村上春樹さんの小説を読んでいると
自然とそこに出てくる食べ物や飲み物が
食べたくなったり飲みたくなったりします。
それは缶ビールであったりピッツァであったり
普段あまり食べたいとは思わないステーキだったり。
超一流作家と比べては失礼というものですが
食べ物を言葉で説明するのって大変難しいですね。
僕が香港のお粥っておいしいですよ、と書いたとしても、
おそらく読まれた方は”へーそうなんだ”
と感じる程度ではないでしょうか。
以前
NHKのテレビでアストルピアソラ楽団の奏者が
”音楽について語ることと
音楽をするってーことは全く別のことなんだよ”
というような意味のことをインタビューで答えていました。
いやカッコいいですね。
”音楽について語ること~”
.................。
うーん、含蓄のあるお言葉。
”お粥がおいしいってことについて語ることと
お粥がおいしいってことは全く別のことなんでげすぜ、
わかるかい?ロドリゲス。”