イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

唇状瘻

2015年08月31日 | 術後6年~

外来受診日。
体重38.6kg、少し減ったのは夏バテか。
けれど見た目には大分肉が付いてきたので
お盆に久しぶりに会った親戚には「元気そうになった」と言われた。
しかし筋肉がないのでぽよぽよ。
体重が増えないのは脂肪だから。

今日はいつになく空いていて
常時満員の血液検査前の待合スペースも座っている人は数人。
番号表示は自分の番号まで10番程度、すぐ順番が来た。

更に診察も早い。
循環器の方は「検査結果が出てるので」と
予約時間より30分以上早く診てもらえた。
今回も検査結果は正常範囲内で、聴診もなく早々と診察終了。

次に外科。
こちらも空いていて
いつもフルに埋まっている担当医の番号表示は空欄。
いくつか番号が表示されては消え、30分も待たずに順番が来た。

中待合で待つ間に面白いことが。
「あいばまさきさーん」
えっ!?
あいばまさき?
いや、”あいだ”かな?と思ったらもう一度
「あいばまさきさーん、いらっしゃいますかー」
相葉ちゃんの同姓同名は珍しい。
結局現れなかったので若者かおじさんか
はたまたおじいちゃんかは不明。
どんな人だったのかちょっと気になる。

そして診察。
「特に変わりありませんか?」
「はい、変わりないです、お腹の傷も変わりありません」
とまた膿んでいるところを診てもらった。
診ると言っても先が輪になった細い金属の棒で押して膿を出すだけ。
痛い。
そのあとはガーゼをのせてテープで止めるだけ。
クスリを塗ったりとかは何もない。
先生によるとこの傷は多分”唇状瘻”(しんじょうろう)だろうと。
瘻(ろう)とは
手術によって作られた、体内から体外に通じる孔(あな)のこと。
経腸栄養の管が入っていたところの通り道に小腸の粘膜が伸びてきて
それが腹膜→筋肉の方まで入り込んでいるのではないかと言う。
粘膜だからくっついて閉じることはなく
腸の一部となってそのまま残るので自然に治ることはない。
前回の局所麻酔の手術の時に
皮膚から脂肪までの部分は切り取れたけれど
そこから先はお腹を切る=全身麻酔じゃないと治せないとのこと。
もちろんそこまでしたくはないので
今後も絆創膏を貼って我慢するしかない。
「次お腹切ることがあったら、その時一緒にお願いします」
一応頼んでおいた。
次回は半年に一度のCT予定。
ビタミンB12の注射をした。

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