関西のとあるスポーツ新聞は、阪神タイガースが負けても1面記事になると言うが、このブログもザギトワが負けてもブログ記事の中心はザギトワだ。(ケイトリン、新葉、さっとんが嫌いなわけではないが「特別な思い入れ」というものだろうか。)
(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)
アリーナがジュニアGPデビューから五輪金メダルまで1年半の快進撃を続けてくると、勝手に「不敗の女神」だと思い込む人が多くてとても不思議だ。五輪をはじめとする大きな大会で、たまたまピ―キングがうまくできていただけで、JGP第2戦、ロシア杯、EYOFなどフリーがあまり良くない大会はこれまでもあった。いつもハラハラしながら見守ってきた。五輪後は、ザギトワフィーバーの発生もあり大変だったのか、ショートも調子が良いようには見えなかった。
3度の転倒により自己ベストから30点も低いフリーの演技を終えたザギトワ
母親にしがみつく子供のようなザギトワ。ちょっとかわいい。エテリは何と声をかけたのだろうか。
キスアンドクライで涙を流すアリーナ
泣いても絵になる美少女戦士ザギトワ。表彰台の中央での笑顔や、演技中の凛とした表情もよいが、たまにはこんな泣き顔を見るのも悪くない。しかし五輪女王となり、これから4年間のディフェンディング・チャンピオンとなり、不甲斐ない負け方は許されない立場になったプレッシャーもあったのかもしれない。
(ISU Website)
シーズンランキングは1位。今季のMVP。世界ランキング(3年間の成績)もシニア1年目で5位に浮上している。
世界選手権のタイトルは来季の宿題となったが、15歳にして偉業を成し遂げたアリーナ。無名な時代からのファンとしてとても誇らしく思う。来季はまたいつも通り少しふてぶてしい笑顔を見せてほしい。アイスショーで気分転換をしたら、来季に備えて英気を養ってほしい。