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藁をも掴む6! 久本 祐一(中日)投手

2012-10-20 07:24:00 | 今日の更新
久本 祐一(33歳・中日)投手 (河合楽器-02年中日4位)

蔵の入団前評価:☆☆

河合楽器時代は、135キロ前後のキレのあるストレートで、テンポよく投げ込んで来る実戦派タイプだった。しかしプロ入り後は、140キロ台のストレートと変化球のコンビネーションで勝負できる速球派のリリーフとして活躍。

入団一年目から使えると思ったが、一年目は一軍で5試合のみとプロの壁にぶち当たる。しかし2年目以降は、5年連続で二桁登板を果たすなど一軍戦力として活躍。しかしここ3年は、登板数を減らしつつあった。

ただ成績を見てみると、活躍した2年目~7年目の成績でも防御率は3点台~4点台のシーズンが多く、絶対的な存在になり得た年は殆どない。しいて言えば、06年に防御率1点台の年があったが、登板数は27試合とさほど多くなかった。チームでは一左の中継ぎや時には先発などの使われ方をしていた。

今シーズンは、一軍で5試合・防御率 4.50 とパッとしない内容。ファームでも、20試合 2勝2敗 防御率 4.50 とイマイチ。もう少し詳しくみると、20イニングで25安打は打たれ過ぎ。ただ四死球は4個と、四死球率は20%でコントロールは安定。ただ奪三振は11個と、奪三振率は1イニングあたり0.55個と少なく、明らかにボールの衰えを感じさせる成績となっている。

確か今年ファームの交流戦で見た記憶があるのだが、その時はさすがに一軍で実績のある投手といったボールの勢いを感じさせてくれた。しかしこの成績を見る限り、正直現状はあまり期待できないのかなという印象は受ける。ただ貴重な左腕であり、実績のある投手だけに、再就職の可能性は高い投手だと言えよう。ひょっとすると、トライアウトを待たずして、ドコゾの球団に決まるかもしれない。もう一花咲かせることができるのか注目したい。

「玉石混淆」では、「一軍で30~40試合ぐらい起用されて、防御率3点台ぐらいの活躍」と予想しており、それを長く続けたことを考えると、予想の意味でも大きくは外してはいないし、☆☆ の評価も妥当だった選手ではないのだろうか。