ぶらぶらと 山旅、海旅、里の旅

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食料その6(北アルプス2010年夏)

2010年10月28日 00時00分45秒 | 食料
そして飲料。
左から・・断らなくても判るよね(笑)
1)砂糖、230g
 袋は黒っ子だが、中身は普通のグラニュー糖。砂糖は多めに持って行くようにしている。基本はコーヒーに使うのだが、以前にも書いたようにクズ湯にも使う。その他の利用として、春や秋のシーズンに山で実をつける野イチゴや黒臼子の実などでジャムを作るのである。これ時間がある方はお勧めの楽しみ方である。
以前、10月の餓鬼岳に登った時に、団体のおばちゃんたちが登山道の脇に屈んで何かをやっているので、「なにしてんですか?」と聞いたら、「これは日本のブルーベリー、黒臼子よ、食べたらおいしいのよ~♪」と教えてくれたので、「へぇ~」と半信半疑でまねて食べたらほんとにブルーベリーで超美味かったのに驚いてしまった。特に、生の果実など10日ぶりぐらいだったので、メチャクチャ感動して、そこらへんになっているのをやたら喰ってしまった。また、これがいくらでもなっていたのである。腹一杯食べてもまだまだいくらでもあったので、ヒマもあったので後でまた食べようと目一杯摘んでテントに持って帰った。そして、大量のコッヘル一杯の黒臼子を眺めていてふと、これジャムになるんじゃないか?と思ったのである。そこで手持ちと餓鬼小屋から少し貰った砂糖で煮込んでみたら、めちゃおいしいジャムが簡単に出来たのである。我ながらちと感動もんだった。それ以来、砂糖は多めに持って行くようにしている。じっさい、今回、230gだったが、やはり少し足りなかった。砂糖を大量に持って行くようになると、やはりかさばるし重たい。合成甘味料でもう少し軽くならないか?と色々探して、三井製糖の「すこしですむさとう1/4」などを持って行ったこともあったが、やはり合成甘味料(スクラロース)特有の舌にピリピリ来る不自然な甘さがどうも苦手で結局、もとの天然のグラニュー糖に戻ってしまった。
2)お茶、40g
 お茶は食後に欠かせないので、必須。粉末でも二種類あるようで、お茶っぱを細かく砕いた類と、一度お茶にしてからフリーズドライで粉末にした物がある。当然お茶っぱをそのまま砕いた方が、味も濃いし、香りも豊か。だが、難点は溶けが悪い。飲みきったあとに必ず溶けきらないお茶っぱが残るのがめんどくさいので、簡単に完全に溶ける粉末の方を持って行く。
3)コーヒー、80g
 家でも日に最低3,4杯は飲むくらいコーヒーは好きである。どちらかと言うと、エックスプレッソ的な、濃い目より薄いアメリカンを何杯も飲むタイプ。映画「バグダットカフェ」の主人公のおばちゃん(名前は忘れた)に「そんなもん、コーヒーじゃない、単なる黒い泥水よ!」とけちょんけちょんに貶されるくらいのアメリカンが好き。山にレギュラーの豆を持って行ってドリップで飲んでいるのは確かにカッコイイ。が3週間の放浪にそれは無理!ゴミも増えるし。と言うことでネスカフェのエクセラで我慢している。フリーズドライのゴールドブレンドの方が香りも味もいいのだが、長期になると、ゴールドブレンドは湿気吸いやすく袋の中でドロドロになってしまうのでちと諦めた。エクセラのようなインスタントコーヒーは端っからコーヒーとは認めない、というような人もいるが、自分の意見としてはたとえとして、お店で食べる生ラーメンと即席ラーメンはまったく別物だが、それでも即席ラーメンはそれなりにラーメンの種類としての市民権を得ているのとまったく同じ理屈でコーヒーの一種だと思う。エクセラは十分に美味いと思う。
 と、基本この二種類の飲み物で済ませている。合計350g。
以前は他にも、紅茶、こぶ茶、梅こぶ茶など色々持って行ってたが、種類を増やして、その場その場で飲み物の種類にこだわるより、荷物を減らした方がいい、という結論に達して厳選2種類にした。

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