死海文書の秘密大暴露ブログ!

毎日楽しく暮らしているオレの日記。なお、タイトルにあります「死海文書の秘密」については一切の言及をいたしません。

ウソはついたほうが良いこともありますよ(あとで本当にすればいいじゃないですか)

2020-07-03 12:58:33 | 会社員時代の体験談

はい、こんにちは。

22歳から16年会社員をやっていました。
外資系生命保険会社(正社員) 0.5年
エステサロン経営会社(正社員) 5年
美容ベンチャー(正社員) 1.5年
造園業(バイト) 0.3年
団体職員(契約社員) 9年

と。
ざっくり20代は美容業界、30代は団体職員ってかんじですね。
まあ団体職員と歯にモノが詰まった言い方しとりますが、農協のことです。
まあ脳狂と書くほうが私の場合、しっくり来ますがね、、

会社員時代のいろんな事を書いていこうかと。

今日は外資系生命保険会社からエステサロン経営会社に転職した時の話でも。

大学生の頃は真面目に勉強しており、Zランク大学の中でも主席クラスだったと思います。
まあまだ使えるゴミ、みたいな感じでしょうか。
銀行へ就職したいと考えて、当時は銀行員でも落ちると言われた、
ファイナンシャルプランナーの資格を大学3年生の時に取得したり
自分なりに、本当に頑張って勉強した記憶はあります。
ただ、私の世代(いわゆる松坂世代です)は、就職氷河期的なムードもあり就職戦線は相当厳しかったと思います。
Zランク大学というのも、当たり前ですがハンデ的なところもあったんじゃないかなぁと思います。

希望していた某地方銀行。一次試験はなんとか突破できたものの、
御社に入って私はこういう貢献をします、などと社会人経験もない野球部感のある奴が
堂々とウソをこきちらかす集団面接において、私もそういうウソを付けばよかったものの
がんばります的な、なんともはっきりしない応答しかできずに撃沈しました。

その後も40社くらいでしたかね、金融機関を中心に面接を受けまくっても結果はダメ。
ファイナンシャルプランナーの資格ってなんだったんだろうと思いましたね。
まあ、資格なんてあってもなくても良いという考えに至っています。はい。

で、親からは地元に帰ってこいとか言われるわけですが、まあ田舎に帰りたくない心理って若い頃にありがちですよね。
てなわけで頑なに帰郷を拒否した手前、なんとか仕事しないといけないなと思うわけですね。
で、当時住んでいた大学の寮の近所に、外資系生命保険の会社があり、どうやら求人募集しているらしいと聞きまして。
面接を受けに行ったら、あっさり合格してしまいました。
これが大学4年の1月とかだったと記憶しています。
まああぶれたZランク大学生と、求人できなかった会社の底辺マッチングが成立した瞬間ですね。

ということで、本位ではなく、食いつなぐために生命保険会社に入社しました。
朝礼で、営業所長が選んだ歌をみんなで歌うっていう謎の行事に、もう違和感ですよね。
175Rの歌をきたないおっさんとかおばさんと一緒に歌わされる苦痛といったら。
だいたい175Rとか好きでもなんでもないわけですし、歌ってみたじゃねんだよ、と思いますね。
まあ当時はニコニコ動画はありませんでしたがね。。

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で、保険会社特有のまずは友人知人に生命保険を加入させる試練があるわけです。
まずは自分の大切な人を保険で守るんだ 的な。
まあ体のいい言い訳で保険を売りつけるという事ですよね。
そういう印象を拭いきれないまま営業に行くわけで当然契約など取れません。
営業所長と同行してもらい保険営業しても全く取れないから、所長への不信感も募りました。
他人のせいにしてしまっていた自分も当時は本当に情けなかったですが。

こんな感じで3ヶ月くらい過ぎて、やる気もすっかり無くなりました。
営業中も公園で友達とギターを弾きながら自分が歌いたい歌を歌ったり、本当に適当に過ごしていましたね。
まあ、保険会社にも悪いことしたな、と流石に思います。はい、すいません。

8月くらいだったかな、営業所長とサシの面談があり、
このまま契約が取れないと、10月からは給与が出なくなる という宣告がありました。
外資系生保が全てそうなのかは分かりませんが、とにかく出来高に応じて報酬が上がったり下がったりすると。
で、お前は下がりますよ、と。

なるほど。何か別の仕事を探さないといけないな、と。
そう私は思いました。
そうなればもう保険の営業とかどうでも良くて、仕事中ハローワークに行ったりして仕事を探す日々です。
営業じゃない仕事がいいなと思って色々探していた所
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大学生の頃から、音楽を作るためにMacを触っていましたが、
求人要件にある「アドビイラストレータ、Photoshopが使える」訳ではありません。
ダメかなーと思ったりしましたが、銀行の集団面接で堂々とウソをこき散らかしていた奴らの事をふっと思い出しました。

あいつら出来もしないウソを堂々とこき散らかして、何人かは銀行に受かったんだろうなと。
そう考えると、まあウソついてもダメだったら落ちるし、もし受かったら頑張って覚えたらいいだけなのでは。
という考えに至り、エステ会社の面接を受けることにしたんです。

面接時に作品集持参とあったので、イラストレータやPhotoshopで
ポスターとか作ってる友達から彼の作品を借りて面接に持っていきました。
面接でも「私は大学生の時からこういうデザインをやっている」とか、野球部よろしくウソをこき散らかしました。
結果的には、採用となり無事に外資系生命保険から離れることが出来ました。

で、エステ会社に入社しても、当然DTPソフトが使えないわけです。
入社前に上記の友達から簡単な使い方は教わりましたが、
それでは全く通用しないわけです。
まあどうしたかというと、先輩に使い方を教えてもらいました、、
言えば、結構教えてもらえるもんですよね。
教えてもらったら「いやー、プロの技ってやっぱ僕みたいな趣味でやってる奴とは比べ物になりませんね」とか
「先輩は何で東京とかのデザイン事務所に行かないんですか?そういうレベルですよね?」とか言えば
絶対に次も喜んで教えてくれるわけです。何なら相手から教えてくれたりします。

そうやって会社で先輩に教えてもらいながら、家で復習したりを繰り返して、
1ヶ月くらいで先輩と同等のDTPスキルが身についたりしたので、
ウソをついて入社した訳ですが、すぐにそれがウソではなくなったんじゃないかと思います。
まあその会社で必要なスキルってそんなに高いものではなかったとも言えますが、、

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まあ、とりあえず、出来ないことも出来るというウソをつくのは悪くないと思います。
最終的には出来るようにすればいいと言うことなので。
自分にレバレッジをかける、とでもいいますか、ハッタリとでもいいますか。
この体験から、私は出来ないことでも出来ると言って、その後にめちゃくちゃ調べたりしながら
なんとか出来るようにしています。
今は20年前とは違ってスマホでググれば大抵のことはわかるので、
なおさらレバレッジかけていったほうが得だと思います。

あと、上記のデザイン会社に限らず、社会人として必要なスキルは
実務上のプロフェッショナルな知識とか技術ではなく
「人に気に入られる」ことなのだな、と思います。

去年、農協で新入職員の教育係をやったんですが、本当に好かれようとしない奴で
何だこいつと思ってしまいました。まあ気に入られるには思ってもないことを
言わなければならん場合もあるので、心理的にしんどいのかなとも思いますが
人に嫌われて仕事がうまくいかないよりは、ウソも方便的におべっかを使うほうが
結果的には自分の仕事がうまくいく可能性は高いですからね。
まあ平たく言えば、コミュニケーション能力なんでしょうかね。

思ったことを書き散らしてしまいました。
まとめとしては
①自分にレバレッジやハッタリをかましていきましょう
②技術よりも「人に好かれる」ことを重要視したほうがよいですよ

ということです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
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まあ、ウソついても殺されることって、普通の生活ではあんまりないですからね。
ついていいウソはついたほうがいいですよ、っていう話です。はい。