土本 恭平(27歳・巨人)投手 (JR東海-10年巨人3位)
蔵の入団前評価:指名見送り
専修大時代は、小さい身体でも140キロ台の速球を投げ込み、意外に速い球を投げ主戦として活躍。ただスケールに欠け、プロ云々というタイプではなかった。しかしJR東海に進み、リリーフとして頭角を現し、150キロ近いストレートを投げると俄然注目される。ただドラフト対象年の都市対抗では、パッとした内容でもなく、正直ドラフト前にどうしてこんなに評価が高いのだろうと驚いた記憶がある。ドラフト直前には、外れ1位で彼の名前をあげる球団も複数あったぐらいだ。結局指名自体は巨人の3位に収まったわけだが、大学時代の投球からすると、驚くほどの出世ぶりだった。
案の定、プロ入り後壁にぶち当たる。結局一軍では、10年に4試合 防御率 7.36 という数字が残っているだけ。今年からは、育成枠に落とされ現役を続けていた。結局今年も、ファームでは 僅か5試合 0勝0敗 防御率 10.13 と成績。これでは、解雇されても致し方ない。
昨年三軍で見た時は、150キロ近いストレートとフォークが冴え、この投球を魅せつけられたスカウトが、恐らくドラフト前の高評価につながったのだろうなと思ったものだ。しかしこの投手、こういった投球が持続出来なかった。ボールに力はあり、イニングと同じぐらいの三振が奪えるが、それと同じぐらいの四死球も出してしまう。そういった不安定さが、首脳陣からも、早くから評価を落としてしまった要因ではないのだろうか。
ただ大学時代は先発してある程度試合を作れていた投手だけに、どうしてここまで荒れ荒れになってしまったのか?という疑問は残らなくはない。ハマった時のボールの見栄えはいいだけに、トライアウトあたりで良い投球を披露できれば、ひょっとすると拾ってくれる球団があるかもしれない。まだ年齢は若いだけに、社会人への復帰なども視野に入れ、現役を続けて欲しいのだが・・・
蔵の入団前評価:指名見送り
専修大時代は、小さい身体でも140キロ台の速球を投げ込み、意外に速い球を投げ主戦として活躍。ただスケールに欠け、プロ云々というタイプではなかった。しかしJR東海に進み、リリーフとして頭角を現し、150キロ近いストレートを投げると俄然注目される。ただドラフト対象年の都市対抗では、パッとした内容でもなく、正直ドラフト前にどうしてこんなに評価が高いのだろうと驚いた記憶がある。ドラフト直前には、外れ1位で彼の名前をあげる球団も複数あったぐらいだ。結局指名自体は巨人の3位に収まったわけだが、大学時代の投球からすると、驚くほどの出世ぶりだった。
案の定、プロ入り後壁にぶち当たる。結局一軍では、10年に4試合 防御率 7.36 という数字が残っているだけ。今年からは、育成枠に落とされ現役を続けていた。結局今年も、ファームでは 僅か5試合 0勝0敗 防御率 10.13 と成績。これでは、解雇されても致し方ない。
昨年三軍で見た時は、150キロ近いストレートとフォークが冴え、この投球を魅せつけられたスカウトが、恐らくドラフト前の高評価につながったのだろうなと思ったものだ。しかしこの投手、こういった投球が持続出来なかった。ボールに力はあり、イニングと同じぐらいの三振が奪えるが、それと同じぐらいの四死球も出してしまう。そういった不安定さが、首脳陣からも、早くから評価を落としてしまった要因ではないのだろうか。
ただ大学時代は先発してある程度試合を作れていた投手だけに、どうしてここまで荒れ荒れになってしまったのか?という疑問は残らなくはない。ハマった時のボールの見栄えはいいだけに、トライアウトあたりで良い投球を披露できれば、ひょっとすると拾ってくれる球団があるかもしれない。まだ年齢は若いだけに、社会人への復帰なども視野に入れ、現役を続けて欲しいのだが・・・