RC-Zでの家づくり

北海道生まれの「RC-Zの家」を徳島で建てることになりました。家づくりの参考にしてもらえるとうれしいです。

業者決定

2006年03月18日 22時47分35秒 | きっかけ~業者決定まで
これまでの経緯を踏まえ最終的にブリーズハウジングにHIRA家の建築をお願いすることにしました。その結論に至った経緯については以下の通りです。

木造ではなく鉄筋コンクリート造に決めた理由
1)地震に強い。特に鉄筋コンクリート(壁式)は最強。
2)建築場所はイエシロアリの羽アリが舞うところなので木造はシロアリによる食害リスクが大きい。
3)木造は台風で家が揺れる(実際怖かった経験あり)。
4)50年は持って欲しい。木造ではやや不安。
5)火災に強い(耐火構造)。
6)遮音性が高い(内と外,1Fと2F)。
7)構造計算を実施している。
8)屋上を使用できる。
9)型枠工法であれば木造と金額的な差はない。

鉄筋コンクリート造の中でもブリーズハウジング(RC-Z)に決めた理由
1)外資保険会社と提携した躯体60年保証,地盤35年保証が標準仕様である。
2)検討した工務店の中ではブリーズハウジングが最も実績がある。
3)地盤補強費がセットになっているので安心。
4)工程をビデオ等で記録するシステムなので安心。
5)工法として進化している。
6)ほとんどの完成見学会で妻の化学物質センサーにもひっかからなかった。
7)コザ店長との相性が良かった。こちらが提案した項目は真摯に対応してもらった。

外断熱から内断熱へ

2006年03月16日 22時19分59秒 | きっかけ~業者決定まで
RC外断熱のメリットは室内の温度変化が少ない,躯体の耐久性があがるということにあります。このため「RCは外断熱」という考えがずぅーっとあったのですがある記事をみて考えがころっと変わりました。建築知識2004.09号の山内設計室によるシミュレーション記事です。
(1)日中不在で就寝時も冷暖房しない共働き世帯(現在のHIRA家に該当),(2)日中はある程度在室で就寝時は冷暖房しない専業主婦及び子供のいるファミリー世帯,(3)日中在宅だが就寝時を含め在室時のみ冷暖房する高齢者世帯,(4)全室24時間冷暖房の4パターンで内断熱と外断熱の光熱費について調べています。その結果(1)~(3)においては内断熱の方が,(4)については外断熱の方が光熱費は少なかったということです(本当はもっと色々考察されている)。
当初より冬は24時間暖房を前提にしていましたが最低限の暖房器具(畜暖)で室温を維持し,必要なときにエアコンで温度を適宜上げるといった運用がうちにはあっているのではないかと思ったわけです。そういうわけで断熱方式は施工実績も多くある内断熱とするよう方針変更しました。同時にこの時点で木造の可能性はほぼなくなりました。

業者の選択-丸○工業

2006年03月14日 22時57分30秒 | きっかけ~業者決定まで
「全国安心工務店一覧:三浦俊介,2003初版」という本に載っていたところです。ちなみに徳島では他に東設計工房,井川設計工房,北島建設,ベース,松嶋組,山田工務店が名を連ねています(といってホントに安心かどうかは知りませんが)。丸○工業はユニバーサルホームに加盟しつつ別にRCのローコスト外断熱システムを開発したとの紹介文に興味を覚えました。で予約してRCのモデルハウスにいってみると3~4人ぐらいの人に出迎えられてえらく恐縮した覚えがあります。いろいろ説明を聞くとどうも丸○工業が開発したのではなく他社のシステム工法を導入しているだけのようでした。SRs工法というものでRC-Zと同様に断熱材(SRs工法ではネオマフォーム)型枠を使用して効率化しているようです。一番重要な施工実績を聞いたところまだ戸建てでは外断熱はないとのこと(訪問したモデルハウスはRCの内断熱)。正直実績のないところに頼むのはリスクが大きすぎると思ったので今後完成見学会などの情報があれば教えて欲しいと伝えておきました。その後しばらくしてマンションの完成見学会があって参加しましたがその時も戸建て住宅ではまだ実績がないと言ってました。それ以降音さたがないところをみるとどうも・・・。このSRs工法は非常に魅力的な工法と思うのですが。

業者の選択-上○住建

2006年03月12日 22時55分20秒 | きっかけ~業者決定まで
もともと木造住宅を中心にやっているところです。本社が遠いので見学する機会はなかったのですが気になっていたところです。「すまいる徳島2004」でRC-Zをはじめるとの広告がでていました。そのころすでにブリーズハウジングと話をしていたため比較競合もできていいかも,とか思っていました。上○住建とはそれからいろいろメールをやりとりしたのですがいろいろ疑問な点がでてきました。

例えば地盤調査をSS式で実施するらしい。木造ならともかく重量があるRCでSS式ってどうなんでしょう?。外断熱と内断熱の価格差については,ブリーズハウジングは坪5万円の差(当時の話です)があったのに上○住建はパネルをひっくり返すだけだから躯体の価格差はないという。ホント?いろいろ聞くとまだRC-Zを施工したことがないらしい。
とりあえずモデルハウスは作るらしいので,完成したら見学したいので連絡してもらうように頼んでおきました。・・・がその後完成したという話は聞かず,そのまま忘れていたら「すまいる徳島2005」で「P2の家」というRC-Zとは別のRC住宅を徳島ではじめて導入したとかかいてある!?。問い合わせてみるとRC-Zはやめた(笑)らしい。「P2の家」のモデルハウスを作るのでできたら見学にきてほしいといわれました。たった1年かよ。つーかRC-Z一回もつくってないでしょ。「P2の家」は4cmウレタンのウレタン型枠(現在は6cmのポリスチレン型枠)でコンクリートをサンドイッチする方法。RC-Zは片側だけだが型枠をはずさないで内外装の下地に利用するというのは同じ。スターハウスというフランチャイズと同じ工法のようだ。スターハウスの関連会社が型枠を売っておりそれを採用したらしい。システムとしては大変面白いと思っていたので(実はスターハウスに徳島進出する予定はないのかきいたこともある)完成したら見に行くことにしました。
しばらくして完成の連絡がはいったので家族で阿南までドライブがてら訪問しました。印象はRC-Zとは違い打ちっぱなしはできないが,逆に外見は普通の家とは変わらない感じ。しかし壁の厚さが35cmあっておどろきました。間違いなくRC-Zよりも断熱性能は高いはずですが壁がこんなに厚いと移住空間が小さくなって一長一短かもしれません。社長ともゆっくり話をしてRC-Zをなぜやめたのか,RC-Zの弱点などいろいろ面白い話が聞けました。

この後何回かメールをしましたが結局ペンディングにすることにしました。話を進めなかったのはRC住宅に関するスタンスが一定していなかったことと,社長は木造住宅のことはいきいきと話してくれたがRC住宅のほうはひとから聞いた話を伝えているような,自分の言葉で話しているように思えなかったこと。何棟かたてて経験を積んだ後に話を聞ければ大逆転もあったかもしれません。あと地盤調査はSS式で実施すると言っていたこと。メールでの対応が遅かったこと。自宅からの距離が遠いというのもマイナスでした。木造に関してはとても魅力のある家を造っているのでこれからも頑張って欲しいです。

業者の選択-ブリーズハウジング

2006年03月11日 22時53分52秒 | きっかけ~業者決定まで
ネットで革新的なRC工法があると聞き調べました。早川工務店が開発したRC-Z工法というものでアメリカでも特許をとり特許庁長官奨励賞も受賞しているものです。システムを全国の工務店に提供しているロングホームに徳島で実施しているところを問い合わせたところ,紹介されたのがブリーズハウジングでした。早速予約してRCのモデルハウスにいってみると対応してくれたのがコザ○さんでした(後の店長:これ以降はコザ店長と記載)。当時は最初のモデルハウスが出来たばかりで一般施主の施工例はなかったのでかなり早い時期にコンタクトしたことになります。そのときの坪単価は坪45万円でした(注:現在とは状況がかなり違います)。その後しばらく様子見をしていました。理由は実績が少なすぎたこと,特に外断熱を考えていたのですがその施工実績がほとんどなかったためです。なんにでも最初はありますがやはり実績がないところには頼めないというポリシーがありました。最初の数棟と数十棟造った後とでは出来上がりは同じように見えてもいろんなノウハウの積み重ねがあると思っています。自分の仕事がそうなので。従ってこの時点では数ある選択肢のひとつでしたが完成見学会にはかかさず行っていました。妻は化学物質に敏感で大抵の完成見学会に行くと目が痛くなったりするのですがRC-Zの家ではそのようなことはなかったです。
この後,RC住宅に興味をもって,いくつかの会社コンタクトすることになりました。

業者の選択-アイ○ーホーム

2006年03月10日 21時22分59秒 | きっかけ~業者決定まで
ネットでいろいろ勉強しているうちに外張り断熱に興味を持ちました。特にソーラーサーキットという工法に興味があって徳島で施工しているところをさがしたところ,唯一徳島で加盟していたのがアイ○ーホームでした。ただそのときはソーラーサーキットの一棟も実績がなく,クラボウ恵みの家という別の外張り断熱住宅を主力に作っていました。後からわかりましたがここは徳島における外張り断熱のパイオニアでC値1.0以下を保証している唯一のところ(当時)でした。また当時はナショナルのテクノストラクチャー工法にも加盟しており,両者を併せた家作りも可能とのことでした。テクノストラクチャー住宅は地震に強くベランダを180cmぐらいまで支えなしでできるとか階高を280cmにできるなどとても魅力的に感じました。完成見学会に欠かさず行き,社長とも話をしてほとんどここでテクノストラクチャー外張りで建てることを決めていました。先立つものがなかったのでしばらく話は止まっていましたが,そのうちに残念なことにアイ○ーホームはテクノストラクチャーから脱退してしまいました。会費に見合う引き合いがなかったようです。いつ建てるかもわからないのに続けてほしいとはいえなかったのでしょうがないですが,もしテクノストラクチャーを続けていたらアイ○ーホームで建てていた確率はかなり高かったと思います。結局決め手に欠けてフェイドアウトしていきました。ハイブリッドソーラーや免震住宅など外張り断熱以外にも売りになるものを持っている面白いところと思います。

業者の選択-ミサ○ホーム

2006年03月09日 21時16分19秒 | きっかけ~業者決定まで
漠然と家がほしいと思っていたのを買おうかな,と思わせてくれたところがミサ○ホーム四国(現在穴吹ミサ○ホーム)でした。雑誌で蔵のある家を見てこれはすごいアイディアだ!と感心し,近くの住宅展示場にいきました。そこは蔵はなかったのでけど本社に行くことを薦められて次の休みに行きました。そこでいろいろ説明を受け蔵のある家の企画プランやカタログをもらってもりあがった記憶があります。そのときに担当のM氏に会いました。年齢的に新人に近くて頼りない印象でしたが,聞いたことは即答できなくてもあとからちゃんと調べて教えてくれました。その後,M氏の誘いで蔵のある家のモデルハウスや完成見学会を行ったりしてました。

今の土地を買う前日にミサ○ホームのM氏にその土地の地盤はどうか聞いたことがあります(大手のほうが情報に詳しいと思ったし,このときはミサワで建てる気マンマンだったので)。夜に電話で「資料をFAXで送ります」と連絡がきて待っていたらなんか土地の売買情報がいくつも送れらてきた。??と思っていたら電話がかかってきて「資料とどきました?この土地は隣がお医者さんで環境がいいんですよ」・・・(゜Д゜)ハァ? 土地は決めてるんですけど・・・。
もう一度地盤について聞いてみると「地盤ですか?・・・いいと思いますよ」と即答・・・。あなた調べてないでしょ?。ちなみにその土地はかなりの軟弱地盤であったことがわかりました(ふらっと立ち寄った地場のハウスメーカーの営業から聞いた)。

土地を買ってからはあまり接触がなかったです。基本的に家にきてもらうのはいやなのではじめに言っておいてのですが連絡もなしに突然くることが何回かあって文句をいったらこなくなりました(連絡もなくなった)。M氏は退職され引継ぎの人があいさつにきましたがそれきりです。このころはミサ○熱はさめていました。

業者の選択-ダイワハウス

2006年03月08日 21時08分44秒 | きっかけ~業者決定まで
覚えている限りで最初に入手したカタログがダイワハウスのステイトメントウイズC「ルーフガーデンのある家」でした。HPで屋上の写真を見て衝撃を受けカタログを申し込みました。
こんなのです。いまでもあるのでしょうか?
http://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/shohin/sho_withroof1.html
しばらくの間カタログを見てはいいな~といっていた記憶があります。もっともこのころは家を買うという感じではなくどんな家があるのか勉強するのが目的だったのですがこのときのルーフガーデンへの憧れが屋上が欲しいと思うようになった理由かもしれません。他には積水ハウスの営業がたまに家に来ていましたが商品の説明やカタログを渡してくれるだけで具体的な話はありませんでした。