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酒と音楽とPC

血は酒で出来ている(某声優談)。他の趣味はPC組み立てるのと音楽聴くのしかない。

電源換装のごたごた

2019-08-29 17:46:50 | PC自作

もう9月も近いというのに部屋が暑くて閉口している私ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。IntelのCore i7 920、4790Kとなかなかに熱いといわれるCPUを乗り換えてきた私ですが、エアコンの設定温度を見る限りRyzen 3900Xはこいつらより確実に熱いと思います。うんこを使えば静音化するのは可能ですが、アパート住まいとかで部屋をあまり冷やせない環境にある人はちょっと考慮したほうがいいです。確実に夏場は死ねると思います。ファンで内部が冷えてもその分は確実に外部に排出されて部屋の温度を上昇させているわけですから。出力100W超えのアナログ・オーディオアンプよりはマシでしょうが。

現在使用している電源のCorsair HX850が保証も切れた10年選手になってしまっているので交換を考えていることは以前書きました。消費税値上げ前にオーディオアンプの交換、電源交換まで一気にやってしまう勢いで電源を注文しました(その後、姉から前も消費税値上げ前に駆け込み需要で物価が上昇して値上げ後に需要の冷え込みで結局消費税込みでも以前より安くなったのを指摘されたが、所詮モノを買うのは勢いなのだw IYH!)。

電源は良いに越したことはないが、中堅電源のHX850が10年持ったことでちょっと電源を舐めていたこともあって注文したのは同じCWTのOEM製品であるTharmaltake Toughpower iRGB PLUS 850W PLATINUM PS-TPI-0850F2FDPJ-1だった。別にピカピカイルミネーションに引かれたわけではない。そもそも、今の窒息ケースでは内部を見るだけで腰をやってしまう(笑)。電源内部に独自のデジタル制御基板を持っていてUSB接続でモニタリング、コントロールできるという仕様に興味を持ったのだ。Corsair HX850i(新型)にも同じ機能があるのでCWT電源の新しいウリなのだろう。HX850iは前モデルのHX850がヒットした影響でCWT OEMのくせに高くてコスパが良くないのでTharmaltakeの方を選んだ次第。まあ、いつもの逆張り癖が発動したのである。Tharmaltakeの電源も色々と評判が良くないのだが、このモデルから上は使用パーツがマシという情報もあったことに背中を押された。Tharmaltakeの電源はこの後に新型が出ており、このモデルはフラッグシップではない、今や最高ではない80PlusのPlatinum認定ということで安く売られているのだろう。新型は80PlusのTitanium認定を受けているとはいえ、同様のUSB制御機構があるところを見るとCWTのOEM電源なのに25kを超えておりちょっとコスパが悪すぎる。

到着して早速組み込んでみてから気がついた。これ、USB端子物理的に壊れとるやん。そういえば確かに箱に凹みがあった。多分輸送途中で投げられたのだろう。内部がウレタンでパッケージされている上に丈夫な電源はいくらAmazonのヤバい梱包でも壊れまいという甘い見通しが間違っていたのだ。よく考えたらUSB B端子なんて強いわけないよな・・・。自力で開けて直そうかとも考えたが自分は悪くないのに保証を失うリスクを負う謂れもないしAmazonの粗雑な梱包に抗議する意味も込めて返品した。

問題はここからだ。Amazonで返品した以上、返ってくるのはギフト券。またAmazon縛りが掛かってしまうのだ。Tharmaltakeを注文したのをちょっと後悔していたから買い直すいい機会ということも出来なくもないのだが、梱包が安全なTukumoやワンズ、Arkを利用することは出来ない。同じものは嫌だけどCorsair HX850iでもいいかな、とも考えたがまたUSBが壊れていたらもっと嫌である。

結局、USB端子がない、つまりCWT OEM品以外の選択でCorsair AX 850に落ち着いた。本当につまらない選択です、ありがとうございました(苦笑)。これはSeaSonicのOEM品。80PlusのTitanium認定を受けている鉄板である。日本ではSeaSonic純正はあまりにも高く、同じSeaSonic OEM品のSilver StoneやAntecのは安いが一世代前の製品(確かSeaSonic FX相当の80Plus Platinam)。残るのはこれだけだった。なんで本家SeaSonic SSR850TRとこんなに価格差があるのか。OEM品はパーツをケチってるという説もあるが、単に日本代理店(オウルテック)のマージンがとても厚いからのようだ。他の国では本家とOEM品の価格差は小さいのでパーツをケチって安く売ってるという説は成り立たない。本家の製品が異常に高いのは日本だけのようだからである。オウルテックはアフターサービスが良いという利点もあるらしいので高いのは正当化できなくもない。

*よくよく調べたらCorsairは10年保証、SeaSonicは12年保証である。高いのは当然と言える。ただし、2~3万の商品で1万以上差がつく根拠となるかは疑問である。

またAmazonからの購入だったのでちょっと不安だったが、今回は簡単に壊れるUSB端子がないので心配は杞憂だった。問題はHX850のときも感じたが、Corsairのケーブルがとても硬くて取り回しが難しいこと。先にTharmaltakeで組み込んでいたのでその差は歴然である。確かに信頼性を考えたらケーブルは太くて丈夫であるべきというのは否定はできないのだが、この硬さでは裏配線自体が困難になってくる。硬くするならせめてケーブルの長さに配慮がほしい。曲がらないのでギリギリ長さが足りない、非力な人では曲げることができずコネクタに挿せないといったトラブルが容易に想像できてしまう。挿せても側板を嵌めるのにまた一苦労である。もうすこし裏配線に配慮がほしい。このクラスの電源を買う人で裏配線しない人などいないであろうから。

ものは当然ながら良い。HX850より静粛性も向上している。CPUの温度も少し下がった。これはCPU補助コネクタを2本挿すことが出来るようになったからである。コネクタ1本でもTDP105Wの3900XのTurboモードに対応可能なのだが、2本だと負担が分散されるという理屈らしい。3950Xでは1本では厳しいかもしれない。まあ、3950Xはマザー自体が実質新型チップセットのX590縛りになるという話なのでCPUコネクタ2本挿しは必須条件になるのかもしれない。

*電源交換後に念の為チップセットドライバを入れ直したら新しい省電力命令が実行可能になったようで電源プランにRyzen Balancedが出現。アイドル時の電圧は0.3~05V程度に低下。これが本来の状態なのだろう・・・が、今度は電力ピーク時の電圧が1.1Vを超えなくなってしまった。オフセット等は設定していないのであまりにも低すぎる。それでもエンコ性能もベンチ性能も低下していないので問題はなさそうに見えるが、電源交換時に配線のやり直しに邪魔なCPUクーラーを外したのでその際にセンサーが壊れた、あるいはCPUのピンを曲げたのではないかとちょっと戦々恐々としている。CPUの温度もアイドル時に35度、ピーク時に70度に激減しているのは素晴らしい結果と言っても良いのだが、あまりにも下がりすぎているのがどうしても気になる。他のソフト読みでもピーク電圧は1.1V止まりで同じである。ただし、他のソフトではアイドル時の電圧は1.0V近辺と表示されており、Ryzen Masterとの甚だしい乖離が見られる。Ryzen Masterが他のソフトと違ってアクティブコアの電圧ではなく全コアの平均値を表示するようになっただけだと思うのだが(アクティブコアの電圧を計測すればRyzen Balancedが効いていてもやっぱりアイドル時1.0V前後なのではないだろうか)。消費電力も叩かれたせいか、以前は160Wだかを基準値にしていたのに1000Wになっている。したがって全く赤くなったり黄色くならなくなった。多コアなのにアクティブコアだけを狙い撃ちで計測されたら常に電圧が高く表示されるので変更した、消費電力の基準値が160WでIntel Corei9シリーズのピーク消費電力よりずっと低いのに基準値を超えてしまって黄色くなっていたら叩かれたから基準値を1000Wに変えた(裏を返せば消費電力もコア電圧も大して変わっていない。表示方法が変わっただけ)それはなんとなく理解できてもピーク時1.1V縛りの方は気になって仕方がない。

**結局Ryzen Masterがインストール時に不具合を起こして電圧が下がっていただけだった。ちゃんと動いてからはきっちりアクティブコアの電圧が1.485Vに戻った。それでもアイドル時のコア平均値では0.4~6の間に収まるので電源交換して良かったのだろう。ただ、1.1V縛りの状態でですべてのストレステストに通ったところを見ると、定格ならオフセット0.2~0.25で行けそうな気がする。温度が下がるので静音に都合が良い。運が良ければOCも出来るんじゃね。ただ、そういう遊びは今の安物マザーでは怖すぎる。MSIのACE、GigabyteのAorus Masterあたりが欲しくなってきた。流石にMSI Godlike、Gigabyte Aorus Extremeには手が出ない。いや、そんな金があったらネットワークプレイヤーとプリアンプ買い換えるよ(笑)。高すぎ。高いマザー買った上で実は当たり石じゃありませんでした、残念!だったら泣ける。ピーク電圧1.485Vの状態ではオーバーヒートでほどんど4.6GHzに到達してないわけだからその可能性のほうが高い。

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Noctua NF-A14 ULN

2019-08-25 13:35:11 | PC自作

いわゆるうんこ(笑)。Noctuaの新型はこのカラーリングを変えるという話もあるので記念に購入。ただの回転固定ケースファンなのにお値段は通常の3倍致します。

いやあ、これはいいものだ。風量が回転数が同じ状態のSytheやFractal Design 14cmファンの倍近くありそうなのにファンコンで絞った状態のこれらのファンより静かときている。自作板にはPC内をうんこまみれにするというジョークがあるのも納得。ケースやヒートシンクに直接触れる部分は柔らかいゴム製で制振に抜かりはない。ただ、結構扱いにくい。高いケースはファンやHDDのような回転系のパーツをラバーやゴムで制振するという思想があるのだろうが、コスパ重視のケースはそういうものがない前提でツールフリーになっているのでゴムが邪魔になるのだ。その上、このファンは回るのに最低でもきっちり12V要求するのでファンコンが効かない。あれだけの風量を確保する羽を回すのだから仕方がないのか。

そんなわけで最初は前面増設ファンとしての購入であったが、これを入れるとケースのファンコンが使えず他のファンが煩くなるという問題が発生してしまう。そこで思いついたのは回転数が少なくてもケース付属の背部14cmファンより風量が多いのであれば後ろに回せば良いのではないかという発想の転換だった。ケース付属の背部ファンは前部ファンとほぼ同一だから取り除いた背部ファンを前面に回せばいいのである。こうすれば煩い前面の付属ファンでファンコンを効かせることができる。これで以前より静粛性を高めながらCPUとケース内温度を下げることに成功した。

金があれば前面ファンもうんこにして底面ファンも忍者のファンもうんこに・・・。ただし、1個あたり3000円以上を要求するNoctuaのファンに全部交換したらケースより高くなってしまう(笑)。ただ、とても静かで風量が多いのであるから金があるならPC内うんこまみれがベストである。これは断言できる。

*ファンの入れ替えをしてからCPU温度が5度低下(エンコ中70~75度前後)、チップセットファンが停止~700rpmに変動。CPUの温度はケースファンの追加程度でこんなに差が出るわけがないので外気の温度が一気に低下した影響であると思われる。ただし、チップセットが回転しない、あるいは回転数が大幅に低下してるのはケース内のエアフローが良くなった証拠ではないだろうか。SSDのランダムリードも4900MB/Sを記録。センサー読みでは大して発熱してはいないのだが、SSDでサーマルスロットリングが発動していたようだ。やっぱりエアフローは大切ですね。私の場合は静音の方が大切ですけど。

そこでまた余計なことを考える。ファンの騒音と風量にこれほど差があるなら忍者5をNH-D15Sに換装したら温度が下がった上に静かになりはしないかと。忍者のファンをNoctuaに交換も考えたが、あまり効果がないらしいし、NoctuaはCPUクーラーとして購入した方がファンのコスパがぐっと良くなる。自動的に最高クラスのファンが付いてくるから。うんこ2個買ったらその時点で7000円ぐらい。CPUクーラーとしてセット販売なら優秀なヒートシンクがついて12000円也。うーん。いくらNoctuaのファンが優秀とはいえ、14cmファン(1500rpm)x2が忍者の12cmファンx2(800rpm)より静かってことがあり得るだろうか・・・。ファンが800rpmx2だったら文句なく買うんだけど。驚きの6年保証ってのもいいね。

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BIOS更新 7C37vA37

2019-08-23 13:23:07 | PC自作

待望のAMD ComboPI 1.0.0.3abb対応BIOS。ただし、アルファ、ベータ版の人柱によると前verよりかなり不安定だということだ。仕事に使ってないからまあ、いいかといつものようにあまり考えずにさっさと更新。ただし、流石に今の段階でWindows上での更新は怖すぎるのでデフォルト設定をロードしてからUSBメモリからブート、更新するまっとうな手順をとった。

アイドル時のクロックは一段と下がるようになったが、電圧の方はあいも変わらず1.485V張り付き。エンコ中には何故か1.4V近辺に下がるという挙動も変わっていない。極稀に0.9V近辺に下がるが、ブラウザクリックしただけで1.4V台に跳ね上がるという挙動も変わってはいない。

メモリコンパチビリティの改善も今回のBIOS更新の目玉だったのだが、XMPが働かなくなる、以前より回らなくなったという声も少なくないようだ。メモリがJEDEC準拠のうちに隙はなかった(笑)。

*結局メモリコンパチビリティの改良が実質改悪だったのがOCメモリを使用してるユーザーの怒りに触れたらしく、この新BIOSの公開は停止されました。以前より動作も不安定であるならば公開停止も妥当でしょう。特にアイドル時の電圧も下がってなかったですからね。

チップセットドライバ共々まだまだ改良点がありそうである。普段の動作に何ら問題はなく安定しているので電圧はどうでもいいという考えもできるがやはり気になる。

次は電源の交換かな。Corsair HX850はほぼノンストップ、ノートラブルで10年ぐらいよく働いてくれた(ブログを見直してみたら2009年の9月に購入記事がある)。そろそろ引退させる時期だろう。今の基準ではちょっと煩いのかもしれないが、当時としては静かでパワフル、安定しているというなかなかいい電源だった。クソクソと言われ続けているCWTのOEM電源だがもうそろそろ普通の評価がされてもいいような気がする。そりゃ、SeaSonicとかと比べるようなモノではないが。まあ、値段も違うしね。

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AMDチップセットドライバ更新 v1.8.19.0915

2019-08-21 16:41:17 | PC自作

ドライバの更新でアイドル時のクロックは劇的に下がりました。ええ、下がりましたとも。それもIntel並(最小500MHz程度)に。

でも、コア電圧はアイドル時1.485V張り付き。悪化しとるやないか~い。センサーとファンの回転数を見る限り、CPUとチップセットの温度は低下してるっぽいのに何で電圧だけ下がらないのかねぇ。ソフト読みと実際の電圧が違うというパターンでしょうかね。

*エンコ中は逆にコア電圧が1.4V前後に低下するので何かがおかしいのは間違いないと思われる。

MSIはX570のBIOS更新をサボっているので電圧問題も今後BIOSの更新で改善されるとは思いますが、いくらなんでもBIOS更新が遅すぎないでしょうか。その間、AMDはAGESA(ファームウェア)を数回更新しているのにもかかわらずです。ただし、現在このマザー(MSI X570 Gaming Plus)とCPU(3900X)、現行BIOSの組み合わせは不具合がなく非常に安定しており、消費電力が下がる代わりに不安定になるならBIOS更新すべきではないのではないかとも考えてしまいます。少なくとも私が経験した組み合わせではじゃじゃ馬な傾向があるAMD環境最高どころかIntel環境をも上回り、最も安定していると言っていいと思います。エンコ中のゲーム、動画視聴も12コアのパワーで余裕(4790Kでも不可能ではありませんでしたが、軽いゲームでも動作がカクカクになることが少なくありませんでした)。怖いのはCPUのオーバーヒートだけです。PlexのTVチューナーも問題なく動いています。Intel i7 4790K時代はPlexチューナーを安定させるのに大いに悩まされたものでしたが。スリープの不具合も一切ありません。組み上げた状態のままで動作にほとんど不具合はありません。最新SSDの実力が発揮されてないっぽいのが数少ない不満です。5000MB / Sを標榜し、レビューでも実際にその速度が出ているようなのに私の環境では4700MBが限界。OSと同居しているという足かせはあるもののちょっと低すぎる。Cristal Disk Markを回してみても指標が軒並み低い。5000MBは他の環境の同じSSDで簡単に出せている数字なのでここはマザーに問題があるような気がしてならない。MSIの上位版ACEやCreationに換えたら改善されるんでしょうか。ちょっと性能をロスしてるとはいえ、今の安定感も捨てがたいのですが。

今後このマザーのBIOSが更新されるとしても高級板のGODLIKEやACEの後回しでしょう。MSIは細かな改善点の残ったBIOSをリリースして叩かれるより最初から安定版を出すという方針のようですが、他のメーカーより1ヶ月遅れはせっかちで人柱になりたがる自作民のマインドを理解してないとしか言いようがありません。B450やX470の後回しにされたっぽいのも納得しかねる話。安物とはいえ最新マザーなのに。まあ、旧機種ではZen2が最初はまともに動かなかったという理由はあるのでしょうが。グラブルに課金したらその金は全部アベマTVやCAの新作ゲームに回されたみたいに納得しかねる話です(ナンノコッチャ)。

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Ryzen 3900X到着

2019-08-12 17:22:12 | PC自作

8/9日に到着。サクッと一式組み上げてみました。

ケースが大きいせいもあって組み立てには取り立てて難しいところはありませんでした(ケースが重くてやっぱり腰をやった)。AMDマザーのソケットはヤワイのでクーラー交換時に所謂スッポンが起こりやすいのに注意ということぐらいですかね。今回はリテールクーラーを試さなかったので私の場合は次回マザー買い替える時に怖いってだけですね。以前はAMDはマザーが安いからソケット周りのコストダウンもやむなしと思っていましたが、Ryzen以降はIntelと互角の値付けなのでソケット周りは強化してほしいです。Ryzen3700以上のCPUのピンが逝ったら洒落では済まないので。

結果は爆速です。まあ、当たり前といえば当たり前ですが。エンコもほぼ録画時間と同速になります。フィルタをどのぐらい掛けるかにもよりますが、概ねi7 4790Kの1.3~1.5倍増しの速度です。流石12コア24スレッド。これまでは外出時や就寝時にエンコかけたままっていうちょっと怖いこともしていましたが、この速度なら留守中や就寝時にエンコする必要自体がなくなりそうですね。ただし、CPUの電圧はデフォルトでは1.45Vに張り付きエコとは到底言えない状態です。BIOSでCool'n Quietを有効にしてWindows10の電源プランを省電力にすることによってアイドル時の電圧を0.9V近辺まで下げることは可能です。少々性能が落ちますが。省電力性についてはIntelの方が優秀ですね。まあ、3900Xは12コアですから致し方ないのでしょう。ただし、コア数の少ないRyzenでも電圧はあまり下がらないらしいのでこの辺がRyzenの問題点だと言ってよいのでしょう。

*Ryzen2は反応が非常に早く、ちょっとした作業、例えばブラウザを開いただけでもターボが働いてトップギア、4.6GHzに到達してしまいます。これをサクサク動くと考えるか、エコではないと考えるかはその人次第だと思います。Intelの場合は軽い作業でターボが働くようなことはありません。これはBIOSの更新等でまた変わってくるでしょうが、今の時点では軽いブラウザゲーム等をやっただけでも結構な電力を消費するはずです。AMDの言い分では出力を上げるのは必要な一瞬だけですぐに落ちるからトータルではそれほど電力消費が高いわけではない(Ryzen2は以前のCPUとは比較にならないほど動作間隔を細かく刻んで動いているということで既存のモニタソフトでモニタしたら常に高く表示されて役に立たない。Ryzen Masterだけを信用してほしいという話です。しかし、Ryzen Masterで読んでも下がっているようには見えません)ということらしいですが、コア電圧をみても周波数を見ても簡単に落ちているようには思えません。MSI独自の静音モードにすると確かにIntel並とは行かずともかなり落ちるのですが、性能の方も大きく低下してしまいます。それもちょっとどころではなく、エンコ速度が4割減という感じですね。

**すぐに気がつくと思いますが、トップギア4.6GHzは4.2GHzの間違い。4.6GHz到達は非常に困難であるとされています。そこまでCPUパワーが必要なソフトやベンチマークがほとんどないこと、あったとしても普通の空冷、簡易水冷環境ではオーバーヒートでサーマルスロットリングが働くことがその理由だと思われます。CPUをOCする意味はほとんどないですね。Turboモードですら全開にはならない。まあ、OCマージン自体ほとんどないようですが。CPUのOCではなくメモリの高速化やOCが最もこのCPUの性能を向上させると思います。3900Xですらこんな状態なのに3950Xって普通の人が使えるんでしょうかね。3900Xですら手に余る代物であるような気がします。TDPが同じ105Wだとするとかなり無理があるんじゃないかなぁ。空冷で十分に回すのは不可能な気がしますし。

みんなが嫌ってるX570のチップセットファンですが、私の場合はPCI Express gen4のSSDでOSが走ってるので無回転とは行きませんでした。1350rpmに張り付きます。エンコ、ベンチ中でもほとんど変わることはありませんでした。音はほとんどしませんね。ASRockのTaichさえ避けておけばどのマザーもあまり変わらないのではないでしょうか。MSIとGigaのマザーはPCI Express gen4のSSDを積まなければアイドル時は回転すらしないそうです。問題はどのぐらいでファンが故障するかですが、これはまだ見当も付きません。ファンがうるさいという風評はASRock以外は否定できますが、ファンが故障するとマザー交換という指摘には自分を含めて今後の類例を待つしかありません。これが人柱の醍醐味だなぁ(笑)。

メモリは結局新しいSanmaxを追加で購入(SMD4-U32G48M-32AA-D)。新発売記念クーポンに釣られた。完全に鴨。DDR4-3200 JEDECのメモリなのでポン付けオートで簡単にDDR-4 3200で動作。何度も購入しているのでここは安心していました。先に買っておいたDDR4 2666(SMD4-U32G48M-26V-D)と合わせて64GBで3200動作しないかと期待していますが、ちょと厳しいでしょうかね。信頼性が高いと言っても2Rankだし回るメモリじゃないですからね。

熱いと恐れていたGiga SSD(GP-ASM2NE6100TTTD)ですが、温度は概ね45度前後で安定しています。銅製ヒートシンクが失敗作でもさほど熱さは問題にならないようです。問題は帯域占拠でCPUとマザーに負担を掛けるところでしょう。これは速度とのトレードオフなので仕方がありません。ただし、gen3のSSDでも体感速度はそう大きくは変わらない(ベンチでは差がつく)という指摘もあるのでまだ種類も少なくて高いgen4のSSDを避けてgen3のSSDを採用してベンチやエンコ時以外は断固としてチップセットファンを回さないという考えもありだと思います。そしてそこまでやるならチップセットファンのあるX570マザー自体を採用しないという考え方も十分成り立ちます。

私が作っているのはあくまで音楽用PCなので肝心の静音性ですが、GPU、チップセットファンが静かな上にCPUファンが800rpmまでしか回らない忍者5を採用したことによって以前のi7 4790Kマシンより静音化することに成功しました。スペックを大きく上げた上で静音化に成功したのだから万々歳・・・のはずでした。

しかし、やっぱり万事が上手くいくわけではないです。ある程度推測していましたが3900Xに忍者のファンは非力でした。その上、私のケースは静音のために窒息ケースを採用した上に上部のケースファン等は取り付けてありません。エアフローが良くないところにCPUの強化、一方CPUファンの回転数を以前のものより低下させたことによってエンコ、ベンチ中のCPUの温度は80度~90度近辺に達しました。通気性の良いゲーミングケースなら3900X相手でも70度~80度に収まるはずの忍者ですが、窒息ケースでは無理があったようです。今後は外出時や就寝時にエンコ回さなければまあ、大丈夫・・かな?ノクチュアのファンやシルバーアローのファンを採用すれば空冷でも更に温度を低下させることは可能ですが、回転数の大幅増加で音が煩くなる。結構エンコしている時間は長いので出来ればやりたくないところです。安価な簡易水冷では忍者より冷却能力が劣るような気がしますし。これ以上を望むなら高価な簡易水冷、本格水冷の二択しかない上に忍者より煩くなる可能性が高そうです。

*ここは全面訂正。CPU温度が高すぎた原因はクーラー取り付けネジの締め付け不足でした。これまでネジの締め過ぎでパーツを壊した経験が何度もあったのでネジを軽く締める癖がついてしまっていたようです。きちんと締めたらエンコ中のCPU温度は15度ほど低下しました。忍者はやはり優秀でした。エアフローのいいケースなら3900Xは定格なら忍者で十分でしょう。窒息ケースのうちの場合はベンチマークソフトを走らせるとサーマルスロットリングが働く85度近辺まで行ってしまう場合がまれにあります。エアフローに問題がありそうなのでケースファンの増設を検討中です。

あとの問題はOSのライセンスとTVチューナーです。OSのライセンスはMSがライセンスの条件を緩めたので舐めていたら痛い目を見ました。一時はパーツ交換したらOSも買ってもらうという方針を打ち出して顰蹙を買っていたMSですが、クラウド化の進行とモバイルの発展で最近は尻に火がついた状態。客をWindows環境に囲い込むためにただのパーツ交換はおろか、マザー、CPUの交換すら全然OKという方針です。ただし、私の場合は総取り替えに近い。この場合新規インストールすれば取得しているデジタルライセンスを証明する手段が全くないのですね。マザーなり、CPUなりという主要パーツが幾つか残っていればMSアカウントとの紐付けで簡単に認証が通るようになっているのだそうですが、私の場合は残っているパーツがほぼゼロ。USBメモリから直近のWindows10を新規インストールしたのですが、MSアカウントを取っていてもライセンス認証されませんでした。つまり、新規PC扱いということです。Windows7や8から上げていこうにも無料アップグレードはすでに終了している。そしてRyzenはWindows10の64bitしかサポートされない。これは詰んだかと思いましたが、ダメ元でアップグレード元のWindows7のシリアル(MS的にはプロダクトコード)を打ち込んだらWindowsが30分ぐらい考え込んだ挙げ句認証が通りました。金を出してOSを買ってくれてさえいればOKということなんでしょうか(笑)。ただし、このやり方はMSのサポートでははっきり否定されているやり方。だから私は最初から諦めて試していなかった方法です。他の方が同じことをしても通るとは限りませんので悪しからず。

TVチューナーはドイツ製のゴニョゴニョ以外はどれもじゃじゃ馬。私が見る青画面はほぼPlex PX-W3PEに起因するものです。これはドライバが自体が腐ったまま更新が停止したのでどうしようもない。もともとグレーゾーンの製品なので文句も言いづらい(笑)。じゃあ、買い換えればいいじゃんってことになりそうですが、TS抜きチューナーの環境構築は結構大変です。少なくとも私は二度とやりたくありません。PT-3は入手性が悪くなっているし、Plexは新しいのを買っても不安定なのは同じ。その上環境再構築の苦痛がつきまとう。最近じゃBonドライバを入手するのも大変、TVtestも自分でビルドしないと駄目と以前より敷居が更に高くなっております。無理してTV録画をPCでやる必要が無くなってきているからでもあるんですが、私はどうしても無料放送のコピー制限に納得がいかないし、すべてPCでやる主義なのでPlexを使い続けています。しかし、これが主要パーツを交換すると必ず問題を起こすわけです。しかも、今回はOS毎入れ替え。私はこれまで運良く4K8K放送に伴うチャンネル変更の弊害を受けていなかったのですが、今回のOS入れ替えで環境が壊れてしまい、かなりのチャンネルが映らなくなってしまいました。仕方なく泣きながら設定ファイルを書き換えているところです。これもPTシリーズの情報はあるのにPlexは少ないんだなぁ(涙。

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