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yaeの歌舞伎観劇日記

yaeの見た、歌舞伎の感想ほぼそのまんま。当日記内の文章の無断転載転用を禁止します。

第十回みつわ会公演 『雪 舵』

2007年03月21日 | お芝居の感想。
16日の初日、六行会ホール後方・中央にて拝見してきました。 折りしもこの日の朝は、雪がチラチラと。 お芝居の神様っているんだなあ・・とこういう時、しみじみと思います。 『雪』 清次郎・中平良夫さん およし・名越志保さん お 鶴・山口千春さん おみへ・本山可久子さん 良 吉・伊和井幸介さん 支那料理人・蔵一彦さん 髪 結・片岡静香さん 煙草屋の主人・佐堂克美さん 久保田万太郎さん、明治四十五年三 . . . 本文を読む
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『ミュージカル 阿国』

2007年03月19日 | お芝居の感想。
14日の夜の部を拝見してきました。 一・二階はよくお客様が入ってましたが、三階は・・左側は私一人しかいなくて、色々客もしなくてはならないことが多くて(?)ちょっと恥ずかしかったですが、弾けてきました。 「ちっちゃいこと、ちっちゃいこと気にしない~」 ものがたり(松竹サイトより) 時代は、天下が豊臣から徳川へ移り、戦乱の世がようやく治まった頃。 京の四条の河原では諸国から集まった芸人たちが、連日 . . . 本文を読む
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『三人吉三東青春(さんにんきちざえどのあかつき)』

2007年02月22日 | お芝居の感想。
平成15年11月、明治座公演『三人吉三東青春(さんにんきちざえどのあかつき)』。 明治座さんは、この月、もえていました。・・色んな意味で。 原作は鈴木輝一郎さんの「三人吉三~明日も同じたぁつまるめえ~」(双葉社刊)。 元禄江戸城下を騒がせた犬斬りボーイお坊吉三、火の玉ガールお嬢吉三、煽り屋ボウズ和尚吉三、そして赤穂浪士堀部安兵衛。その破壊的な愛と凄絶な結末! 江戸版「俺たちに明日はない」。(宣伝 . . . 本文を読む
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『殿のちょんまげを切る女』

2007年02月02日 | お芝居の感想。
初日、拝見してきました。 ※※ネタバレあります!ご注意下さい!!※※ (2/4・一部訂正と加筆しました) 三階後方ほぼ中央にて拝見。 パンフレットを購入しませんでしたので、役名が判らず、申し訳ございません。 また、ご覧になっていない方には、不親切な感想で申し訳ございません。 劇場に入るとフォークソングが流れています。 映画『パッチギ!』の予感・・を感じつつ、席につきました。 九州は飫肥藩(現 . . . 本文を読む
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『紫式部ものがたり』

2006年12月17日 | お芝居の感想。
日生劇場、12月公演『紫式部ものがたり』。 16日、昼の部二階後方上手にて拝見してきました。 ※※ネタバレしてます!ご注意ください!!※※ すごく面白かったです!! 大体のストーリー 時は1000年の昔。 藤原為時の娘、文子は、時の権力者藤原道長の娘である中宮彰子付きの女房に選ばれる。 夫と早くに死別し、シングル・マザーとなっていた文子は、物語を書き始めていた。 『空蝉』と名付けられたその物 . . . 本文を読む
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『三婆』

2006年12月12日 | お芝居の感想。
新橋演舞場12月公演 年忘れ新派公演『三婆』(小幡欣治さん 脚本・演出) 12日夜の部、三階前方ほぼ中央にて拝見してきました。 昭和38年の初夏。 金融業を営む武市浩蔵の死をきっかけに、本妻の松子宅に転がり込んできたお妾の駒代と小姑のタキ。 三人は、一つ屋根の下で暮らすことになりましたが・・。 主な配役 武市松子・波乃久里子さん 富田駒代・水谷八重子さん 武市タキ・園佳也子さん 瀬戸重助・笹野 . . . 本文を読む
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『源氏物語 百花繚乱』

2006年11月05日 | お芝居の感想。
瀬戸内寂聴 作家生活五十周年記念 『源氏物語 百花繚乱  第弐部 うき身を醒めぬゆめになしても 』 博品館劇場 1日初日、前方上手席にて拝見してきました。 (11/5・大幅に加筆しました) 光源氏・初風緑さん 藤壺/若紫・月影瞳さん 王命婦/葵上・汐風幸さん 紫式部・松本紀保さん 始まりは不思議な民族音楽。 グレーのドレスの紫式部が登場。 巻物を読みながら、彼女の書いた人物が御簾の中に浮かび上 . . . 本文を読む
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『忠臣蔵外伝 その前夜 小平太編 俵星編』

2006年10月23日 | お芝居の感想。
時に元禄十五年十二月十四日、 江戸の夜風をふるわせて響くは山鹿流儀の陣太鼓、 しかも一打ち二打ち三流れ、 思わずハッと立ち上り、耳を澄ませて太鼓を数え、 「おう、正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ」 助太刀するは此の時ぞ、もしやその中に 昼間別れたあのそば屋が居りはせぬか・・ 俵星玄蕃といえば、私にとっては↑ 三波春夫さんでございます。 『長篇歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃』 (作詞・北村桃児さ . . . 本文を読む
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琴・四季の会 コンサート

2006年09月12日 | お芝居の感想。
琴・四季の会(ことどっとしきのかい)。 大正琴のコンサートです。 特別出演に片岡秀太郎さん。友情出演に片岡静香さん。 【史上初歌舞伎役者と大正琴とのコラボレーション】 ・・すみません。ちょっと言ってみたかっただけです。 10日、名古屋市芸術創造センターまで、行って参りました。 大正琴といえば・・通信販売で買える「古賀正男メロディの譜面付」・・という印象しかなかった私。 どうなるのだ片岡兄妹・ . . . 本文を読む
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演劇集団円 『ファウスト』

2006年07月30日 | お芝居の感想。
29日に紀伊國屋ホールでの演劇集団円の公演『ファウスト』を観てきました。 今回は片岡静香さんがお出にならないので、観に行くのどうしようか悩んでいたのですが、雑誌「せりふの時代」春号の橋爪功さんの熱いインタビューを読んで、反省。早速、切符をお願いしました。 橋爪さんのインタビューはこちらでも↓ http://www.sankei.co.jp/enak/2006/jul/kiji/18gekida . . . 本文を読む
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