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yaeの歌舞伎観劇日記

yaeの見た、歌舞伎の感想ほぼそのまんま。当日記内の文章の無断転載転用を禁止します。

平成中村座に蚊ヨが出た!

2008年10月04日 | あの時、あの一役!
自分の家から連れて行った訳ではないと思うのですが・・。 4日の中村座Cプロの桜席に、蚊ヨがいました。 舞台の照明のせいか、蚊ヨが凄く良く見えてしまったのですが・・ 扇雀さん、今月も中村座に出演したかったろうなあ・・と思ってしまい、退治できなかった私です。 平成中村座は、自然と共にあり。 そのうち蠅も出てくるかも・・これは天国からやってきた先代の勘三郎さんの可能性大ですので、見かけたら拝みましょう。 . . . 本文を読む
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蚊の飛ぶ音-川瀬白秋さん-

2008年10月04日 | あの時、あの一役!
お役ではないのですが・・ 昨日、友達から季節外れの蚊に悩まされているというメールがきました。 そして私が思い出したのは、あの蚊の音。 去年8月の歌舞伎座の『新版 舌切雀』での胡弓を使った蚊の音。 胡弓って凄いなあ・・ いや、川瀬白秋さんが凄いのでしょうが・・。 歌舞伎で胡弓といえぱ、縁切りの場面での胸が苦しくなるような音色がまず浮ぶので、イメージが変わりました。 で、今、何故か私の部屋にも季節外 . . . 本文を読む
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亀寿さんの坂田源三郎

2007年07月03日 | あの時、あの一役!
舞台も客席も暗いお芝居は・・すーっと自然に寝入ってしまってることがありまして・・。気が付くと大分、話が進んでいることがあります。勿体ないやら、悲しいやら。そんな思いをすることが多い、『鳥辺山心中』。 平成16年5月の南座での『鳥辺山心中』で、私をずっと目覚めさせてくれた役者は、坂田源三郎の亀寿さん。 愛之助さんと共に仁左衛門さんに習いに行き、「とにかく悪い奴」と教わったとのことでしたが・・実際の . . . 本文を読む
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東蔵さんの『壺坂霊験記』のお里

2007年05月04日 | あの時、あの一役!
だから東蔵さんは女方なんだってば・・と心の中で叫び続けてる私ですが・・。 先月、思い出した舞台がありましたので、書いておきたいと思います。 平成4年12月。豊島歌舞伎。豊島公会堂。 『壺坂霊験記』 日付は忘れてしまいましたが、国立劇場の休演日。 東蔵さんのお里、歌昇さんの沢市での、たった1日の公演でした。 お二方とも国立にご出演中でしたので、休演日だったのは間違いないと思います。 お二方とも熱 . . . 本文を読む
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鶴松さんの志賀市

2007年03月06日 | あの時、あの一役!
平成15年10月26日。 平成中村座千穐楽の『加賀見山再岩藤』。 中村鶴松さん、当時は大希くん。 この頃から学校は大丈夫なのかしら?と心配してしまうくらい、よくお芝居に出ている子役さんでした。 本当にお芝居が大好きなんだなあ・・と拝見する度に思っていました。 志賀市は目の不自由なお役。 その上、お琴を弾かなければならない大変なお役なのですが・・お琴もいつからお稽古していたのか、ちゃんと弾けてい . . . 本文を読む
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『雁のたより』のお玉の徳三郎さん

2006年12月05日 | あの時、あの一役!
徳三郎さんのお玉。 何度か拝見していますが、一番はじめに拝見した、平成3年2月中座での鴈治郎さんの襲名興行のお玉が印象に残っています。 五六七とのやり取りがとても面白く、色っぽく・・・ 徳三郎さんの生き生きとしたお玉、鮮やかでした。 松竹座にもご出演になっておられますが、なんとなく中座のあの濃い空気の感触とともに、 徳三郎さんの舞台姿をいつも一緒に思い出すのです。 本日が七回忌。 時の経つの . . . 本文を読む
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源左衛門さんのヘボン博士

2006年12月05日 | あの時、あの一役!
クリスマスが近づくと、思い出すのです。 平成2年6月中座、関西で歌舞伎を育てる会の第十一回公演。 『女形の歯』。 三代目田之助さんに澤村藤十郎さん。 役者の芸への執念と業と愛。曽祖父を演じられた藤十郎さんの、迫力。 源左衛門さんは、その田之助に左足の切断を説得する、ヘボン博士役。 クリスマスが近づくと思い出すのは、ヘボン博士のサンタクロースのようなお髭と眼鏡からなのですが・・ 田之助を親身に励 . . . 本文を読む
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延郎さんの早水藤左衛門

2006年12月03日 | あの時、あの一役!
『大石最後の一日』 幕が開くと舞台ほぼ中央で、静かに書物を読んでいる義士がいる。 早水藤左衛門、演じるは実川延郎さん。 その風情がとてもよく、大好きでした。 いつまでも、本を読んでいてほしいと思ってしまいます・・。 今月の国立、このお役はどなたがお演りになるのでしょうか・・。 . . . 本文を読む
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守若さんの『鷺娘』の後見

2006年07月04日 | あの時、あの一役!
平成17年5月 歌舞伎座。 『鷺娘』は玉三郎さん。 お役ではありませんが・・ 引き抜きの時に、ほとんど次の衣裳の色が見えなかった!! 鮮やかな鷺娘の変身。 玉三郎さんの美の世界は、守若さんによって守られていると思いました。 . . . 本文を読む
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十三代目仁左衛門さんの『大文字屋』の助右衛門

2006年07月03日 | あの時、あの一役!
昭和62年10月 国立劇場。 『紙子仕立両面鑑』。片岡十二集の内、『大文字屋』。 十三代目さんの助右衛門、延若さんの栄三郎、秀太郎さんのお松、権八の我當さん、妙三に小伝次さん。 大阪上町の萬屋の倅助六はお松という女房がいながら、新町の遊女揚巻といい仲。揚巻に惚れる悪侍の企みで、助六は勘当されてしまいます。お松は実家の大文字屋に戻り、夫を助ける為に身を売る決心をしますが、そこに舅の助右衛門が現れま . . . 本文を読む
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