RC-Zの屋上の防水仕様はコンプラストを用いた躯体防水を採用しています。
コンプラスト(東亜貿易株式会社)というのはイギリスで開発された減水剤で日本に入ってきたのは40年前ですが,海外では80年の実績を持っています。生コンを作る際に混和され減水効果を発揮します。他の減水剤と違って空気を連行しない(空気がコンクリートの中に入り込まない)のが最大の特長です。余分な空気を連行しないことよりコンクリートが多孔質にならず,本来の防水性が発揮されるという説明です。設計事務所では「信者」が多いらしいです。本当かどうかしりませんが空気非連行(空気量1~2%)という考え方は欧米では一般的で,ある程度の空気連行(4~5%)を認めている日本とは対照的のようです。コスト的には通常のシート防水などの防水仕様が不要となるためかなり安く(1/8~1/10)なるようです。
ちなみに躯体防水としてはタケイ式進化コンクリート法防水(タケイ工業株式会社)も有名です。こちらはタケイ工業による責任施工になります。
一般的にRC造の防水工法としては上記の躯体防水とメンブラン防水(シート防水)に分けられますが,躯体防水は地震や熱収縮などで躯体自体に発生したクラックに対する処置が困難であり,施工監理の良し悪しにも左右されるとのことで防水工法としては一般的ではないようです。
では実際に施工している工務店としては将来におけるクレームが心配かとおもいきや,ロングホームはロンゲストという構造躯体60年保証を標準でつけているので安心して施工しているようです。もっとも60年保証は構造クラックに起因する損害だけでヘアークラックに起因する損害は10年間(建築基準法の10年間瑕疵担保責任)のみとなっています(一般的に0.3mm以下のヘアークラックでは漏水しないとはいわれていますが)。
個人的な見解ですが,RC-Zの防水は数十年も持つものではないと感じています。20年を目安に大規模リフォームする予定なのでその際にシート防水を追加しようと考えています。USD工法なんかは後からでも施工できそうです。
コンプラスト(東亜貿易株式会社)というのはイギリスで開発された減水剤で日本に入ってきたのは40年前ですが,海外では80年の実績を持っています。生コンを作る際に混和され減水効果を発揮します。他の減水剤と違って空気を連行しない(空気がコンクリートの中に入り込まない)のが最大の特長です。余分な空気を連行しないことよりコンクリートが多孔質にならず,本来の防水性が発揮されるという説明です。設計事務所では「信者」が多いらしいです。本当かどうかしりませんが空気非連行(空気量1~2%)という考え方は欧米では一般的で,ある程度の空気連行(4~5%)を認めている日本とは対照的のようです。コスト的には通常のシート防水などの防水仕様が不要となるためかなり安く(1/8~1/10)なるようです。
ちなみに躯体防水としてはタケイ式進化コンクリート法防水(タケイ工業株式会社)も有名です。こちらはタケイ工業による責任施工になります。
一般的にRC造の防水工法としては上記の躯体防水とメンブラン防水(シート防水)に分けられますが,躯体防水は地震や熱収縮などで躯体自体に発生したクラックに対する処置が困難であり,施工監理の良し悪しにも左右されるとのことで防水工法としては一般的ではないようです。
では実際に施工している工務店としては将来におけるクレームが心配かとおもいきや,ロングホームはロンゲストという構造躯体60年保証を標準でつけているので安心して施工しているようです。もっとも60年保証は構造クラックに起因する損害だけでヘアークラックに起因する損害は10年間(建築基準法の10年間瑕疵担保責任)のみとなっています(一般的に0.3mm以下のヘアークラックでは漏水しないとはいわれていますが)。
個人的な見解ですが,RC-Zの防水は数十年も持つものではないと感じています。20年を目安に大規模リフォームする予定なのでその際にシート防水を追加しようと考えています。USD工法なんかは後からでも施工できそうです。
非歩行部分は傾斜をつけて金属屋根を付けました。RC-Zではなくなってしまいましたが、
貴方のHPは本当に勉強になり共感しました。