ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

真空管をモチーフに VI をデザイン

2007-11-29 22:13:29 | よしなしごと
奥村先生の勉強会のために自分なりにデザイン案を考える.「先進かつ多角的な情報学研究とその成果を還元した安心・信頼・安定のインフラ」というようなイメージを伝えるものを考える.そこに自由な気風と親近感も加えたい.

キーワードから情報系のものを取り除いて整理をしていると,出てきたデザインからも情報学的な要素が抜け落ちてしまった.そこで一から考え直して,真空管をモチーフとすることを思いついた.真空管なら,初期の計算機を構成する要素でもあり,レトロ感・親近感も表現できる.

そこで真空管の足を IIMC の文字で表現し,フォントは太めの角張ったゴシックで安定感を表現.ヒエログリフのカルトゥーシュのような全体をまとめる曲線を真空管の形でデザイン.その中には,真空管の回路記号から,電極とグリッドを配置.その下には,インフラあるいは運用を支えるものとして IMCD の文字を置く.ここは伝統的・保守的なイメージで Times っぽいもの,かつ骨太なものを選択.電極とグリッドの上には研究を行う ACCMS を半円形に配置することで多角的なイメージに.さらにフォントは丸ゴシックぽいものとすることで自由な雰囲気に.

これで全体のデザインはできたのだが,3 種類の文字列が入っているので,少々うるさい.そこでそれぞれの組織を表すよう,他の組織の文字列を I の並びにして抽象化.最後はすべて I 並びにして組織名を排除.バリエーションを含めて自分ではそれなりに気に入ったデザインとなった.

でも時間が経つにつれて,それほどでもない気もしてきた...
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