海沢三滝（三ツ釜ノ滝・ネジレノ滝・大滝）

所在地　東京都西多摩郡奥多摩町海澤(ウナザワ)



カーナビ検索　アメリカキャンプ村
　そこから、狭い林道(舗装路）を10分ほどで渓谷道入口に到着。



今日は休日、さぁのんびりビールでも飲み～の、ためてたビデオでも見るか
そんな都会のおとうさん、悲しげな顔をした妻と息子の、冷たい視線を感じませんか？
「え～っ、そんなこといっても、もうお昼近いし、お金もないし…」

だいじょ～Ｖ　海沢三滝があるじゃないか

都心から2時間弱と距離はありますが、観光客は皆無のため、帰りの渋滞の心配はいりません。ゆっくり滝観を楽しんだ帰りは”スシロー”で大盤振る舞い
おとうさん、すてき～

というわけで、海沢渓谷道入口に到着しました。看板には”海沢の四滝”と記されていますが、正直もうひとつの”不動の滝”は、ナマッタおとうさんには無理　大滝を観たら、さっさと引き揚げましょうね。



歩き始めて数分で、三ツ釜ノ滝(五段曝)です。

　

名前どうり、みっつの釜(滝壺)を持つこの滝、下から見るより、上からの眺めが抜群　
おとうさん、メモったか

　

三ッ釜から10数分、素直に案内板に従って、登って行くと、ネジレノ滝(二段曝)に到着します。
真緑の苔がまとわりついた大岩の間を、水がネジレながら落下してゆく様は、実にお見事　また洞窟状のため、ゴ～ッという水音がコワいくらいに響く響く　最高です。
えっ？　あのヘルメットかぶってるのは何モノ？って

おとうさん　あれはね、クライマーといって…　　まっ、一生関係ないと思うからしましょ。
「でも、あんな大声あげなくたって…」
おとうさん　彼等にとって、あそこは戦場なんだよ。ちょっと手違えると、死んじゃうんだから…
ちょっと納得して、最後の大滝にむかう、おとうさん



ネジレから10数分、急勾配を登っていくと、三滝最後の”大滝”が眼下に現れます。ここから意外と強烈な坂を下っていくと滝前ですが、数年前、ここで滑落死亡事故が起こっています。あまり危険とは思えない海沢ですが、くれぐれもご注意を。



大滝です。30ｍほどの落差をもつこの滝、人によっては海沢一との声もあり、写真を撮る人の列が絶えません。
が、わたしが撮るとこのとおり　実際行ってみてください

この先をさらに進むと、四滝目”不動の滝”があります。が、危険を侵してまで…の滝ではありません。帰りましょう。スシローに行きましょう…
あれっ



こっ、これは、奥多摩名物へそまん総本舗のへそまんじゅう～（840円）？
いくら金ないからって、こんなんですましちゃ、ダメダメ～