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●尾山神社 完成間近の鼠多門 庭園と池(17年ぶりの庭園の池の水抜き 水質改善) 

2020年06月13日 06時00分00秒 | 石川県(金沢市)博物館、美術館、建築物、神社仏閣

1昨日までアップした金沢城公園、 新丸広場の湿性園  玉泉院丸庭園ですが、帰りに尾山神社に行ってきました。

トップは尾山神社 庭園の池 画像は水が抜かれて水質を改善し、周囲の雑草を刈り取って庭園が完成した当時の姿に近づけました。

webニュースより

尾山神社で2003年以来、17年ぶりに庭園の池の水が抜かれ、江戸末期に整備された池の石垣や噴水の井戸などが姿を現した。工事は7月中に予定される鼠多門(ねずみたもん)橋の開通に合わせて6月末まで行われ、池の水質を改善し、周囲の雑草を刈り取って庭園が完成した当時の姿に近づける。

図月橋と池

尾山神社によると、庭園は加賀藩主別邸金谷御殿の庭として5代藩主前田綱紀が整備し、江戸末期に現在の形になった。当時は城内から辰巳用水の水が引かれ、噴水は水位差を使って自然に吹き上がる仕組みとなっていたが、境内で地下水をポンプでくみ上げました。

図月橋   中国風の3連アーチ (いいじ金沢さんより)
明治初期に造られたものですが、尾山神社神門と同様に、明治期の金沢にモダンな風を起こした構造物です。
レンガの構造物は江戸時代の加賀藩の文化とは異質のものですが、明治の新しい時代を迎えて尾山神社に馴染み、境内に独特の味わい深い風情を醸し出しています

17年ぶりに庭園の池の水が抜かれ、完成して水が入り色が変わって見えます。

 

鼠多門と鼠多門橋

金沢城公園の西側(尾山神社側)で3年にわたって発掘調査が進められていた「鼠多門(ねずみたもん)」「鼠多門橋」は、今年度から本格的に復元工事が進められます。2021年の完成を目指しており、明治17年の焼失以来、約130年ぶりの復活となります。

鼠多門の最大の特徴は「黒漆喰を用いた海鼠壁」です。 ... 鼠多門の名前の由来については、以前から「建設時に多くのネズミがいた」という説と、「ネズミ色の外観をして、(ネズミが沢山いるように見える)」という説の2説がありましたが、黒漆喰が発見されたことで「ネズミ色の外観」説が有力となりました。

鼠多門橋は、江戸初期に建造された玉泉院丸と金谷出丸(現尾山神社境内)を結ぶ長さ32・6メートル、幅4・3メートルの木橋です。
公園側の通路整備など残りの工事を経て、7月中に完成する。

 

 

尾山神社から鼠多門を見る  金網の隙間から撮りました。

 

工事中の鼠多門(金沢城公園 玉泉院丸庭園から)

 

尾山神社の神門 左は手水舎

 

神門

明治8年の建築で、和漢洋の三洋式を混用した異色の門として全国に知られ、兼六園と共に金沢市のシンボルにともなっています。第一層には戸室石(角閃安山岩)を用いてあり、第三層は四面五彩のギヤマン張りで、もとは御神灯が点灯され、その放つ光は金沢の街を照らし、また遠く日本海を航行する船の目標たらしめたものです。なお第三層目に設置された避雷針は、日本最古のものです。

 

前田利家公の像

尾山神社は、加賀藩初代藩主の前田利家公と正室 お松の方を祀っています。

 

お松の方の像は以前アップした画像です

 

前田利家公の金鯰尾と拝殿

 



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