奥野garden ~奥野ガーデン~

記録を残さなければ、
風のようにとんでいってしまう毎日。
授業も然り。
日々の実践等を記していきたい。

ポートボールが熱い

2010-10-23 23:35:46 | 授業実践
◆体育で、ポートボールを学習している。
 2時間終了した。
 3・4年合わせても9人だが、大変に盛り上がっている。
 
  準備運動ー基礎練習(パス・ドリブル・シュート)
       ↓
  ゲーム①ー話合い
       ↓
  ゲーム②ーふり返り

という流れで、45分を構成している。だいたい、大まかに、15分×3である。

◆第1時は、学習の流れを教えた。
 2時以降、自分たちだけではじめの15分間まで取り組めるようにした。
 カンタンなルールを教えた。
 そして、ゲームを行いながら、細かいルールを教えた。
 
◆2時間目。
 0-6で前回負けていたAチーム。
 「シュートを決める」という課題が出ていた。
 これをクリアすべく、練習に取り組んでいた。
 「パスをもっと上手にまわしていく」という課題が出ていたBチームは、パス中心の練習。
 結果。
 16-12でAチームが勝利した。

◆見事に、課題をクリアできたAチーム。
 試合には負けたが、パスで得点を重ねることができたBチーム。
 それぞれの成長を褒めた。
 総得点は、16-18でBチームの方が得点が高い。
 次への課題を話合い、終了。

◆来週は、ドリブル・パスのポイントを1時ずつ教え、”戦略”を考えさせていく。
 ポートボールが熱い。

「かける」の学習2

2010-10-22 17:32:13 | 授業実践
◆昨日、取り上げなかった

 ”命をかける”

を中心に学習した。

 どの文例とも意味が違う。
 
 仲間わけできない、一人ぼっちのものである。

 この”かける”を他の言葉で置き換えさせてみた。

 が、難しい。

 「さて、そういう時どうする??」

と聞くやいなや

 「辞書で調べます!!」

の反応があった。

 「よし。それでは、調べてよい。」

◆辞書をみると、様々な”かける”がある。

 大きい辞書には、18の意味が書かれている。

 仲間わけしてきたものが、より明確に書かれている。

 ”命をかける”とは、”大事なことを、そのものによって決める”というような意味がのっていた。

 少し補足した。

「カンタンなこと、大したことでもないのに、”命をかける”なんていうものではない。人生の中で、一度か二度あるくらいだ。」

というようなことを話した。

◆子どもたちから出された文例は、7つほどの仲間にくくることができた。

 一つの言葉でも、多くの意味があることが分かった。

 そして、他の言葉も、同じように多くの仲間わけができるのだろうということが分かった。

 週末、自分で自学してくる子がでてきたら、嬉しい。


”かける”の授業

2010-10-21 17:17:05 | 授業実践


◆かける
 黒板に書いた。
 ”かける”文を作らせる。
 3個ほど例が出てきたら、ノートにたくさん書かせる。
 黒板に書かせる。
 黒板いっぱいに例文が並ぶ。
 書いたものを読ませる。
 
◆ここから、仲間わけに入る。
 ノートに一つのカテゴリーで仲間を作らせる。
 ノートチェックで、一番考えやすいものを扱う。
 全体で検討させる。
 
◆自分でもう一つ仲間を作らせる。
 やり方が分かれば、自力でできる。
 的外れなものもある。
 あくまで国語の学習であることを前提に、取り上げる。
 
◆明日まで行う。
 辞書を調べたくて仕方なくなる。
 言葉一つで知的な学習ができるものだ。
 
 

いいな!と感じた文・言葉

2010-10-12 16:41:10 | 授業実践
◆10の観点で物語文を読み取らせていった。
 
 
 授業しながら、意識にあるのは、次の3点である。

  ☆ 場面ごとに読み取っていく読解学習とくらべてどの点が良いのか。
  ☆ 学び足りない部分はないのか。
  ☆ 子どもたちの読みの深さに変化が見られるか。

◆今日は、「10 いいな!と感じた文・言葉」を中心に学習を進めた。
 逆思考の読みに入る。
 今週末に3年生も4年生も単元が終わる予定である。
 
◆予習を少しずつ入れて学習に入らせている。
 今日の学習では、3年生も4年生も、キーになる文や言葉を指摘できている。
 物語文読解は、楽しい。
  

草刈り、チャーハンそして読書

2010-10-11 14:19:13 | 読書日記
◆昨日は夕方5時から、夜11時ごろまで飲んだ。
 とても楽しい会だった。ビールと梅酒。久しぶりに梅酒を飲んだなあ。

◆朝はスッキリ。
 ホットケーキを焼く。
 DVD鑑賞しながら食べた。「食堂かたつむり」
 柴咲コウ主演の映画である。
 とってもいい映画だった。
 「最近見た映画でよかったのは?」
と聞かれたら、この映画を薦めるだろう。



◆途中、洗濯機にスイッチをいれ、DVD終了と同時に干した。
 朝から気持ちの良い天気である。
 あっという間に乾きそうだ。

◆昨日、飲みに行く前に草刈り機で庭の雑草を刈っていた。
 残り半分を仕上げた。
 庭がスッキリしたついでに、これまた昨日石灰と堆肥と化石肥料をまいておいた畑を耕す。
 お天気で土も良い具合に乾いていた。
 畝をいくつか作った。
 ブロッコリーと菜っ葉を植えよう。
 
◆シャワーで汗を流してほっとしていると、もうお昼である。
 釜に残ったご飯でチャーハン作った。
 これまたおいしくいただく。
 いつもは使っていない布団を干し、学校へ行く。
 明日からの計画を具体的にしていこう。
 


◆最近読んでいる本の1冊である。
 “成幸者”を目指す一人として、大変面白く読ませてもらっている。
 

励ましの”助言”

2010-10-10 08:58:11 | 授業実践


◆『授業力&学級統率力』11月号が届いた。
 さっそく中をみたのだが、いきなりの衝撃。
 岩下修氏の文章に励まされ勇気づけられた。
 教師生活38年目にして、その情熱とたゆまぬ前向きな姿勢に心をうたれる。
 
 岩下先生が今なお”本気”で日々の授業に、教師修行という言葉をもって取り組んでおられる。
 若干7年目の私などが苦労だと思っていることの小さいこと。。。

  ”いつかきっとー”
 
◆朝からとてもよい気分だ。
 佐野元春を聞いてみるか。
 今日は町民体育祭。
 夜まで張り切ってやろう。
 

学校訪問終了。

2010-10-07 16:26:20 | 授業実践
◆学校訪問が終わった。
 昨日は、校長先生宅で一杯。大変楽しい時間であった。
 訪問の授業は、学級活動。
 原実践は、S校長先生の道徳。
 学級活動にアレンジして挑んだ。
 


◆指導主事からの指導助言では、

 ・ 子どもの引きつけ方がよい。
 ・ 難しい題材でどうして子どもがめげずに食らいついたのか。
    →思考場面における丸付け、称賛に励まされていた。
 ・ 時間が少し余って終了していた。練りあいの時間を増やしたかった。
 ・ 終盤での写真を見たときの子どもたちの表情を見て、「この授業は成功だ」と感じた。
 ・ JAのポスターなどを使って授業を組み立てているのは素晴らしい。
    →日頃からアンテナを高くしている証拠である。

等のご意見をいただいた。

◆研究主任として、一人一人の授業について指導助言がいただけるよう、提案をした。
 今回の学校訪問では、「授業力向上のための分科会」を設定した。
 指導主事に、一人一人の授業についてしっかり見ていただき、コメントをしていただくようにした。
 協議会でも、様々な角度から意見が出た。
 楽しい一日だった。 

おせっかいは必要。

2010-10-06 04:56:16 | なんやかんや
◆楽しみにしていた本が届いた。

 

 『おせっかい教育論』鷲田清一 (著), 内田樹 (著), 釈徹宗 (著), 平松邦夫 (著)


 学校訪問の前日ということをわすれて一読。

 この4人があらゆる角度から話を進めていく。

 勉強になるというか、おもしろい!

第3時とアラカルト

2010-10-05 16:26:04 | 授業実践
◆漢字→音読→読み取り(お話の設定)→ふり返り

 ノートに2本の線を引かせた。
 番号と、10の観点、自分の考えを書く3つのスペースを作るためである。

   ①  いつ  ある夏のこと~秋風がふきはじめるころ

という感じで書かせていく。
 昨日の10の観点で読み取っていくことが分かれば、自分たちで懸命に考える。
 だから、一度”通っておく”という作業は必要だと感じる。

◆今日は、設定を授業した。
 家で教科書を音読してくる子が増えていくとよい。
 これもほめながら伸ばしていく。
 
◆自己評価カードを書かせるようにしている。
 前田康裕先生の教室を参観させていただいたときに見た自己評価カードを使っている。
 これは、従来の自己評価カードとは違っている。
 好きなだけ書くことができる。
 意外にこれが子どもにうけがよい。
 実際、休み時間にも長々と自己評価を続ける子どもがいる。
 
◆これまで、やってきたやり方も著名な実践家の追試が多かったし、今回も、あらゆる実践家の授業のエキスを組み合わせて授業をしている。
 ”自分がない”・ ”いいとこどり”とも言う。
が、まだ私はあらゆる所から吸収する時期だと考えているので、それでいい。

◆明日は、学校訪問。
 学級活動。これも、S校長先生の追試である。
 とっても楽しみ!

物語文 第1時

2010-10-04 17:34:55 | 授業実践

◆計画通りに実施することができなかった。
 1時間で10の観点全てを通すことはやはり無謀であった。
 知っている、おなじみの物語文であったので、2時間で完結できた。
 昨晩、簡単でみんなが知っているだろうなあと思われるお話をいろいろ探した。
 今日の朝の思いつきで、結局、「一寸法師」に落ち着いた。
 B4一枚にストーリーを書いて配ることにした。
 
◆まず、物語文の基本構造を教えた。
 板書をノートにきれいに写させた。
 すっきり理解できたようだ。
 次に、一寸法師の読みきかせを行った。
 そして、10の観点を一つ一つテンポ良く進めていった。
 この10の観点は、子どもたちの思考に合っていた。最後の3つほどをのぞけば、7つ目までは、順番通りでOKであった。
 「一番変わったこと」を確定させるのが容易ではない。
 子どもたちは悩むのである。
 主題に関係してくる所であるため、教師も「それはこうだ」とは言えない。
 我慢して、「一文で書くと」に入る。
 この二つで主題に関する意見が出てくる。
 今日の授業では、「変わったこと」が6つ出てきた。
 その中で「一番大きく変わったこと」を考えさせる際、活発な意見交換が続いた。
 このやりとりはなかなか面白く、一人の意見で自分の考えを変える子が出てきた。
 さらに「図に表す」ことをヒントにしながら考えさせると突っ込んだ意見が出てくるのかもしれない。
 この辺りは、明日の通信に書くことにしよう。

◆明日は、複式指導になる。
 国語の複式は厳しいので、教科を違えて指導を行う。
 子どもが、今日の学習を生かして、学習を進めてくれることだろう。
 
 ・・・続く。

2学期【物語文】の学習指導計画

2010-10-03 16:34:08 | 授業実践

◆白石先生著の本をもとに、2学期物語文の指導計画を立ててみた。
 講座で聞いたことと、本で読んだことだけでは、この程度の授業プランにしかならなかったが、やっていきながら修正を加えていこうと思う。
 3年生は「木かげにごろり」、4年生は「世界一美しいぼくの村」である。
 まず、明日は、基本構造と10の観点を教える。


第1時:漢字・物語の基本構造と読むための“10の観点“を教える「別資料」
○ 目 標・・・物語文の基本構造や学習の流れを理解することができる。
○ めあて・・・物語文の学習のやり方を知ろう

第2時:漢字・音読・10の観点で読む「教材文」①(家庭でも進めさせる)
    【1いつ 2どこで 3 どんな人物が 4だれが中心】→<設定の確認>
○ 目 標・・・物語の設定を理解することができる。
○ めあて・・・お話の設定について考えよう

第3時:漢字・音読・10の観点で読む「教材文」②(家庭でも進めさせる)
    【5どんなことが起こった】→<事件に分ける>
○ 目 標・・・物語で起きる出来事や事件を探し、分けることができる。
○ めあて・・・お話を出来事に分けよう

第4時:漢字・音読・10の観点で読む「教材文」③(家庭でも進めさせる)
    【5どんなことが起こったか 6変わったこと 8お話の図】→<山場を探す>
○ 目 標・・・全体を比較しながら読み、変化に気づくことができる。
○ めあて・・・図をかきながら、“変わった(てきた)こと”をさがそう。

第5時:漢字・音読・10の観点で読む「教材文」④(家庭でも進めさせる【10言葉】)
    【7一番大きく変わったことは】→<クライマックスの確定>
○ 目 標・・・物語の山場を根拠を示しながら指摘することができる。
○ めあて・・・図をかきながら、クライマックスを考えよう

第6時:漢字・音読・10の観点で読む「教材文」⑤(家庭でも進めさせる【10言葉】)
    【9一文で書くと】→<物語全体の理解確認>
○ 目 標・・・読み取ってきたことをもとに、物語全体を一文で表現することができる。
○ めあて・・・お話を一文で表そう

第7・8時:漢字・音読・逆思考の読み①
    【因果関係を読み取る1】→<2つの柱を設定し、なぜ?を使って図にする>
○ 目 標・・・中心人物の変容を探ることで、作品を読み味わうことができる。
○ めあて・・・(中心人物)の心をくわしくさぐってみよう


第9時:漢字・音読・逆思考の読み③
    【主題を考える】→<主題>
○ 目 標・・・作品全体で筆者が伝えたいこと・主題を考えることができる。
○ めあて・・・主題を考えよう