ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

パイロット万年筆のペン先

2009-09-24 10:19:12 | よしなしごと
パイロットのカスタム・シリーズには,最多で 15 種類のペン先が用意されている.店頭に用意されている試し書き用のセットで比較検討し,FM を選択したのだがいまひとつ納得がいかない.どうやら試し書きでペン先がこなれてしまっていたようだ.

パイロットのホームページには,15 種類のペン先それぞれの特性が書かれている.読んでいるだけでは違いが明確にならないので,用語を 1) 硬さ 2) 太さ 3) 角度 の 3 つに分類して比較する.まず硬さは,やや硬い・軟らかめ・ソフト・超ソフトの 4 種類の用語が使われている.特に硬さが書かれていないものを標準的な硬さと考えると,5 段階の硬さが考えられる.次に太さは,極細・細・中細・中・太・極太・特太の 7 段階の硬さで表現されている.さらに角度として,立てる・やや立てる・やや寝かせる・寝かせるの 4 段階がある.これらを組み合わせると 3 次元の特徴空間に 140 通りの表現が可能なわけで,15 種類のペン先のうち毛筆のように太さが変わる FA と角度によらない WA を除く 13 種類が位置づけられている.

いま使っている FM を基準に考えると太さはこれでほぼ満足している.少し太いくらいまでが好みだ.硬さはもっと柔らかいほうがよい.さらに私はどちらかというと寝かして書くほうなので,SFM を中心に選択するのが良さそうだ.太さを変えて SM,硬さを変えて SU を比較したい.あとは特殊な FA と WA も太さ・硬さはレンジ内なので,試してみよう.
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