小型パソコン(Intel NUC5CPYH)に「ころ太」と名前をつけた。この記事はころ太 (OSはUbuntu 15.10)から書いている。
作業したこと
(1)無線LANへの接続
パッケージを追加インストールすることなく、無線LANに接続できた。
(ネットワークのセグメントの関係で、有線LANのインターフェースをダウンさせた。# ifconfig enXX down)
(2)日本語入力
日本語入力(mozc)をインストール。日本語入力可に。
(3)アンチウイルスソフトのインストール
Linuxで使えそうなアンチウイルスソフトのうち、ClamとSophosは別な機会にインストールしたことがあるので、BitDefenderをインストールしてみた。ウイルススキャンできたが、再起動後?にエラーが発生し、原因調査中。
(4)Flash Playerインストール
アドビのサイトからダウンロード。Linux版はV11系の更新のみのようで、(V15以上が必要な)GYAOのドラマは見れなかった。ガイドに従い、/usr以下に入るモジュールをコピーし、プラグイン (libflashplayer.so)を /usr/lib/firefox-addons/plugins にコピーしてOKだった。
(5)Bluetooth関連
少し手こずったが、iPhoneにテザリングしてネットへの接続がOKだった。
手順メモ
Bluetooth関連のパッケージ(bluetooth, blueman, bluez-tools)をインストール
Bluetooth使用時に下記コマンドでエラーを確認
#dmesg | grep -i bluetooth; dmesg | grep -i firmware
firmware load for iwlwifi-7265D-14.ucode failed with error -2
firmware load for iwlwifi-7265D-15.ucode failed with error -2
インテルのダウンロードサイトから無線LAN関連のファイルをダウンロード。このなかでFirmwareファイル (iwlwifi-7265D-14.ucode)を/lib/firmware下にコピー。7265D-15はインテルのサイトに見当たらなかったので他のディストリビューションのサイトからダウンロード。
エラーは解消した。ヘッドセット、マウス、iPhoneをペアリングした。ただしマウスはまだ確認中。
iPhoneでテザリングした際は、DNS(/etc/resolv.conf)をちょいと172.xx.xx.1に書き換えて暫定対処してOKだった。
(6)インテルのグラフィック・インストーラーのインストール
手順にしたがいインストール。古い液晶モニターにVGAで接続するのをやめ、テレビにHDMIで接続したところ、ログイン時に毎回解像度の変更(1080pから720p)が発生。インストーラーによってグラフィック関連のパッケージが追加または更新されたが状況は、特に変わらない。
ttf-ancient-fonts、ttf-ancient-fonts-symbola、libproxy1-plugin-webkitが足りないと怒られたので、これらをインストール後にintel-linux-graphics-installerを実行した。
(7)ネットワーク関連の追加作業
Intelのコネクションマネージャ(ConnMan)をインストールした時??に network-manager-gnome がアンインストールされたらしく、無線LANが接続できなくなったので、ConnManを削除後、再びインストールした。
ころ太は車に例えれば軽自動車なので、坂(ブラウザーのタブを何枚も立ち上げて、動画を見る)はきついです。Webサーバー+CMS(WordPress)の確認用マシンなので、今後は他のPCからSSHのターミナル画面かブラウザーでアクセスする予定で、ヘッドレス運用を考えている。
静かで熱もないので、自作機をCore i5かCore i3のNUCに置き換えてもよいと思った。
トラブルの発生頻度や解決方法、各社のサポートを考えると、普段使いのPCはLinuxよりWindowsのほうが楽ですねぇ・・・