生虫に一種のマヒ作用を与えるので、駆除によいといわれています。事実、にんにくをよく食べた昔の結核患者には、寄生虫患者が少なかったそうです。  
・かっけに かっけはビタミンBl欠乏症。スコルジニンがビタミンと同じ作用を持つうえ、ビタミンBlの効力を高める働きをするため有効です。 
・神経痛・筋肉痛に スコルジニンが神経組織の新陳代謝を促進したり、末梢血管の循環をよくしたり、筋肉自体の活動状態をよくするので、これらの痛みが消失します。  
・動脈硬化・高血圧の予防に 動物実験によると、スコルジニンを与えたねずみは、血中のコレステロールが下がっていることがわかり、人間の動脈硬化や高血圧の予防にもよいのではないかと考えられています。 
・全身の血行をよくし解毒作用のある強壮食
ま、これも疲労回復の目的で持って行っている。
 以上、今回は11種類のサプリメントを持って行った。夕食後に一気に全部服用している。以前は他にアミノ酸やマカなども持って行ってたが、最近、アミノ酸を見かけなくなってしまって手に入らなくなった。また、マカは本当に元気になるのだが、ちと元気になる方向が違っていた。最初、飲み始めた時に、昼間山中を歩きまわって相当疲れているはずなのに夜なかなか眠れず、逆に目がギンギラギンに冴えてきたり、不必要にテントの中でテントを張ったりしてしまった。なんでだろう?と数日考えて、ハタと気がついたのがこのマカの服用。おまけにニンニクやローヤルゼリーなども併用していれば、それはそれはやはり、効いて来るは当然のこと。それ以来、マカはちと遠慮している。
サプリメントは合計約200gである。
と言うことでいままで数回に分けてアップしてきた食料品の重量合計は、
主食≒4.7kg
主菜≒1.1kg
乾燥野菜≒0.4kg
調味料≒1.1kg
菓子類≒0.9kg
飲料≒0.4kg
サプリ≒0.2kg
合計≒8.8kg
他に夜行バスで行く時の深夜の夜食、初日の朝食、昼食用におにぎりや調理パンの類を1kg程度持って行ったので、総合計約10kgである。これが今回の北アルプス2010年夏の山旅20日分の食料全てである。
以上長々と数回に分けて食料の内訳をアップしてきたが、2,3泊の普通の山登りや、山小屋利用の登山者にはほとんど無意味なことだと思う。が、一部読者の中に長期縦走を計画している人がいて少しでも参考になれば幸いである。

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食料その6(北アルプス2010年夏)

2010年10月28日 00時00分45秒 | 食料
そして飲料。
左から・・断らなくても判るよね(笑)
1)砂糖、230g
 袋は黒っ子だが、中身は普通のグラニュー糖。砂糖は多めに持って行くようにしている。基本はコーヒーに使うのだが、以前にも書いたようにクズ湯にも使う。その他の利用として、春や秋のシーズンに山で実をつける野イチゴや黒臼子の実などでジャムを作るのである。これ時間がある方はお勧めの楽しみ方である。
以前、10月の餓鬼岳に登った時に、団体のおばちゃんたちが登山道の脇に屈んで何かをやっているので、「なにしてんですか?」と聞いたら、「これは日本のブルーベリー、黒臼子よ、食べたらおいしいのよ~♪」と教えてくれたので、「へぇ~」と半信半疑でまねて食べたらほんとにブルーベリーで超美味かったのに驚いてしまった。特に、生の果実など10日ぶりぐらいだったので、メチャクチャ感動して、そこらへんになっているのをやたら喰ってしまった。また、これがいくらでもなっていたのである。腹一杯食べてもまだまだいくらでもあったので、ヒマもあったので後でまた食べようと目一杯摘んでテントに持って帰った。そして、大量のコッヘル一杯の黒臼子を眺めていてふと、これジャムになるんじゃないか?と思ったのである。そこで手持ちと餓鬼小屋から少し貰った砂糖で煮込んでみたら、めちゃおいしいジャムが簡単に出来たのである。我ながらちと感動もんだった。それ以来、砂糖は多めに持って行くようにしている。じっさい、今回、230gだったが、やはり少し足りなかった。砂糖を大量に持って行くようになると、やはりかさばるし重たい。合成甘味料でもう少し軽くならないか?と色々探して、三井製糖の「すこしですむさとう1/4」などを持って行ったこともあったが、やはり合成甘味料(スクラロース)特有の舌にピリピリ来る不自然な甘さがどうも苦手で結局、もとの天然のグラニュー糖に戻ってしまった。
2)お茶、40g
 お茶は食後に欠かせないので、必須。粉末でも二種類あるようで、お茶っぱを細かく砕いた類と、一度お茶にしてからフリーズドライで粉末にした物がある。当然お茶っぱをそのまま砕いた方が、味も濃いし、香りも豊か。だが、難点は溶けが悪い。飲みきったあとに必ず溶けきらないお茶っぱが残るのがめんどくさいので、簡単に完全に溶ける粉末の方を持って行く。
3)コーヒー、80g
 家でも日に最低3,4杯は飲むくらいコーヒーは好きである。どちらかと言うと、エックスプレッソ的な、濃い目より薄いアメリカンを何杯も飲むタイプ。映画「バグダットカフェ」の主人公のおばちゃん(名前は忘れた)に「そんなもん、コーヒーじゃない、単なる黒い泥水よ!」とけちょんけちょんに貶されるくらいのアメリカンが好き。山にレギュラーの豆を持って行ってドリップで飲んでいるのは確かにカッコイイ。が3週間の放浪にそれは無理!ゴミも増えるし。と言うことでネスカフェのエクセラで我慢している。フリーズドライのゴールドブレンドの方が香りも味もいいのだが、長期になると、ゴールドブレンドは湿気吸いやすく袋の中でドロドロになってしまうのでちと諦めた。エクセラのようなインスタントコーヒーは端っからコーヒーとは認めない、というような人もいるが、自分の意見としてはたとえとして、お店で食べる生ラーメンと即席ラーメンはまったく別物だが、それでも即席ラーメンはそれなりにラーメンの種類としての市民権を得ているのとまったく同じ理屈でコーヒーの一種だと思う。エクセラは十分に美味いと思う。
 と、基本この二種類の飲み物で済ませている。合計350g。
以前は他にも、紅茶、こぶ茶、梅こぶ茶など色々持って行ってたが、種類を増やして、その場その場で飲み物の種類にこだわるより、荷物を減らした方がいい、という結論に達して厳選2種類にした。

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食料その5(北アルプス2010年夏)

2010年10月27日 23時01分12秒 | 食料
メインの食材以外の菓子類、非常食など。別段特別なものもないし、これといった蘊蓄もないが。
左上から
1)ミニドーナッツ、350g
 行動中にちょっとつまむのに重宝している。日持ちもしていいのだが、日に日にポロポロ崩れて、2週間もすると原型をとどめなくなってしまうのでザックに押し込む時は要注意。100均やどこのスーパーでも売られている、小さな揚げて砂糖をまぶしてあるドーナツ。最近、段々中身が減って、しまいには一つづつ包装してこれだけかよ~!と言うくらい中身が減っているのが悲しい。
2)バナナチップス、100g
 バナナは消化が早く直ぐにエネルギーになるのでアスリートには最適な補給源だそうだ。それを信じて、バテた時の対策として一応持って行く。ただし、消化のいいバナナは生のバナナだろうから、乾燥させたり、油で揚げたバナナが直ぐにエネルギーになるかは若干疑問の余地もある。
3)ドライバナナ、80g
 これも消化が早いという能書きを信じて、マンゴーやプルーンなどの他のドライフルーツでなくバナナにしてみた。今回実際に試してみて、けっこうイケる気がした。バテバテの時にこれ一本食べると、けっこうまた歩けるようになれた。ちとお勧めかも。
4)ドライフルーツミックス、100g
 そのまま食べる他に、朝食のシリアルが少し飽きたような時にこれを混ぜて味のバリエーションを広げるのに持って行っている。一度海外メーカーのトレイルミックスを持って行ったことがあったが、ちと甘過ぎて閉口した。
5)シードミックス、70g
 カロリー補給と、シリアルに混ぜようと持って行ったのだが、カロリー補給だけを考えたら普通にミックスナッツの方がベターかもしれない。
6)アメ、100g
 最近のアメやキャンディー類は一つづつ包装されているのがほとんどで、包装なしのアメを探すのに逆に苦労する。メーカーの中身を減らすための涙ぐましい努力には敬服する。
7)ブドウ糖、50g
 これはお勧めである。以前はアミノバイタルを持って行ってたが、やはり強制的に体内のエネルギーを燃焼させると言うのは何度もやっているとどうも体に悪影響があるような気がして不安だった。それに10日~2週間も過ぎて完全なシャリバテの時にアミノバイタルを使うとなんとも不自然な気持ちになるのである。頭の意識としては動こうとしているのだが体が結局動かないというのは実に不気味で怖いのである。体が軽いのに動けないというのは何とも奇妙な感覚で、ホラー映画の中に紛れ込んだイメージと言うか、現実ではなく夢遊病の世界にまぎれ込んだような気になってしまうのである。その点、このブドウ糖は不自然な強制燃焼ではなく、能の活性化に作用して元気を出すという実に自然な作用で安心して食べられるのである。また、値段的にもコストパフォーマンスは最高にいいと思う。
8)カロリーメイト、170g
 陳腐だが、やはり非常食と言えば、これかな・・・と言うことで一応持って行く。(笑)
と言うことで合計920g≒1kgである。

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食料その4(北アルプス2010年夏)

2010年10月26日 16時08分33秒 | 食料
食材の次は調味料。
左上から
1)カレーフレーク、150g
 一番代表的な調味料。山ご飯にカレーは誰でも普通に発想するが、やはり、簡単に作れてそれでいて美味しいし、失敗もほとんどない王道だろう。スーパーなどの棚では固形のルーが一般的だが、山では固形では一食分の微調整が難しいのでフレークがベストと思う。今回はS&Bの「直火釜焙煎深みロースト」にしてみた。細かい話だが、このフレークは150gで6皿分。他のブランドでは例えばどこのスーパーでも一番目にするエバラ食品の「直火造り横濱舶来亭こだわりの中辛」や新宿中村屋の「カリーフレーク」などは6皿分で170~180gあり、20~30g重たいしかさばるのでなるべく軽いものを選んでいる。味的には若干スパイシーさに欠ける気もするがほとんど変わらず遜色はない。以前、グリコで「THE SPICEカレールウ辛口」と言うのがあったのだが、これなど味もいいし、6皿分で90gと重量も軽く気に入ってたのだが残念ながら最近見かけなくなってしまった。メーカーのHPにもないところを見るともう販売してないのだろう。また、ハウスの「ビストロ厨房カレーレトロタイプ」などは自らマイルドと書いているようにまろやかだが、山では逆にちとスパイシーで刺激的なものの方がお勧めの気がする。
作り方にフレークを溶かして弱火で10分煮込むなどと書かれているが、そこまで煮込まなくても十分美味い。
2)スキムミルク、230g
 いわゆる牛乳の代用である。特に朝食のシリアルに利用している。他にも、クリームシチーやポタージュスープ、パスタのカルボナーラやクリームソース系にも流用できる。特別なこだわりとしては、スキムミルクとは日本語で言えば脱脂粉乳であり、やはり脂分がない分コクが足りない気がするので、同じ牛乳成分の森永の「クリープ」を1~2割ブレンドしていることである。同じような商品でもネスレの「ブライト」などは植物油脂であり、原材料がまったく違い、牛乳原料は「クリープ」だけである。今回一袋225gそのまま持って行ったが、若干足らなかった。
3)フライドオニオン、40g
 自宅に使いかけがあったので味付けのバリエーションとして持って行った。が、料理のアクセントには活躍するが、必須と言うほどの食材でもなかった。
4)マヨネーズ、200g
 こちらは必須!自分は別段マヨラーではないが、ぜひ持って行くことお勧め、である。マッシュポテトやパスタソース、水で戻した乾燥野菜を和えるのにも普通につかえる。非常の場合はそのまましゃぶれるし(笑)。キューピーの方が味が濃いというかしっかりしているように思う。山では味は濃い目の方がお勧め。マヨネーズはカロリーが高いのでエネルギーの補給にも重宝する。山に行ってまでダイエットを心がけているメタボおじさんや、山ガールの方々にはちと難しいのか・・・?
5)いり胡麻、50g
 これも和以外にも中にも洋にもどんな料理にも入れられる貴重な調味料で、エネルギー源。単にアルファ米の五目飯のご飯に振りかけるだけでも味と香りが格段に良くなる。
6)顆粒味噌汁の素、100g
 味噌汁は日本人ならやっぱ飲みたくなる。余談だが、以前NHKの「ためしてガッテン」で登山における味噌汁の効能の能書きをやっていたが、味噌汁固有の効果とも思えず、日本人だから味噌汁かも知れないが、欧州人ならオニオンスープかもしれないだろうし、米国人ならクラムチャウダーかも知れないだろうに!と突っ込みを入れていた。
普通に味噌汁以外にも味噌煮込み的なメニューにも利用できる。また、味噌汁を多めに作って、それに小麦粉を練って丸めたすいとんを入れて、珍味のイカフライやサーモンフライなどパリパリ砕いて浮かべれば立派なすいとん鍋になり、優に一食分の食事になる。味は生みそには及ばないが顆粒、粉末の味噌汁でも十分美味しい。ただ、顆粒の味噌はスーパーなどでなかなか見当たらない。粉末の味噌は永谷園の「あさげ」や「ゆうげ」などのように一食分に分封され小袋にしたものはある。が、これを10食分も20食分も持って行ったらそれだけで相当の嵩になるし、ゴミも増える。必死に探して見つけたのが、「かねさ」の缶入り即席みそ汁の「ひいふうみそ汁」シリーズである。これは長期縦走で食料を極力軽くしたい方には特にお勧めである。今は全国どこにいてもネットで購入可能である。もっともネットも繋がらない山奥や孤島では無理だが。自分がアマゾンで買った時は、一缶でも送料無料で買えたのでなんか得した気分になれた。わかめ、しじみ、豆腐など色々種類はあるが、一缶だいたい20食分、200gぐらいである。二日に一回和食にする計算で100gほど持って行った。
7)粉末そばつゆ、60g
 洋食のダシは顆粒コンソメ、中華のダシは鶏ガラスープの素、和風のダシは顆粒のカツオダシでいいのだが、和風の調理の場合、ダシの他に酒、醤油、みりんなどがやっぱり必要。その点洋風などコンソメ+塩、コショウで済むので楽だが。(笑)
ダシの他に醤油や酒の粉末もとなるとちとめんどくさい。ネットで探せばそれぞれ入手できるようだが、果たしてそこまでこだわって和食を作るか?ということもある。悩んでいた時に発見したのが、粉末そばつゆ。普通にスーパーで売っている「富士印」(富士食品工業)の「そばつゆ」じつに優れモノである。いわゆる「めんつゆ」と同類でそれの粉末版である。家庭料理でも「めんつゆ」は和風調味料の中で活躍幅が広いのだから、山に持って行くのにこれほど重宝な粉末和風調味料は他にないだろう。実際、そばつゆとして麺類に使うほか、煮物、丼物、などにも応用が利く。
8)顆粒コンソメ、30g
 カレーの時と同じように一食分の微調整が必要なので、固形のブイヨンより、顆粒コンソメの方が便利だと思う。ちなみにコンソメとブイヨンの違いは、カゴメのHPの能書きによると、「一言で言えば、コンソメはスープ、ブイヨンはダシのことです。ブイヨンは、英語ではスープストックとも言いますが、肉や魚、香味野菜や香辛料などたくさんの食材を煮出して作る、西洋料理の基本となるダシのこと。一方、コンソメは、フランス語で「完成された」という意味で、時間をかけて料理として仕上げたスープ、ということに通ずる言葉です。つまり、ブイヨンに肉や野菜を加えてうま味や香りを強くし、塩などで味を整えたものがコンソメスープというわけです。市販のコンソメとブイヨンは、どちらも塩分が含まれており、手軽に使えるようになっています。でも、湯で溶いてみると、コンソメはしっかりとした味の澄んだスープになり、ブイヨンは素材の味が強い少し濁りのあるスープになるので、その違いがわかります。」
と厳密に区別するとこう言うことらしいが、一般的には、単にマギーだと「ブイヨン」で味の素だと「コンソメ」と言うくらいの違いのような気がする。
9)クズ粉、50g
 和食や中華のとろみ付けに使用する。片栗粉でもいいのだが、もうひとつクズ湯を飲みたいがためにちと高いがクズ粉にしている。寒い時やちょっとバテ気味で甘い飲み物が欲しくなることがたまにある。コーヒーに砂糖を目一杯入れて甘くするのも方法だが、やはりあまりに甘ったるいコーヒーはやはりちと勘弁である。そんなとき、このクズ湯が最高に美味い。体も温まってなんかほっとした気分になれるし落ち着く。けっこう好き。ちなみに葛100%の本葛粉は馬鈴薯澱粉の混じった名前だけの葛粉に比べ値段が3倍4倍するがやはりその分美味しいような気がする。(単に気のせいかも・・・)
10)オリーブ油、50g
 焼き物、炒め物などに使用する。油は以前は他にもサラダ油やごま油なども色々試したが、オリーブ油が一番色々利用できる。普通に炒め物に使える他、パスタを茹でた後に一振りすると格段にそれっぽくなるし、パンなどにそのまま付けて食べることもできる。サラダ油をパンに塗って食べても大して美味いとも思わない。また、ごま油は和食、中華にはいいのだが、やはりパンにつけたりそのまま飲むには味が濃すぎるし、油が強すぎるように思う。オリーブ油には特にEXヴァージンのタイプには独特の香りやクセがあり、好みが分かれるかもしれないが、あまり好きでなければ、ピュアタイプならまろやかになっていてそちらを選ぶのも方法である。ちなみに産地によっても色々特色があるが、自分はちとクセの強いトスカーナ系が好き。
また、オリーブ油は栄養面からの能書きも多い。「オリーブ油には一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が80%も含まれているが一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸の代わりに摂ると、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロール(HDLコレステロール)は減らさないという性質があるし、多価不飽和脂肪酸より酸化されにくい利点がある。ちなみにオリーブ油を多用しているギリシャのクレタ島は、動脈硬化による心臓病の死亡率が世界一低い。」
などなど、いいことづくめの能書きが色々ある。
信じる、信じないはあなた次第です・・・(笑)
11)塩、20g
 調味の基本。20gも使うことはないが、山ヒルよけの塩水を作るのにも使うかな・・・とちと多めに持っている。
12)コショウ、5g
 これも調味の基本、「スパイスの王様」。このコショウも歴史が古く、能書きや言い伝えが多くあり、調べてみるとけっこう楽しい。
13)粉末ラーメンスープの素(マルタイ)、40g(4袋)
 家に余っていたので、ついでに持って行った。味の種類は醤油、味噌、豚骨。どこかのブログにラーメンのつゆでご飯を炊くとおいしい、とか書かれていたが、もっともなことだと思う。日本のメーカーの作るラーメンの付属の粉末のつゆは相当研究されていてラーメン以外、ご飯でも煮込みのおかずでもはてまたパスタにさえ使っても美味しいのは確かである。これらの粉末を持って行く時は、別に小さなチャック袋を必ず持って行く。料理にもよるが、一度に全部を使い切るとだいたい味が濃くなりすぎる。んなわけで数回に分けて使うことが多いので保存用のチャック袋は必須である。
14)アマノフーズのSoupDaysミネストローネ、90g(4袋)
 写真に撮るのを忘れたが、アマノフーズのフリーズドライのミネストローネも持って行った。そのままスープにして飲むより、トマト系の料理の調味料として必要。トマト系のスープの素は他のメーカーからも出ているが、やはりフリーズドライのこの商品が一番コクがあって美味しく思ったので、最近はこれにしている。ただ、フリーズドライのためかさばるのが少々難点。当然ゴミを減らすために中のプラスチックの受け皿も捨て、大き目のチャック袋に中身だけまとめて持って行く。
 以上、今回、調味料は合計1060g=約1kg持って行った。このくらいの調味料を持って行けば、和・洋・中の主だった料理はそこそこ作ることができる。カレー、クリームシチュー、クラムチャウダー、ミネストローネ、チキンライスやパスタのクリームソース系、スープパスタ、マーボ豆腐、中華丼、チリソース系、牛豚そぼろ丼、しじみ丼、味噌煮込み、などなど・・・焼き物はあまりやらないが、それでもお好み焼きや芋まんじゅう、簡易コロッケなど、停滞で時間があったりしたときには作る。
メインの食材としてはだいたいこのくらいを持って行った。あとはその他の菓子類、非常食系だが、また次にアップする。
詳しい個々のメニューや調理についてはまたいずれ機会がある時に追々アップしていきたいと思う。



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食料その3(北アルプス2010年夏)

2010年10月25日 16時05分44秒 | 食料
乾燥野菜系
左上から
1)マッシュポテト、180g
 写真はポテトフレークとなっているが、メーカーによって名称が違うが、中身はマッシュポテトに変わりはない。普通にポテトサラダ以外にも煮物や焼き物にも利用できるので料理のバリエーションの幅が広がる。
2)乾燥タマネギ、60g
 これは煮物などに洋食、和食問わず利用できる。甘味、コクだしなどの味付けとしては勿論、具材としても普通に使用できる。けっこうお勧めである。残念ながら、普通のデパ地下やスーパーではほとんど売っていない。東京では唯一、有楽町にある「銀座熊本館」で売っているのを発見したぐらい。が、ネット通販では数店見つかる。送料がかかるので若干割高になる。以前、送料をセーブしようと他の食材と一緒に大量買いしたが、いくら日持ちするとは言え、ちと消費するのに苦労した。
3)乾燥キャベツ、70g
 これも具材としては活躍する。特に汁もの、ラーメン、クリームシチュー、味噌汁など利用範囲は広い。知合いのキャンパーは山で作るお好み焼きに最高!と言っていた。ただ、これもスーパーなどではほとんど売っていない。都内で唯一、池袋西武の自然食品売り場で見かけたくらい。やはりネットでの入手が一般的かもしれない。乾燥キャベツで検索すればズラズラっと出てくる。
4)大豆たんぱく細切り、80g
 動物性たんぱく質の補完として植物性たんぱく質も長期となるとある程度考慮した方がいいか?と思い持参している。以前は高野豆腐を持っていってたが、これを発見してからはこちらに切り替えた。高野豆腐ほどクセがないので、色々な料理に使いまわせる。これも普通のスーパーではほとんど売っていない。ネットで買うのが一般的かも。池袋西武の地下スーパーのGARDENにはあった。他に植物性たんぱく質の多い食材としては焼き麩などがある。が、焼き麩は好きだし美味しいのだが量かさばるし、直ぐぽろぽろの粉々になってしまうので、ザックに入れての持ち運びにはあまり向いてなかった。
 乾燥野菜はネットで検索すると他にも人参、ゴボウ、大根、のような根菜からネギ、青菜、ほうれん草などの青物まで色々探すことができる。以前は人参、ゴボウ、ネギ、大根など色々取り揃えて持って行って料理したが、増やしていくとキリがないので今回はこのくらいに絞った。
他にお勧めの乾燥野菜はゴボウである。これは戻した時の香りがいい。フリーズドライの牛丼などにちょっと加えるだけで格段にそれっぽくなる。一度山で試してみることお勧めである。
合計約400gだが、タマネギ、キャベツはちと不足した。次回はもう少し増やすつもり。

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