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酒と音楽とPC

血は酒で出来ている(某声優談)。他の趣味はPC組み立てるのと音楽聴くのしかない。

TP-LINK TX401

2022-09-02 11:21:35 | PC一般
うちの環境ではNasに2.5Gb LANが幾つあっても通信速度は上がらない。当面マネージドスイッチを買う余裕もないので10Gb LANカードの増設を検討。

最初は安定重視でIntel製を考えた。X540世代は鬼のように熱くデュアル構成だと使い物にならないという評判だったが、X550世代になって消費電力が大幅に落ちた。ここまで来ればデュアル構成であっても使いものにならなくもない・・・のだが、当然ながらIntel純正、信頼できるサードパーティ製は高い(笑)。X540世代のコピー品(中華)が安く出回っているがX550世代のコピー品はまだあまり出回っていない。そもそもコピー品はコピー品なので動かなくても泣き寝入りである。結局LANカードに5万以上出せますか?の世界になってしまう。

お値段そこそこでBroadcom、Marvellチップのカードがあるはずなのだが、日本では不人気なのか殆ど見かけない。更に、Intel、Broadcomの新世代品はRJ-45という規格を切り捨てている。ほとんどありとあらゆる面でSFP+の方が有利なのだから当たり前だが。しかし、何故かパーソナル用Nas本体の10Gb LANは未だにRJ-45が主流というおかしなことになっている(蟹が未だに廉価10Gb LANチップを作れず旧世代のAQC107が採用されているからだろう)。RJ-45のNasを買ってしまった場合、スイッチもRJ-45を選ぶ人が多いだろう。変換アダプターを使うなんてゴメンだ。ところが、10Gb LAN界隈は既にRJ-45を切り捨てているからRJ-45専用のスイッチを買ってしまった私のような人は梯子を外されてしまっている。LANカードでRJ-45のものを求めるならチップが旧世代のものしかない。そこまで時代は進んでいる。

新チップ採用のLANカードにRJ-45のものなどないのだ。X540以前の世代を使うのは嫌だ、かといってのSFP+カードは使えない。考えている内に次第に馬鹿らしくなってきた。Intelチップのカードは良いものでトラブルも少ないだろうが、速度自体は他の安いチップと大して変わらない。なら貧乏人御用達のAQC107でよくね?Qnap純正カードがAQC107採用なんだから動かないってことはないだろう。

一口にAQC107といってもいろいろなカードがある。10GbでRJ-45採用の現行カードが少なくなって旧製品の在庫もあまりないからか、ASUS XG-C100Cなんかは高騰している。おいおい、RJ-45でAQC107のチップ採用カードに3諭吉出すとか頭大丈夫か?

AQC107なんぞに大金を払う気などない。まずQnap純正、ASUS XG-C100Cなんかを撥ねる。どうせ性能が変わらない安物チップのカードにプレミア価格払うなんてありえない。どうせ安物買うんだから一番安いやつで良くね?ただし、Aquantia自体がMarvellに吸収されて消滅しているので純正カードが買えない。

昔玄人志向、今TP-LINK(笑)。貧乏人御用達ブランド。円安なのに未だに1諭吉行かないのは素晴らしい。ASUSと中身なんにも変わらないと思うんだけどな。どうせ同じところが作ってるんだろうし。色も同じだしw(赤い彗星カラー)。



あーかーいあかーい、赤い仮面のV3~。わかる人はジジイ。



例によってシンプルなパッケージだが、なんとカテゴリ6aのケーブルが付属していた。安いのにサービスが良いTP-LINK。本来買ってはいけないメーカーと知りつつ買ってしまう。ユニクロ、オリックス、楽天、ワタミあたりと同じだねぇ(苦笑)。


取り付けに特に難しいところはなかった。

見せて貰おうか、通常の3倍カラーの実力とやらを

カードの装着は簡単だが動くかどうかは賭けである。こんな安物カードはQnapの互換性確認対象に入っていない。Qnap純正カードもAQC107だから動くだろ程度の根拠である。

認識に時間がかかってヒヤリとしたが認識されたようだ。ただし、IPがぐちゃぐちゃになるというお決まりのパターンになってしまい、Nasに繋がるまで少々時間を要した。全機器再起動で接続可能に。特にドライバ更新等の必要もないらしい。

いよいよNasが実力発揮できるのでCrystal Diskマークで計測してみよう

TVS-951X

TS-h886


おお、我軍は圧倒的ではないか!

LANの性能はAQC107で全く同じのはずだからNasの素の実力が判定されている。しかも、951XはQiterでブーストが掛かった状態のはずである。h886はM2 SSDを装着すれば更に性能向上が期待できるのだ。

LANの性能的にはまだまだ余裕がある。つまり、Intel X550のカードに手を出すのはお金に余裕があるか、既にSPF+に乗り換えた人、チップ温度の低さを追求する人だけでいい。まだまだ10Gb LANはNasにはオーバースペックということである。AQC107で十分だ。

それにしても、CeleronとXeonの性能格差が凄まじい。h886はCPU使用率も10%程度なので多少ファイルが増えてもまだまだ余裕があるだろう。Nas用SSDの到着が楽しみになってきた。





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