奥野garden ~奥野ガーデン~

記録を残さなければ、
風のようにとんでいってしまう毎日。
授業も然り。
日々の実践等を記していきたい。

青イ花 素材研究

2011-09-18 22:20:42 | 授業実践
========================
 青イ花       草野 心平

トテモキレイナ花。
イッパイデス。
イイニオイ。イッパイ。
オモイ クライ。
オ母サン。
ボク。
カエリマセン。

ヌマノ 水口ノ。
アスコノ オモダカノ ネモトカラ。
ボク。トンダラ。
ヘビノ眼ヒカッタ。
ボク ソレカラ。
ワスレチャッタ。
オ母サン。
サヨナラ。
大キナ 青イ花 モエテマス。
===========================

◆この詩を授業してみようと思う。

 1連の最初の3行とあとの4行のギャップがすごい。
 対比。
 まだ小さい子どもの語り口調である。
 話者は「ボク」。
 さて、ぼくは何者だ?
   ボク。
   カエリマセン。
 とは、いったいどういうことか。
 どこに帰らないというのか。
 家か。母の元にか。
 
 2連にヘビが出てくる。
 ヘビの目が光った。⇒「ボク」ワスレチャッタ。
 ⇒ボクはヘビをおそれている。
 ボク=小さな動物 
   ソレカラ 
   ワスレチャッタ。
 これが意味するのは何か。
   オ母サン
   サヨナラ
 これは、母に向けたメッセージ。
 意味深なのは、最後の「モエテマス」
 これは、炎・ファイヤーの「燃える」?
     草花の「萌える」?
 草野心平は、「春の歌」を書いている。
 ほかにも「カエル」をモチーフにつかった詩をたくさん作っている。
 この「ボク」もカエルなのだ。
 そう考えると、解釈ができそうだ。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 一人で沼にやってきたボク。
 いつもの遊び場だ。
 勢いよくジャンプをした。
 足がオモダカから離れるその瞬間、ヘビと目があった。
 そこで「ボク」の一生は終わった。
 それからのことは思い出せない。
 今、ボクはヘビの腹の中にいる。
 暗く、体は重たい。
 ボクはもうすぐ死ぬ。(まだ生きている。)
 だから、もうお母さんのところへは戻れない。
 だんだん意識が遠のく
 そんな中、ボクは最期に母を思い出した。
 サヨナラをいいたい。
 花畑が見える。
 死の世界だ。
 いい匂いに誘われていくボク。
 大きな青い花がだんだん濃く色づいている。
 もうすぐボクは死の世界に行く。
 サヨナラ オ母サン。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 1連のギャップは「生と死」の対比である。

 6年生。どこまで読み取れるだろうか。

最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最高 (ゆりこう○い)
2021-12-17 11:02:31
いや普通にありがたい!!
ていうとでも思ったかクずがよ
うん、こやないかい
俺の方が頭いいわ
返信する
Unknown (たまごっち大好きゴリラ)
2021-12-22 12:17:48
良いなー
返信する
Unknown (たまごっち大好きゴリラ)
2021-12-22 12:19:29
ゆりこ○せいそんなこと言うな💢
返信する
毒キノコ (マリオに出てくるキノピオ)
2021-12-22 12:20:02
いいやん
返信する
Unknown (エセひろゆき)
2021-12-22 12:21:33
なんかそういうデータあるんですか?
返信する
すマッシュ (ひろゆきっず)
2021-12-22 12:26:38
マイネームいずアイアムネームイズ
返信する
汚い顔してんな (いいニキビ侍だ)
2022-01-20 11:21:58
まじニキビ多いからほざかん方がいいと思うよ
ブラックくん
返信する
えのき (えのき)
2022-01-20 11:22:12
えのき雑魚
返信する
ゴリラ (カナこっちに恋をしたゴリラ)
2022-01-20 11:26:15
バナナ食っとけばいい🍌
返信する

コメントを投稿