問題が発生しました。
HIRA家の窓ガラスはすべてLow-Eガラスとしています。Low-Eガラスというのはペアガラスの中空のガラス面に特殊金属膜(Low-E膜)を コーティングしたガラスです。室内側のガラスにコーティングした場合は断熱Low-E,室外側のガラスにコーティングした場合は遮熱Low-Eと呼ばれます。Low-Eガラスは各社で断熱,遮熱の両タイプをそろえています。
旭硝子:サンバランスグリーン(遮熱)⇔サンバランスシルバー(旧名サンレーヌ)(断熱)
セントラル硝子:ツインガード(遮熱)⇔ヒートガード(断熱)
日本板硝子:ペアマルチレイボーグ(遮熱)⇔ペアマルチスーパー(断熱)
HIRA家では北面以外のほとんどの窓で遮熱タイプを使用することにしています。これまでの工務店との打ちあわせでは旭硝子のサンバランスを使用することになっていました(承認済み)。ところが実際に取り付けられているのはセントラル硝子のツインガードとヒートガードになっていました。モリ監督に聞くと取引の関係でそうなったが品質的には変わるものではないという説明でした。
そのときは納得しましたがセントラル硝子のHPをみると遮熱Low-EのツインガードにはSタイプとEタイプがあり,HIRA家では全てEタイプが使用されていました。SタイプとEタイプの違いがHPからはわからなかったのでカタログを取り寄せていましたが,昨日入手したカタログによると「ツインガードSは日射熱軽減性と透明感をより高めた高遮熱断熱複層ガラスです」と記載してありました。つまりツインガードEはSタイプの廉価版ということになりそうです。
遮熱Low-E窓の遮熱性能は、日射熱取得率(η値)によって評価されます。日射熱取得率は、ガラス窓に入射した日射熱が、室内側へ流入する割合をパーセントで表します。日射侵入率とも呼ばれます。この値が小さい程、遮熱性能がよいといえます。以下がその比較です。

例えば一番性能の悪いフロート板ガラスでは直接入ってくる日射熱が86%と一度内部にためられた後入ってくる日射熱が2%であわせて88%なので日射熱取得率は0.88となります。ツインガードEはツインガードSよりも2割性能が悪いといえます。
ここで疑問に思ったのが当初予定していた旭硝子サンバランスとの性能差です。早速調べてみると遮熱Low-Eのサンバランスグリーンでは日射熱取得率は0.42とツインガードSと同程度の性能でした。ちなみに日本板硝子のペアマルチレイボーグは0.40(グリーン,クリア両方)とさらに性能が高かったです。もちろんいずれも同条件(ガラス3ミリ+中空層6ミリ+ガラス3ミリ)での性能です。
この結果,当初予定していたサンバランスから施主の了解なしに性能の低いものに変更されていることがわかりました。この件については工務店と今後の対応について詳しく相談するつもりです。
HIRA家の窓ガラスはすべてLow-Eガラスとしています。Low-Eガラスというのはペアガラスの中空のガラス面に特殊金属膜(Low-E膜)を コーティングしたガラスです。室内側のガラスにコーティングした場合は断熱Low-E,室外側のガラスにコーティングした場合は遮熱Low-Eと呼ばれます。Low-Eガラスは各社で断熱,遮熱の両タイプをそろえています。
旭硝子:サンバランスグリーン(遮熱)⇔サンバランスシルバー(旧名サンレーヌ)(断熱)
セントラル硝子:ツインガード(遮熱)⇔ヒートガード(断熱)
日本板硝子:ペアマルチレイボーグ(遮熱)⇔ペアマルチスーパー(断熱)
HIRA家では北面以外のほとんどの窓で遮熱タイプを使用することにしています。これまでの工務店との打ちあわせでは旭硝子のサンバランスを使用することになっていました(承認済み)。ところが実際に取り付けられているのはセントラル硝子のツインガードとヒートガードになっていました。モリ監督に聞くと取引の関係でそうなったが品質的には変わるものではないという説明でした。
そのときは納得しましたがセントラル硝子のHPをみると遮熱Low-EのツインガードにはSタイプとEタイプがあり,HIRA家では全てEタイプが使用されていました。SタイプとEタイプの違いがHPからはわからなかったのでカタログを取り寄せていましたが,昨日入手したカタログによると「ツインガードSは日射熱軽減性と透明感をより高めた高遮熱断熱複層ガラスです」と記載してありました。つまりツインガードEはSタイプの廉価版ということになりそうです。
遮熱Low-E窓の遮熱性能は、日射熱取得率(η値)によって評価されます。日射熱取得率は、ガラス窓に入射した日射熱が、室内側へ流入する割合をパーセントで表します。日射侵入率とも呼ばれます。この値が小さい程、遮熱性能がよいといえます。以下がその比較です。

例えば一番性能の悪いフロート板ガラスでは直接入ってくる日射熱が86%と一度内部にためられた後入ってくる日射熱が2%であわせて88%なので日射熱取得率は0.88となります。ツインガードEはツインガードSよりも2割性能が悪いといえます。
ここで疑問に思ったのが当初予定していた旭硝子サンバランスとの性能差です。早速調べてみると遮熱Low-Eのサンバランスグリーンでは日射熱取得率は0.42とツインガードSと同程度の性能でした。ちなみに日本板硝子のペアマルチレイボーグは0.40(グリーン,クリア両方)とさらに性能が高かったです。もちろんいずれも同条件(ガラス3ミリ+中空層6ミリ+ガラス3ミリ)での性能です。
この結果,当初予定していたサンバランスから施主の了解なしに性能の低いものに変更されていることがわかりました。この件については工務店と今後の対応について詳しく相談するつもりです。
契約違反以外のなにものでも無いですね
言語道断だとおもいます