主題にせまる最後の1時間の授業~「注文の多い料理店」~
学習課題;しんしの“バカ(おろかさ)“は変わったか?
ノートを見て、立場の確認
しんしは変わった、〇と書いていた人?14人
変わらなかった、×と書いていた人?4人
発問1;しんしは猟師ですか?
ちがう。
専門の猟師がでてくる。
東京に帰っていく。わざわざ山に来た。だからちがう。
仕事ではない
発問2:なぜ山に来たのですか?
動物を鉄砲でうつため
あそびで
指示1:次の言葉をさがしなさい。
「早くタンタアーンと打ってみたいものだな」
「どてっぱらに2,3発おみまいもうしたら痛快だろうねえ」
「くるくる回ってそれからどてっとたおれるだろうね」
発問3:だれの言葉ですか?
しんし
指示2:しんしの言葉を聞いて感じたことを言いなさい
動物をばかにしている
いやな感じ
おもしろがっている
指示3:次の言葉をさがしなさい
「呼ぼうか、呼ぼう。おい、はやくいらっしゃい。いらっしゃい」
「さあさあ、早くいらっしゃい。」
「ナフキンをかけて ナイフをもって、舌なめずりしてまっていられます」
発問4:誰の言葉ですか?
山猫
発問5:しんしの言葉と山猫の言葉を聞いて気付いたことはないですか?
両方ともおもしろがっている
似ている
発問6:注文の途中でしんしは気づきますが、山猫はバレて困っていますか?
困っていません
逆に楽しんでいます
気付かれた後でも、「さあさあ、早くいらっしゃい!」と言っているので困っていない。
説明 しんし、人間が動物に対して言っている、行っていることを、山猫、動物がそっくりそのまま真似しているように見えますね。
しんしのセリフを山猫のセリフとして書くと、
「横っ腹にナイフを2,3回おみまいもうしたらずいぶん痛快だろうねえ」
そういうことだね。
発問6:「注文の多い料理店」という物語で言いたいことは何でしょうか?
単にしんしがだまされた、というお話ではなさそうですね。
指示4:ノートにズバリ書きなさい。
動物の命を大事にしないと大変なばちがあたる
動物の命をもっと大切にしなさい
人間は自然を大切にしないといけない
説明2 みんなの発表したことを図にしてみます。
山猫は、しんしにそういったことを教えてくれていたのかもしれない。
発問7:それでは、しんしはそれに気づき、心を入れ替えたのでしょうか?
指示5:発表しなさい。
気付いていない。(ほとんど全員)
発問8:教科書から証拠をさがしなさい
「おーい、ここだぞ、早く来い。」というセリフ
・言い方がえらそう。
・反省しているように見えない。
「山鳥を10円ほど買って東京に帰りました。」
・あれだけ怖い思いをして、それでも山鳥を買って帰っている
・動物の命を大切にしろと教えられたにもかかわらず、ちゃっかり買っている
・反省していたら買うはずがない
さっき、〇〇くんが、「猫はとびらから出てきて食べちゃえばいいのに。」と言っていました。
発問9:山猫は、しんしを本当に食べるつもりだったのでしょうか?
・食べるつもりはなかったと思う。
・いつでも食べられるはずだったのに出てこなかった。
・動物の命のことを教えるために怖がらせたのだと思う
説明 なるほどね。
それでもしんしは助かったと分かった瞬間、「おーい、こっちだぞ。早く来い」とえらそうに言ったわけだ。
先生もしんしのおろかさは変わらなかったと考えます。
お金をもち、ぜいたく、高級志向の人間たちが、自然の中にあそび半分で入ってくる。
そういうことは許せない。自然をばかにするな。自然をこわすなんてやめなよ。大切にするべきでしょ。と宮沢賢治さんは私たちに言いたかったのかもしれませんね。
授業を終わります。
学習課題;しんしの“バカ(おろかさ)“は変わったか?
ノートを見て、立場の確認
しんしは変わった、〇と書いていた人?14人
変わらなかった、×と書いていた人?4人
発問1;しんしは猟師ですか?
ちがう。
専門の猟師がでてくる。
東京に帰っていく。わざわざ山に来た。だからちがう。
仕事ではない
発問2:なぜ山に来たのですか?
動物を鉄砲でうつため
あそびで
指示1:次の言葉をさがしなさい。
「早くタンタアーンと打ってみたいものだな」
「どてっぱらに2,3発おみまいもうしたら痛快だろうねえ」
「くるくる回ってそれからどてっとたおれるだろうね」
発問3:だれの言葉ですか?
しんし
指示2:しんしの言葉を聞いて感じたことを言いなさい
動物をばかにしている
いやな感じ
おもしろがっている
指示3:次の言葉をさがしなさい
「呼ぼうか、呼ぼう。おい、はやくいらっしゃい。いらっしゃい」
「さあさあ、早くいらっしゃい。」
「ナフキンをかけて ナイフをもって、舌なめずりしてまっていられます」
発問4:誰の言葉ですか?
山猫
発問5:しんしの言葉と山猫の言葉を聞いて気付いたことはないですか?
両方ともおもしろがっている
似ている
発問6:注文の途中でしんしは気づきますが、山猫はバレて困っていますか?
困っていません
逆に楽しんでいます
気付かれた後でも、「さあさあ、早くいらっしゃい!」と言っているので困っていない。
説明 しんし、人間が動物に対して言っている、行っていることを、山猫、動物がそっくりそのまま真似しているように見えますね。
しんしのセリフを山猫のセリフとして書くと、
「横っ腹にナイフを2,3回おみまいもうしたらずいぶん痛快だろうねえ」
そういうことだね。
発問6:「注文の多い料理店」という物語で言いたいことは何でしょうか?
単にしんしがだまされた、というお話ではなさそうですね。
指示4:ノートにズバリ書きなさい。
動物の命を大事にしないと大変なばちがあたる
動物の命をもっと大切にしなさい
人間は自然を大切にしないといけない
説明2 みんなの発表したことを図にしてみます。
山猫は、しんしにそういったことを教えてくれていたのかもしれない。
発問7:それでは、しんしはそれに気づき、心を入れ替えたのでしょうか?
指示5:発表しなさい。
気付いていない。(ほとんど全員)
発問8:教科書から証拠をさがしなさい
「おーい、ここだぞ、早く来い。」というセリフ
・言い方がえらそう。
・反省しているように見えない。
「山鳥を10円ほど買って東京に帰りました。」
・あれだけ怖い思いをして、それでも山鳥を買って帰っている
・動物の命を大切にしろと教えられたにもかかわらず、ちゃっかり買っている
・反省していたら買うはずがない
さっき、〇〇くんが、「猫はとびらから出てきて食べちゃえばいいのに。」と言っていました。
発問9:山猫は、しんしを本当に食べるつもりだったのでしょうか?
・食べるつもりはなかったと思う。
・いつでも食べられるはずだったのに出てこなかった。
・動物の命のことを教えるために怖がらせたのだと思う
説明 なるほどね。
それでもしんしは助かったと分かった瞬間、「おーい、こっちだぞ。早く来い」とえらそうに言ったわけだ。
先生もしんしのおろかさは変わらなかったと考えます。
お金をもち、ぜいたく、高級志向の人間たちが、自然の中にあそび半分で入ってくる。
そういうことは許せない。自然をばかにするな。自然をこわすなんてやめなよ。大切にするべきでしょ。と宮沢賢治さんは私たちに言いたかったのかもしれませんね。
授業を終わります。
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