ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

Safari がちょっと残念

2009-09-18 14:45:50 | よしなしごと
ウェブブラウザは好みが分かれるアプリケーションのひとつだが、MacOS では標準でついてくる Safari がけっこう使いやすい。レンダリングも速いのでさくさく使える。私はもともと Firefox ユーザなので最近も必ず Firefox をインストールするのだが、どうもこの頃は動作が重たくなった気がする。

どのブラウザもたいていそうなのだが、ファーストバージョンがリリースされた時点では必要な機能に絞り込まれて軽くできている。ブラウザというアプリケーションはそのアプリケーションの重さだけでなく、ネットワークの重さや、アクセスしたサーバの重さが積み重なったうえでの性能が印象として残ってしまうため、軽いということだけで多くのユーザが生まれる傾向が強い。そうやって淘汰を生き延びた軽いブラウザが開発を重ねるにつれて、便利だと思われる機能がだんだんと付け加えられ、いつのまにか重たいブラウザになってしまう。Firefox もその例に漏れないようだ。

Safari はプリインストールされているだけで積極的に使う理由が見いだせなかったのだが、最近は履歴のスナップショット画像を一覧できるようになるなど、少し見直したところがある。動作が軽く安定していることもあって、ちょっと本格的に Safari を使い込んでみることにしてみた。

しばらくは取り立てて気になることもなく使っていたのだが、Gmail からダウンロードした添付ファイルが文字化けするのに気がついた。日本語のファイル名がすべてハテナの並びになっているのだ。もともと UNIX 文化の中で育ってきた私にとってはそもそも 2 バイトコードを信用していないところがあり、あまり気になっていなかったのだ。

しかしよく考えるとこの問題は最近のこと。それも例外なく文字化けしている。忙しいときはそんなことを気にしてはいられないのだが、複数の添付ファイルを扱うとなると面倒でたまらない。プリファレンスをリセットしてやれば済むだろうと思っていたがうまくいかない。よくよく考えると、これはどうやらSafari がそういう仕様になっているらしい。FireFox に戻れば何の問題もなく日本語ファイル名でダウンロードできる。

うーむ、残念。これだけのことなのだが、仕事には使いづらいぞ Safari。
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