たまたまネットサーフィンをしていたら元ＮＨＫでフリーキャスターの大越健介氏の東大エース時代の動画があった。東京６大学野球１９８３年秋季リーグ戦東大対慶応２回戦。
東大が善戦したが慶応に追いつかれ最後９回裏、慶応の攻撃でリリーフの大越氏が２死満塁から押し出し四球で４対５と惜敗した試合。大越氏が３年生時。
色々と興味深い選手が出て居る。東大投手で先に投げ交代したのが市川武氏。東京都立高校として初めて甲子園出場した都立国立高校のエース。その後、東大で大越氏の１年下。
大越氏は通算リーグ戦８勝、市川武氏も通算７勝している。２人で１５勝。
東大の監督が伊藤仁氏。彼の現役時代は法政の江川卓氏と同学年の「江川世代」。伊藤仁氏も東大の主将２塁手として活躍、卒業後も社会人野球でも活躍した。
この伊藤氏の学年の東大は強かった。エースの西山明彦氏は２試合連続完封勝利などで通算８勝。又、投手で３勝、外野手でベスト９の中澤文哉氏は、東大版２刀流。
外野手の平野裕一氏は後の東大監督時代「赤門旋風」で東大を４位に押し上げ８年間の監督時代、東大を３３勝させ７回最下位脱出させている。
伊藤仁氏が主将時代、主務だったのが連合の前会長だった神津里季生氏。
この動画で慶応の選手で９回裏、先頭打者安打を打ったのが現在の慶応大の堀井監督。慶応の選手で上田和明氏は後にプロ野球、巨人に入った。
東大側も、翌年、首位打者を取った立迫浩一氏、さらに浜田一志東大前監督も外野で守っている。
東大側実況が岡田彬元東大監督。彼の監督時代、東大は法政の江川氏に６大学初黒星を付けている。
実況アナウンサーが辻アナウンサーということはテレビ神奈川の映像だろうか。貴重な映像だ。
参照動画
「劉龍」氏からお借りしました。動画は約１６分。