(Update 2021-06-30)
優勝者の一覧を表にまとめた。(最近3年分を追記した)
戦国時代のロシアにおいて、ただの一度でも頂点を極めるのは難しいことだが、連覇する選手や、複数の階級を制覇した猛者がいる。しかし女子選手は身体の成長の影響も大きく、ノービス時代に頂点を極めた選手がそのままシニアでもトップの成績を維持し続けるわけでもない。それを成し得たのはラジオノワ、トゥクタミシェワなど稀である。とは言え、ノービス時代に全国大会で活躍するレベルに達していないとシニアで活躍することはできない。ジュニア1年目以降に急成長したザギトワは例外かもしれない。
シェルバコワのロシア選手権3連覇は2000年代初。
年 | ロシア選手権 | ジュニア | 年長選手権 | ノービス年長 | ノービス年少 |
---|---|---|---|---|---|
'20/'21 | シェルバコワ | アカチエワ | オソキナ | ドボエグラゾワ | プリニョワ |
'19/'20 | シェルバコワ | ワリエワ | (中止) | ジリナ | ティトワ |
'18/'19 | シェルバコワ | トゥルソワ | ワリエワ | ワリエワ | ジリナ |
'17/'18 | ザギトワ | トゥルソワ | タルシナ | カニシェワ | アカチエワ |
'16/'17 | メドベージェワ | ザギトワ | タラカノワ | タラカノワ | ワリエワ |
'15/'16 | メドベージェワ | ツルスカヤ | タルシナ | シェルバコワ | A.リャボワ |
'14/'15 | ラジオノワ | メドベージェワ | ツルスカヤ | グバノワ | タラカノワ |
'13/'14 | ソトニコワ | サハノヴィッチ | ドリンキナ | ツルスカヤ | E.リャボワ |
'12/'13 | トゥクタミシェワ | ラジオノワ | メドベージェワ | プロクロワ | エフセエワ |
'11/'12 | ソトニコワ | リプニツカヤ | メドベージェワ | サハノヴィッチ | ベズルコワ |
'10/'11 | ソトニコワ | トゥクタミシェワ | ゲラシモワ | ラジオノワ | オゴレルツェワ |
'09/'10 | マカロワ | アガファノワ | リプニツカヤ | D.メドベージェワ | ラジオノワ |
'08/'09 | ソトニコワ | ソトニコワ | シェレペン | オフチャロワ | ラジオノワ |
'07/'08 | ドロニナ | ゲルボルト | トゥクタミシェワ | トゥクタミシェワ | デエワ |
'06/'07 | ドロニナ | マルティノワ | シェレペン | シェレペン | ゴスビヤニ |
'05/'06 | ソコロワ | マルティノワ | ロバノワ | コジレワ | ゴスビヤニ |
'04/'05 | スルツカヤ | クロポティナ | ゲルボルト | ストルボワ | ゴロブツォワ |
'03/'04 | ソコロワ | トゥレンコ | (不詳) | ペツシュコワ | フラロワ |
'02/'03 | ソコロワ | オブラソワ | ブベニヒナ | ビクタギロワ | ペツシュコワ |
'01/'02 | スルツカヤ | オブラソワ | (不詳) | (不詳) | (不詳) |
Wikipedia | Wikipedia | fskate.ru | fskate.ru | (同左) | |
(補足1)fskate.ru試合結果サイト、Wikipediaを参照した。 (補足2)シニアとジュニアはISU規則に従い、7月~翌年6月を年齢区分とするが、ノービスは1月~12月を年齢区分として年長(1年目、2年目)、年少(1年目、2年目)を定めている。このためノービスA2年目の7月~12月生まれの選手のために、ロシア年長選手権が開催される。この前後のジュニアやノービスの選手も参加する。 ![]() |
2004年ロシアジュニア選手権の優勝者は、アンゲリーナ・トゥレンコ!
グバノワたん様ファンの諸君、知っていましたか?
今季からサハノヴィッチ、ヌグマノワのコーチをしていて、今まで長らくアナスタシア・グバノワのコーチをしていたことで有名であるが、ロシアジュニア女王であり、さらにスルツカヤ、ザギトワ、シェルバコワと同様に欧州ユース五輪(EYOF)の女王でもあるすごい人なのだ。