品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

口呼吸⇒鼻呼吸へ

2019-01-17 16:22:34 | 呼吸の改善(口呼吸⇒鼻呼吸)
私が、“口呼吸”という言葉に出会ったのは、今から40数年前です。

その頃、高校生だった私は、今でいうアトピー性皮膚炎(当時は、アレルギー性皮膚炎や慢性の湿疹)や

花粉症(同アレルギー性鼻炎)や喘息等のアレルギー疾患に悩まされていました。

生まれてまもなくから、これらの疾患のみならず、原因不明な病気や身体の不調に悩まされてきた私に、

その時に、お会いしたある歯科医師から

「君の病気や体調不良の原因は、口呼吸と顎が狭いからだ」と聞いて、

高校生の私は、その先生の下で自分で、顎を拡大する装置を自ら作り方を教わり、

その拡大装置を自分の口の中に装着しました。

ただ、その頃は、高校生の私にとっては、あまりにも滑稽な話しであり、”口呼吸”も”狭い顎”も

自分の病気や身体の不調と全く結びつかなかったので、暫くしてその先生と疎遠になっていきました。

そんな私が、何の因果か、40数年経った今、

”SH療法”で“狭窄歯列弓”に対応して、”口呼吸”を”鼻呼吸”にかえて、

耳鼻咽喉科や内科の先生たちと通称”Bスポット療法”の連携を

させていただいている事は、不思議なご縁と言わざるを得ません。




   


                                            長野




不顕性誤嚥⇒肺炎

2019-01-17 15:19:20 | 不顕性誤嚥⇒肺炎
数年前、日本人の死亡原因の順位が、変わった事をどれだけの人が気が付いたでしょうか?
順位が変わっても暫くは、テレビやラジオやその他の媒体でも
その事実は、伏せられたままで、最近になって、世の中にも浸透するようになりました。

もっとも死亡原因の順位は、年代ごとに変化するもので、あまり気にすることはないのかもしれませんが。
例えば、私の幼少期の1位は、今のようにがんではなくて、
脳卒中、だったのですから、脳卒中は、1位から4位に順位を大幅に下げたことになります。

3位に躍り出た肺炎ですが、その主な原因の一つに、誤嚥という問題があります。
誤嚥性肺炎は、肺炎の中で主要な位置を占めるのですが、
その中でも不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)が、世界的に有名になっています。
普通は、誤嚥するとむせますが、むせなかったり、睡眠中に無自覚に唾液や鼻汁等が呼吸に共なって、
少しずつ気道に入っていく現象がおこります。
このように本人の無意識のうちに唾液などが気管に入ってしまうことを、
不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)といいます。
その誤嚥した分泌物の中に、口の中や鼻やのどからの細菌が混じっていると、
誤嚥性の肺炎になっていくと考えられています。