ぶらぶらと 山旅、海旅、里の旅

いつまでも、どこまでも、あてもなく、はてもなく

お餅

2010年10月31日 09時29分44秒 | 食料
久々にスーパーで山用の新食材発見!
「手作りおもち、もっち~」!
なんかネーミングが安易な気もするが、ミツカンの販売と言うちゃんとしたメーカー品。パッケージのデザインなど見ると、子供と一緒に楽しく作れる、と言うコンセプトなんだろうなと思う。
お餅は好きで正月以外にも普通に食べる。当然、2,3泊~一週間ぐらいの山旅なら必ずと言っていいほど持って行く。サトウの「スライス餅」とかきむら食品の「うさぎころころ」とか越後製菓の「ちびっこもち」など1~3分ぐらいで簡単にゆで上がる生餅が手軽でいい。ラーメン、味噌汁、など昼飯、晩飯に食べてもいいし、お汁粉に入れておやつにもなる。なんせ、餅は喰い応えがあるし、ズン!と満腹感をあたえる。それに腹もちもいい。食材の中の好意度では上位に入る。
ただ、やはり生餅は重い!一週間を超えて、二週間、三週間分の食料を担ぐ時にはちとその重量がこたえるのである。と言うことで、それに代わるような食材を以前から色々探してた。例えば直ぐに思いつくもち粉を始め、上新粉、だんご粉とか・・・しかし、いかんせんこの辺は作るのにけっこう手間がかかるのである。山の上のキャンプで、20分~30分も練ったもち粉を蒸かして、それから突いて丸めるなどはさすが無理!諦めざるをえない。その他の粉系では唯一白玉粉が丸めてさっと茹で上げるだけで簡単に出来るのだが、白玉団子はどうもラーメンに入れるとなるとなんかイメージが違う気がして・・・やっぱぜんざい、ずんだもちなんだよなぁ・・・と思ってしまう。
そんなこんなで、いままで適当な代替え品が見つからなかったのだが、つい最近、これを発見した。水で練って、あとは鍋などに入れて3分煮ればほとんど普通の餅になるのである。自分的には今までの餅粉などの手間と比べて、なんと画期的な商品!と感激ものだった。次の長期縦走には必ず持って行こうと思う。
肝心の重さは78gで団子もち10個分。ざっくり生餅200g分ぐらいにはなる。値段も安いし・・・1袋108円。長期縦走者にはお勧めかと思う。
一つ心配ごとがある。
ミツカンさんに言っちゃ悪いかもしれないが、ぶっちゃけ、いつまで販売し続けるか?と言うのが心配なのである。これから冬場、正月に向けては餅のシーズンでもあり売れるだろうが、春になって夏になった時、いまどきの忙しい主婦や若い人たちが餅を手作りで丸めて食べる、というそんな手間のかかることをあまりしないような気がしてならないのである。そして今の小売のシステムはスーパーでもコンビニでもPOSシステムで管理していて、売れなくなれば2,3か月もしないうちに即棚から下ろされてしまうのである。それはそれはもっと落ち着いて売ればいいのに・・・と思うくらいシビアであること考えた時、この餅が食べるラー油のように他のメーカーが真似しだして中身は同じでも名前だけ変えて売るような爆発的ヒットになることや、サッポロ一番のように定番商品となって10年20年売れ続けることにもならないんじゃないかと思うのである。
となると残念だが、いずれは消えて行く運命にあるような気がして・・・
それが唯一の心配ごとなのである。
少なくとも来年の夏までは販売し続けて貰いたい、とミツカンさんには切にお願いする次第である。

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