鈴木喜丈選手 水戸ホーリーホックへ 育成型期限付き移籍

賢明な判断。

鈴木喜丈選手 水戸ホーリーホックへ
育成型期限付き移籍のお知らせ

喜丈はね、かれこれ二年以上
J3までを含めた公式戦の出場が無いんですよ。

そうなった時に不安要素となるのが
試合勘とゲーム体力の二つです。

本当はJ3であるとか、練習試合であるとかで
不安要素を取り払っていきたいところでしたが、
U-23は参加辞退、そして過密日程で
練習試合を組むこともできず、
復帰したはいいが、試合をこなしていくという
一番重要なリハビリができない状態でした。
ちなみにキャンプの時はまだ
復帰に向けた別メニュー調整だった為に
練習試合には絡んでいません。

そこで育成型期限付き移籍です。
育成型期限付き移籍には条件があり、
・23歳以下の日本国籍選手の期限付き移籍
・期限付き移籍契約の途中解約に関して、
　移籍元チーム、移籍先チーム、当該選手の三者が
　予め合意していること
・移籍元チームの所属リーグより下位のリーグの
　チームへの期限付き移籍であること
というように定められています。
逆に言えばこれらを満たせば、
移籍ウインドー期間外でも今回のように
期限付き移籍をさせる事ができますし、
チーム事情によって柔軟な対応ができるので、
今後怪我人が続発した時などには
すぐに復帰させる事もできるので、
若手が多いチームとしては活用しやすい制度です。

東京は2014年にも育成型で富山に出していた
中島翔哉を平山の負傷離脱に伴い復帰させました。
（ちなみにその時の富山の監督は安間さん）

だからもし喜丈が水戸で遜色ないプレーを見せれば
すぐに戻すことだって可能だという事です。

喜丈にとっても、
復帰したものの試合勘などの不安があって
メンバーにも選ばれない状況であれば
こうするのが一番でしょう。
U-23があればこうする必要も無かったかもしれませんが。

水戸での背番号は43との事。
2016年に付けた、出世番号です。
こういうところからも
初心に戻ってがむしゃらにという姿勢が見えます。

スーパーな存在になれれば
すぐに戻ってこい！
　

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