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温泉漫遊記

国内の温泉施設、特に共同浴場や日帰り温泉施設を中心にした入湯記です。

加賀・飛騨・南信州の湯巡り旅(1回)

2019-10-10 21:45:57 | 日記

2019年9月29日(日)
 自宅を9時頃に出発し、東北道、北関東自動車道、関越道、上信道を経由して、北陸道の白山ICで降りた。最初に白山市でも海岸沿いにある「松任海浜浴場」に、次に以前から名称が気になっていた「加賀八幡温泉総湯」に入浴後、本日の宿泊地である加賀市の山代温泉に向かった。山代温泉は3回目であるが、泊まるのは今回が初めてである。宿泊先は山代温泉の中心街にある「大江戸温泉物語山代温泉山下家」で、総括でも述べたがここで「総湯」と「古総湯」、両方の無料入場券を頂き、両湯に再入浴することが出来た。初日は長旅で疲れていることや、時間の関係もあり、新入浴施設は宿泊先を含めて3湯、既入浴施設2湯であった。なお、入浴料金等は入浴時のものです。また、山代温泉「総湯」及び「古総湯」については、平成28年9月13日のブログに掲載しており、今回とは変わったところは無く、相変わらず「総湯」は混んでおり、「古総湯」は貸切状態でした。

・松任海浜浴場
  白山市は南北に細長い市で、北部は日本海に面し、南部は白山山麓である。当施設は白山市の最北端の海傍に位置し、北陸道徳光スマートICから直接入れるが、私は道を間違えて白山ICで降りてしまった。ここは公共の湯のようで、今年の7月にリニューアルオープンしました。人気施設のようで、日曜日ということあり、館内はかなり混雑していた。外観は豪壮な2階建で、室内は管理も行き届いており清潔、綺麗であった。受付、浴室は2階にあり、浴室、浴槽は豪華な大理石風石造りである。浴槽は内に2ヶ所、向かって右側が温め、左側が適温、湯は少し塩辛い味がし、微かに黄色気味である。外には岩風呂風造りの露天風呂があり、前面は日本海である。露天風呂の前面には、遮蔽物としての灌木の生け垣があるが、立ち上がれば海を見ることが出来る。
1.  住 所       :石川県白山市徳光町2665-1                           
2.  電 話       :076-274-5520       
3.  大人料金     :460円
4.  営業時間     :5時~22時30分、但し月曜日のみ10時~
       
5.  定休日       :第三木曜日
6.  泉 質       :ナトリウム-塩化物泉(等張性弱アルカリ性高温泉)                         
7.  源泉名       :                       
8.  湧出量       :毎分288(ℓ動力揚湯)            
9.  源泉温度     :54℃
10. PH値        :8.0                                 
11.温泉利用状況   :循環湯か?              
12.知覚等        :弱黄褐色、澄明、弱硫化水素臭、弱塩味                 
13.設備         :脱衣所/鍵付ロッカー有、洗い場/シャワー付カラン、アメニティ類有
14. その他       :駐車場有
   
      外観           下駄箱         ロビーのマスコットか?      男湯暖簾


・加賀八幡温泉総湯
 小松バイパス「八幡温泉西IC」近くの「はちまんメディカルセンター」の隣に位置した、
所謂町の銭湯である。外観は市の公共施設のような造りの2階建てである。総湯というと普通は重厚な和風造りが多いが、それらとは一線を画した外観である。浴室は1階にあり、受付には常時管理人がいるようです。浴槽はタイル張りの内風呂のみで真ん中で区分けされ、向かって右側が泡風呂、左側が普通の浴槽だが、両浴槽共段差があり真ん中部分は少し深くなっている造りです。湯口は浴槽壁面と浴槽上部と2種類あり、後者の湯口にはコップが置いてあった。別に表示は無かったが、飲用可なのかも知れない。湯は無色透明、適温、微かにスベスベ感はあった。
1.  住 所       :石川県小松市八幡イ14-4                            
2.  電 話       :0761-47-3269      
3.  大人料金     :440円
4.  営業時間     :15時~22時
       
5.  定休日       :毎週金曜日
6.  泉 質       :ナトリウム-塩化物泉・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性低温泉)                         
7.  源泉名       :八幡温泉2号泉                       
8.  湧出量       :毎分60.8ℓ(掘削、動力揚湯)            
9.  源泉温度     :25.8℃
10. PH値        :8.2                                 
11.温泉利用状況   :循環湯か?              
12.知覚等        :無色澄明、無臭で弱塩味を有する、ガスの発生は無い                 
13.設備         :脱衣所/鍵付ロッカー有、洗い場/固定式シャワー付カラン、アメニティ類無
14. その他       :駐車場30台程建物前に有
   
     外観             脱衣所           洗い場           内風呂→前面
   
    内風呂湯口         泡風呂           泡風呂→内風呂          内風呂


大江戸温泉物語山代温泉山下家(宿泊)
  ローケションは非常に良く山代温泉の中心街に位置し、前が「古総湯」、隣が「総湯」である。4階が大浴場、14階が展望風呂という配置である。展望風呂は廊下を挟んで左右に2ヶ所あるが、両者を行き来する場合は衣服の着替えが必要である。また右側の方が断然眺望は良く、温泉街等を一望出来る。左右の展望風呂には大小2ヶ所の露天風呂が有り、屋根付きで広いものと、屋根無で狭いものがある。また各々に小さい内風呂と洗い場が備わっている。ただ私が泊まった時は女性用大浴場が工事中のため、大浴場と展望風呂が男女日替わりになっていた。通常2ヶ所の展望風呂は男女別になっているようです。湯は「古総湯」と同じ源泉を使用しているので、湯感は凄く似ていた。湯は無色透明、適温、ただスベスベ感はあったが循環湯のためか「古総湯」程では無かった。なお、日帰り温泉についてはホテルまで問合せ願います。また蛇足ですが、当ホテルチェーンはコスパが良く設備もまあまあで、さらに食事も偏食の私にはお誂え向きのバイキングのためお気に入りのホテルです。
1.  住 所       :石川県加賀市山代温泉18-124                             
2.  電 話       :0761-77-2222      
3.  大人料金     :
4.  営業時間     :
       
5.  定休日       :
6.  泉 質       :ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)                         
7.  源泉名       :山代温泉新1号源泉                       
8.  湧出量       :毎分52.0ℓ(掘削、動力揚湯)            
9.  源泉温度     :64.0℃
10. PH値        :                                 
11.温泉利用状況   :加水有、循環濾過装置使用、消毒有               
12.知覚等        :無色澄明、無味無臭                 
13.設備         :脱衣所/鍵付ロッカー有、洗い場/シャワー付カラン、アメニティ類有
14. その他       :駐車場有、但し近隣地に有
   
     外観          大浴場暖簾          大浴場脱衣所             大浴場
  
   大浴場洗い場          展望風呂1         展望風呂2

 

 

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加賀、飛騨、南信州の湯巡り旅(総括)

2019-10-06 14:56:42 | 日記

 9月29日(日)から10月 3日(木)の4泊5日で、標記3地域の湯巡り旅を楽しんで来ました。天候にも恵まれ快適な旅でしたが、長時間の運転のためか腰痛に悩まされました。
 初日はまず高速を利用して一気に加賀へ入り、加賀沿岸部の2湯に入り、山代温泉に宿泊しました。幸い宿泊先で山代温泉の総湯と「古総湯」の無料入浴券を頂き、両湯に再度入浴することが出来ました。相変らず古総湯は素晴らしく、源泉掛け流しの湯をたっぷりと堪能出来ました。
 2日目は今回の目標である白山市深部に向かい、途中2湯を経由して、白山比咩神社に参拝し今回の旅が無事に終われるよう祈念しました。その後白山市の最深部に向かい、お目当ての「白峰温泉総湯」に入り、その素晴らしい湯を十分に味わうことが出来ました。
 3日目は、宿泊地の白峰温泉から前日休館日で見学出来なかった「鳥越一向一揆歴史館」を見学しました。それから一向一揆の最後の拠点となった国指定の鳥越城址に向かい、百姓衆の最後の姿に思いをはせました。いつの世も最後は弱者が貧乏籤を引くようになっているようです。そして途中2湯に入り、飛騨へ行くために山越えの「ホワイトロード白山」に向かいました。この道路は有料ですが、指定の宿に泊まれば片道は無料になり、私もこれを利用しました。この道路筋は滝が多く、中でも「ふくべの大滝」は名瀑と思います。たまたま私が通った時は10月初めのため、紅葉には早かったですが、シーズン時は見事な錦の世界を見ることが出来ると思います。この道路の飛騨側の終着場所は白川郷ですが、その終着場所近くにある日帰り温泉が掛け流しであることや、予てから興味を持っていたこともあり入浴し、その後宿泊先の下呂温泉へ向かいました。
 4日目は最初に郡上八幡城を見学した後、奥飛騨を目指したが、時間と距離等の問題もあり3湯にしか入れませんでした。しかし、3湯ともなかなかの泉質であり、少し似通った湯でした。郡上八幡城への道路は一方通行でしたが、往路は狭くて、且つ曲りくねっており厳しかったです。これに対し復路は道幅もあり、ゆったりとしており楽でした。
 最終日は、南信州木曽福島の日帰り温泉3湯を目指しましたが、生憎1湯は休館日のため入れなかった。しかし、2湯は今回の旅における初めての色付きの湯でした。しかも1湯は眺望が素晴らしく、且つ掛け流しでした。帰途「木曽馬の里」により、木曽馬の愛らしさに感動しました。
   
    白山比咩神社         鳥越城門          鳥越城居住跡         郡上八幡城
  
ふくべの大滝    「ふくべの大滝」説明文       木曽馬












 

 

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